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EC担当者に必要なスキルとは?ネット通販業界の人材育成について考えてみる

本日はこの売れるネットショップの教科書でもあまり触れた事の無かった「人材育成」というテーマでお話したいと思います。

というのも、ここ数日のお話ですが店長に無料相談などでご相談される方の中から、「ネットショップの担当者育成」についてご相談いただく事が増えてきたのです。

ネットショップの運営というのは、現在において学校などの専門的な育成機関があるという訳ではないのが現状です。

その為、ネットショップを初めて開設してネット販売を行うという行為自体が、ぶっつけ本番の手探り状態という店長さんも少なくありません。

これは仕方のない事なのですが、やはりネット販売である程度高い売上を作っていく為には、行き当たりばったりの運営体制というのは不安定な経営になりやすくおすすめできない方法です。

店長の知人で、店舗責任者の方と、EC担当者2名の合計3名体制でショップ運営されている方がおられます。

それぞれに持ち場、担当する業務を仕分けしながらも、それぞれ個々の業務スキルアップを望んでおられましたが、一概にネットショップの運営といっても、業務内容は多岐にわたります。

店舗さんによっては、実店舗をすでに持っていて、ネット販売を新たな販路拡大のために利用している方もおられると思います。

実店舗での業務がすでにある場合は、ネット販売、ECを追加するというのは、そこまで業務全般に大きな改変が必要というわけではなく、業務内容をEC用にも整備してやればいいので、主にシステム面や人材面での追加対応が必要となる傾向があると思います。

逆に実店舗を持たずにネット販売だけに専念している専業の方の場合は、経理面や仕入れなどの整理が必要となると思います。

また、注文が入った際の受注処理から在庫管理、商品のピッキングから梱包作業、出荷までの流れも整理しなくてはなりません。

商品の出荷をアウトソーシングするという方法もありますが、こちらについてもある程度売れ行きのある商品でなければ、倉庫などの保管料などのコストが圧迫してしまうため、結果としてコスト高となってしまう傾向にあるように思います。

こうしてみると、業務のひとつひとつにどんな対応が必要で、どのくらいのコスト、費用が発生するのかという事まで全体を知らなければ、ネット販売してもうけを得るというところまでたどり着くのは本当に難しいと思います。

ぶっちゃけて言えば、個人の方が副業、副収入を目的としてネット販売するのであれば、ASPなどのサービスを使わず、ヤフオク!やメルカリで販売してしまうのが最も手軽な方法です。

どちらの出品方法でも約10%の販売手数料はかかりますが、細かい受注処理などは不要ですし、固定費もかかりません。

ただし、あくまでも副業レベルのネット販売、不用品の処分というレベルの場合の話です。

やはり商品を仕入れて在庫を持ち、継続的に物販を行うのであれば、しっかりとしたシステムを持ったASPを利用する事が将来的にもメリットがあると思います。

個人の方が最初にネットショップを開業するのであれば、まずは無料で開業できるSTORES.jp や BASE (ベイス) をおすすめします。

無料で開業できるECサービスで、管理画面などのインターフェイスも非常に分かりやすく、パソコンに慣れていない方でもネットショップを開業できると思います。

こうした「まずやってみること」で経験値を貯めて、自分のショップでより売上増を目指す為に何が必要となるかという問題意識を持てたら、ようやくショップ運営のイロハを学ぶときだと店長は個人的に思っています。

最初から、集客対策や広告利用などを考えると、支払いばかりを先に行う事になり、結果は広告費用よりも少なくなってしまうなんてことは本当に意味がありません。

まずは自分でやってみる。

なるべく無料のツールなどを使って実現する。

どうしても無理だと判断したときにはじめて、有料サービスを検討する。

この順番で十分ネットショップの運営は可能です。

今日の記事のテーマである「人材育成」についてですが、自分でネットショップを運営したことがなければ、一体どんな人材が必要なのかの見当もつかないと思います。

その為、「EC経験者優遇」「HTMLやCSSが分かる人」「フォトショップが使える人」など、なんともアバウトな募集要項を出してしまう事になります。

それも間違いではありませんが、大きな組織でもない限りは、「一騎当千」の担当者が来てくれることが望ましいはずです。

同じ月給を支払って、所持しているアビリティが莫大に多い人を獲得できるなら、こんなにメリットな事はありません。

EC業界は他の業界以上に人材不足であると思っています。

経験者が少ない事、経験者しかその業界にトライしづらい事、そもそも育成機関がないなどがその要因です。

素晴らしいEC担当者に巡り合えて、その人がひとりいるだけでネットショップの売上は2倍どころか5倍、10倍と跳ね上がる事例を店長が知っているだけでも5件以上事例があります。

どうすればよい人材に巡り合えるか、これは永遠のテーマかもしれませんが、ECにおいて大事なのは「スキル」よりも「吸収力」だと思います。

学んだ事を素直に実践できる人、業務遂行に目的意識を持ち、自分の成長として楽しめる人、こういう人材に巡り合えればきっとよい店舗担当者に育ってくれると思います。

今後、この売れるネットショップの教科書では、新人EC担当者さんの育成に役立つコンテンツも配信していければと思っております。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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