自社ECサイトにAmazonPayを導入した場合、なんと新規会員の登録数がAmazonPay導入店舗ではAmazonPayを導入していないネットショップと比べて平均で56％も新規会員登録数が増えたというデータが株式会社フューチャーショップの調査でわかりました。

AmazonPay（アマゾンペイ）とは、Amazonが提供する決済サービスのことです。

AmazonPayを自社ECサイトに導入すると新規会員登録数が56％も増えるのか？

決済サービスでありながら、新規会員獲得数を増やす事ができるのは、AmazonPayのもつ「仕組み」に理由があります。

例えばMakeShop や カラーミーショップ などの「自社ECサイト」にAmazonPayが導入されていなかった場合、新規来店者は、その自社ECサイトでネットショッピングを行いたい場合は、最初に「会員登録」を行う必要があります。

会員登録をせずにネットショッピングができるサイトの場合でも、住所や名前、クレジットカード情報などの個人情報を入力しなければなりません。

個人情報の入力というのは、初めて訪れるネットショップで実施するには非常にリスクが高い行為です。

ただでさえ、日常的にフィッシングメールが横行している状況です。

一度も購入したことがないネットショップでクレジットカード情報を入力する事は、余程そのショップの商品に魅力があって、どうしてもここでしか買えないという場合を除けば入力したくないというのが本音でしょう。

どこか別のショップで購入が可能な型番商品の場合は例え価格に多少の安さがあったとしても、ユーザーは安心して購入できる売り場で注文する傾向があります。

要するに、見慣れないネットショップでは基本的にはネットショッピングを行いたくないというわけです。

AmazonPayは、Amazonのアカウント情報をそのまま利用してネットショッピングが可能な仕組みですから、ユーザーは個人情報を入力する必要が一切ありません。

最短2クリックで初めて訪れたネットショップでも注文する事ができます。

また、AmazonPayを利用して、会員登録も連携させる事ができるので、新規会員登録率も上がるのは当たり前なことなんです。

そしてAmazonPayの強みとして「セキュリティの高さ」があげられます。

そして、ECサイト運営者が気になるポイントである「基本使用料」と「決済手数料」ですが、AmazonPayは導入に関しては一切費用がかかりません。

初期費用も無料、月額利用料も無料、トランザクション料という受注事にかかる料金も不要です。

かかる手数料は決済手数料の「4％」だけですから、こんなに導入しやすい決済方法はなかなかありません。

自社ECサイトを運営している方にとって、AmazonPayは今後導入する事が望ましい決済方法だということはお分りいただけたかと思います。

自社ECサイトを運営されている方は、現在利用中のECシステム、カートシステムにAmazonPayが導入できるかどうかを確認してみて下さい。

ただしAmazonPayの導入は、法人でなければ利用できなかったと思います。

その点だけがネックですが、法人でネットショップを運営されている方であれば導入しない選択はないと思いますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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