周りの人は自分の鏡

母が病気になってから、アメリカと日本を年に2回以上往復したり、日本に長期滞在することが何度かあり、その都度、会社の社長には、多大な理解をしてもらっていて、心から感謝している。介護休暇などないし、有休はとっくに使い果たしているので、実質、期限のわからない休職状態になっているが、また同じポジションに復帰できることはわかっている。社長自身がひとりっ子で、日本にいたお母さんが、認知症や肺炎を起こしたりで、頻繁に日本に帰っていて、看病をした末、2年前に亡くなったこともあり、私の状況をよくわかっていて、たまにLINEでメッセージも送ってくれる。

一方で、直属の上司である部長は、私の状況もわかっているはずなのに、何も言わない、ほかの社員も、気のきいたことを言える人は誰もいない。友人たちも同じ。

何と言ったらいいかわからない、というのが理由だろう。あとは、まあ所詮は他人事。10年以上前に、父を亡くした時もそうだった。

悲しくなったが、それと同時に、自分も同じかもしれない、と思って、さらに悲しくなった。

癌の患者さん、そのご家族だけではなく、状況が違っても、大切な人を失う怖さ、悲しみ、虚しさ、今は十分に理解できる。

私は、今こうして、母を看病することで、人として成長する機会をもらえているんだなと思う。

看病や介護をしている人は、毎日忙しくて、ネットに向かう時間もないかもしれないけど、ふと、目に止まった私のブログが誰かの役に立ったらいいなと切に思う。


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ひとりっ子

海外在住ひとりっ子 母の介護

40代ひとりっ子の介護日記です。子宮頸癌末期の母を、ひとり自宅で介護しています。毎日、母の激しい痛みと戦っています。
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