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【SNK】メモメモ【SNK】

 少し前に、旧Twitterのクライアントソフト(っていうの? よく判らん)のTabtterのサービスが終了した。終了したというか、終了していたことにあとで気づいた。
 TabtterはTwitterにブログ的な機能が組み合わさったサービスで、ふつうならTwitterでは投稿できないようなまとまった長文を日記風にアップできることから、ぼくもたびたびSNK関係の記事を上げていたのだが、使い勝手の面で不満な面などもあったため、ある時期から一部の記事は徐々にpixivに移行させたりしていた。ただ、前述の通り気づいたらサービスが終わっていたおかげで、移行が間に合わなかった記事もある。
 そのうちのひとつが、「いつかこんな二次創作を書きてえなあ」という、メモ? 構想のようなもので、序章の序章くらいのところだけはできており、それをアップしたりもしていた。

 そこで、「こっちはさすがにそう簡単には消えてなくなるめえ」と思われるここでそのメモを再構成し、いつか本格的に書く時のための備忘録にしていこうと思う。まあ、実際にそれが完成したらアップするのはpixivになるのだろうが、あっちは何というか、小説以外はアップしたくないというぼくのこだわりがあるので、きちんとした文章になるまではこっちにしておく。
 というわけで、まだぼや〜っとした構想しかない二次創作小説『大海上奇譚だいはいしゃんきたん(仮)』、登場人物や大まかなあらすじなどは以下の通り。ちなみにここでいう海上というのは海の上という意味ではなく、当時流行した上海の表記(らしい)。バブル期の業界人が寿司をシースーとかいってたあれを、100年前の人間もやっていたという驚愕の事実。

 舞台は1920年代の清帝国、魔都上海。当時の上海は、フランスや日本、アメリカ、ドイツといった列強各国の租界地が集中しており、軍事的、政治的な緊張が高まっていた。そこに居合わせたのが、フランスのスパイと噂される謎めいた少年アッシュ・クリムゾン無頼の喧嘩師シェン・ウー、そして河北から来た名家の三男坊デュオロン。舞台が舞台だけにこの3人ははずせない。いかにもありそうな役どころを割り振ってもすごくしっくりくる。
 そのほかには、

 二階堂紅丸→日本軍に協力する貿易商。
 麻宮アテナ→進歩的な思想を持つ良家の娘で、今は二階堂家に居候中。
 チン・ゲンサイ→上海大学の変人教授で考古学が専門。
 シイ・ケンスウ→チンの助手でアテナ大好き。
 エリザベート・ブラントルシュ→フランス大使付の女性武官。
 シャオロン→デュオロンの妹。

 みたいな連中がまず登場。
 そんなある日、父の形見の古い宝剣をたずさえたリー・シャンフェイがチンを訪ねてやってくる。不慮の事故に巻き込まれて命を落とした父の遺志を継いで、シャンフェイはいわくつきの宝剣の正体を掴もうとしており、その協力をあおぐべくチンのもとへ来たのだった。
 しかし、そんなチンたちの前に、宝剣を奪おうとやってくる山崎竜二と秦兄弟。実はその宝剣には、始皇帝が残したとされる財宝の行方が隠されているのだという。
 宝剣を守って逃走するチン一行だったが、それを追うのは山崎たちだけではなかった。軍備増強を推し進める西洋列強各国にとっても、始皇帝の秘宝は重要な戦略物資といえる。宝剣に秘められた謎を解明し、莫大な財宝を手に入れるのは果たして誰なのか? 何かワクワクする展開を刮目して待て!

そもそも上海っていう舞台がよくない! 何か独特な魅力があるというか、な?

 ……いや、こういう大雑把なネタを大まかに考えるだけなら楽なのだが、実際にきちんとした形で完成させようとすると、それはもう凄まじい労力がかかるのが目に見えている。というか、こういう話を『KOF』のキャラを借りてきてやるなら完全なオリジナルでやるべきなんじゃないの? わざわざこれを『KOF』キャラでやる必要性ってある? みたいな葛藤もあり、構想からなかなか先に進まないのがニンともカンとも歯がゆい感じ。
 まあ、死ぬまでには形にしたいな、とは思う。
 思うだけ。

 ちな、シリーズの主人公のはずの草薙京は、旧制高校を落第し、夢とロマンを求めて世界を旅するトレジャーハンターとして登場する予定。

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