Amazonの日本事業である、アマゾンジャパンは、2019年6月3日に、スマートフォンに表示させたバーコードを利用してAmazonギフト券のチャージができるサービス「Amazon Cash（アマゾンキャッシュ）」の提供を開始しました。

AmazonCashとは、スマホのバーコードをコンビニやドラッグストアなどの店頭レジで提示して、現金を支払う事でAmazonギフト券の残高に追加される仕組みです。

AmazonCashの対象店舗は、1万5000店舗以上で、1回のチャージには500円～4万9000円まで、1円単位でチャージする事が可能とのことです。

ここで気になるのがAmazonCashの役割が、PayPay などのバーコード決済、スマホ決済とは少し異なるという点です。

AmazonCashは、コンビニやドラッグストアの店頭で現金をAmazonギフト券にチャージする事ができるため、どちらかと言えばWAONなどのようなプリペイド系の方法を採用しています。

これは、クレジットカードを持たない人にとっては、現金をそのままAmazonギフト券としてチャージできるため、Amazonでのオンラインショッピングに利用する事ができるようになるわけです。

Amazonギフト券自体はコンビニなどで販売されていますが、ギフト券を買わずに直接現金でAmazonCashにチャージするという方式になります。

その為、今までクレジットカードを持っていなくてAmazonを利用していなかったユーザーなどを新規顧客として取り込める可能性があります。

リリース直後は、ウェルシア、ココカラファイン、マツモトキヨシ、スギ薬局、コスモスなどのドラッグストアが中心となりますが、今後は利用できる場所はどんどん拡大していく事が予想されますね。

また、2019年5月13日～7月28日の23：59まで、3,000円以上をギフト券残高に追加することで、次回のお買物に使える500円クーポンをプレゼントするというキャンペーンもおこなっています。

Amazonもキャッシュレスに向けてAmazonCashをリリースしてきましたから、今後EC業界全体がリアルな店舗でもキャッシュレス決済と連携していくでしょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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