最近のネット通販の傾向として、スマートフォン、スマホからネットショッピングをするユーザーが増えている事はご存知でしょうか？

このスマホでのネットショッピングの傾向は2016年頃から加速していましたが、2019年に入り、パソコンとスマホの利用比率が完全に逆転している状況となっているのです。

これまではアパレル、ファッションやコスメなど比較的若年層や女性層が多い商品を販売しているネットショップにはスマホからの購入率が高い傾向があったのですが、現在ではほぼすべてのジャンルの商材、商品においてパソコンよりスマホから検索、注文するユーザーが増えているのです。

これは特別不思議な事ではなく、店長も普段よくネットショッピングをするAmazonなどはスマホアプリで注文していることがほとんどになりました。

また、ヤフーショッピングや楽天市場 の場合、スマホからの注文でポイントが多く還元されるイベントをほぼ常時実施しているため、ユーザーはアプリ経由で購入することがポイント獲得には必須対応でもあるため、必然的にスマートフォンからのネットショッピングを実施する導線が出来上がっているのです。

また一度アプリをインストールしてしまえば、発送連絡などもアプリの通知で行われるため、非常に分かりやすく便利であることもメリットといえます。

5年くらい前まではパソコンでなければ商品の比較などが難しいといわれていましたが今はスマホでも商品の検索や比較が容易に行われますから、パソコンからの注文よりも身近にあるスマホの方が手軽に購入しやすいというライフスタイルになっているのかもしれません。

ネットショップ運営者としては、スマホ対応はもはやパソコンよりも優先して実施すべき問題、対応課題となっています。

ネットショップを始めて出店される方などは、ついついデザインレイアウトなどに注力しがちなのですが、大多数のネットショッピングユーザーはトップページから来店するよりも商品ページから来店する傾向があります。

その為、トップページのデザインやレイアウトを一生懸命作りこんでも半分以上のユーザーはトップページを見る事なく離脱している傾向があるのです。

注力すべきはスマホで見ても商品説明がわかりやすい事、買いやすい導線になっているかどうかという点です。

とくに楽天市場 ではパソコン版の商品説明は非常に丁寧に作りこまれているのに、スマホ版になると、その画像がそのまま表示されてしまっている店舗さんも多く、スマホの画面サイズでは商品説明の文字が小さすぎて読めない事もしばしば見受けられています。

なかなかスマホまで手が回らないという店舗さんも多いですが、時代はスマホ、スマホファーストで対応していく時代となりました。

もしこれからネットショップを新規で出店する事を検討されている方がおられましたら、スマホ対応に関しても出店場所選びの重要ポイントとして考えておいた方がよいと思います。

また無料で出店できるネットショップとして人気があるBASE (ベイス) は、デザインテンプレートがすでにスマホ対応もされているのでおすすめですよ。

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