漫画

自分が漫画のコマの中に収まるなんて…!

漫画が大好きで小さい頃からずっと読んできた。
漫画好きあるあるで、自分にも描ける!と思ってやってみるものの「こりゃあかん…」と早々にペンを折る…という体験もしている。
そのあとは読む専門で、ひたすら読む→数年に1回、数百冊を処分する→ひたすら読む…というのを続けている。

そんな私が、ひょんなことから漫画のコマの中に入ることになった。
知り合いの業務用漫画家さんからモニター依頼をいただいたのだ。
表向きは「自分の仕事を漫画でわかりやすく紹介してもらえるのは嬉しい」という体で「お願いします」と答えたが、内心は「自分が漫画のコマの中に入れる!ひゃっはー!!」だった。

業務内容のインタビューを受けた数日後、ネームが上がってきたときの感動といったら、今まで体験したことのないものだった。
そりゃそうだ、漫画作りに参加したことがないのだから。
この段階では、自分のキャラデザはあまりよくわからない。
お話の流れや文言の修正をして、いよいよペン入れへ。

ペン入れされたものが上がってきたときの感動といったら、今まで体験したこのないものだった。
そりゃそうだ、漫画作りに参加したことがないのだから。
感動以外の感想が出てこない自分が憎い。

しかし、気持ちが落ち着いてから見てみると、自分のキャラデザが気になった。
「ちょっと美人すぎやしないか…お客さんに『ジャロがあるジャロ!』って言われたらどうしよう…」と。
これって、難しい問題だなぁと思った。
超絶美人とかイケメンは良いけど、そんな人はあんまりいない。
だいたいの人はそんなに美人ではないしイケメンでもないし、ちょっと太っていることもあるだろう。
それを、どこまで、どういう風に描くのか。
そして、描かれた本人は、どのように自分のキャラデザへの希望を伝えるのか。
ちなみに、私の顔は描き直してもらった。
実物より若くて痩せてて可愛らしいけれど、まぁ、イラストだから許されるだろう…。

自分を漫画にしてもらう体験、普段は気づかなかった「自分が自分へ下している評価」が見えてきて面白い。
美人に描いてもらえると嬉しいのかっていうと、そういう訳でもないんだなぁ。

出来上がった漫画はこちら。

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