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ネットショップの運営で消費税増税に備える方法・対策とは?

2019年10月1日から、消費税が10%に引き上げられる事は皆さんご周知のとおりかと思います。

過去の消費税の税率の変化は以下の通りです。


 消費税率の推移
1989年4月1日 0%→3%
1997年4月1日 3%→5%
2014年4月1日 5%→8%
2019年10月1日 8%→10%(予定)


消費税が増税される直前に必ず起こってきた事があります。

増税前の駆け込み需要です。

前回の消費税増税が行われた、2014年に消費者の行動がどのような動きとなったのかについて、株式会社インテージさんの調査データをもとに今回の消費税増税の対策についてネット通販事業者の対応にスポットをあてて考えてみたいと思います。

上記のグラフは、消費税増税が行われた、2014年と1997年の消費者の生活必需品に対しての主婦の購買金額の比較を行った図となります。


このデータを見てみると、消費税増税が実施される約一カ月半前頃から、消費する金額が急激に上がっていることがわかります。

テレビなどでも、消費税増税のことに繰り返し触れる時期であり、スーパーマーケットなどでも、店頭で増税前に買っておこうという買い煽りを行う傾向がある為だと思います。

消費税増税は、避ける事ができない事であり、生活必需品なら、確実に消耗しますし、リピート購入する商品ですから、いわゆる駆け込みで買いだめするという行為自体は、人間の心理としてもなんら不思議なことではありません。

今回の消費税増税でも、このグラフのように、増税開始の一カ月半前くらいから生活必需品の需要は高まる事はほぼ間違いないでしょう。

そして、この生活必需品需要に関して言えば、2019年の今回の方が、インターネット上で購入される可能性は高まると予測できます。

日本国内のEC市場の流通総額は、2018年度は18兆円規模であることが発表されています。


大量に日用品や生活必需品、水やお米、ティッシュやトイレットペーパー、紙おむつなどを購入するなら店舗よりもネット通販の方が手軽です。

また、商品によっては、リアル店舗よりもネット通販の方が安いというケースは今現在も多々見受けられています。

消費税増税直前には、日用品や消耗品などの生活必需品への需要が大きく高まると思いますので、生活必需品を販売されているネットショップの店長さんは、可能な限り早めの売り場づくりを心掛けてみて下さい。

ちなみに、2014年の増税時に急激に売れた生活必需品としては、「石鹸」「漂白剤」「生理用品」「歯磨き関連」「シャンプー」「調味料」「飲料製品」などが売れたようです。


需要が高まり始めるのは、おそらく8月中旬、お盆休みくらいだと思いますが、売り場づくりは6月から行ってもいいと思います。

より早い段階で需要を獲得することは、競合店舗より早く売上を確保する方法としては重要な施策でもあります。

そして、今回の消費税増税に関して言えば、過去にはなかった事が行われるのですが何かわかりますか。

国のキャッシュレス推進の意図もあり、消費税増税後の支払方法として、キャッシュレス決済、つまりPayPay などのスマホ決済などを利用する事で、ポイントという形で最大5%程度のポイントが還元される事が想定されています。

これは、国が行う事で、PayPayやその他キャッシュレス決済が還元しているポイントとは別になります。

つまり、消費税増税後には、キャッシュレス決済を利用すれば、ポイントバックという形で、消費税増税前の8%よりも実質は低い状態で商品の購入ができる可能性があるという事です。

仕組み的な事は低減税率など混乱しそうな問題は残されていますが、キャッシュレス推進には増税後のポイントバックは非常に大きく寄与しそうな予感がしています。

というのも、日本という国に限っては、お買い物時のポイント還元を非常に好む国民性があるからです。

街で買い物、食事をすれば、小さな個人商店を除けば、ほとんどの店舗で何かしらのポイント還元を受ける事ができます。

ポイント還元が当たり前の国にあっても、増税後に関しては、消費者の多く、8割以上が支出を絞るという事がインテージさんの調査結果で報告されています。

消費税増税になるまでは、特需的に売上が作りやすくなりますが、増税以降は、たとえポイント還元があったとしても、消費者意識としては、数カ月~一年程度は消費が冷え込む事もまた間違いなさそうです。

気づけばもう消費税増税まで4カ月たらず。

さっそく増税前の需要を獲得する売り場づくりをすすめてみましょう。

本当にこれは先に準備しておくことを強くお勧めします。

もし読者の方が小売業などを行っておられて、まだネット通販を行っていないのであれば、今のうちにネットショップを開設してネット販売を行う事を検討してみて下さい。

大手ECモール、楽天市場 やAmazonは特に需要が高まった際に注文が集まりやすいのでおすすめの売り場です。

Amazonは比較的短期間で出店可能ですが、楽天市場の場合審査などの兼ね合いで出店まで1カ月程度かかる事が通例です。

まずはの固定費や月額利用料、販売時の手数料などを知る為に楽天市場に資料請求 されるとよいと思います。


楽天市場に実際に出店してみての感想などはこちらのページをご覧ください。


また、令和になって店長が一番おすすめするショッピングモールは、KDDIグループが運営するWowma!(ワウマ)です。

こちらも記事としてまとまておりますので、ネット販売の場所の候補として検討してみて下さい。


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