結果を気にすると逆効果

結果を確認し、そこから学ぶことは重要だ。それなくして改善し続けることは不可能である。

だがしかし、結果に対していちいち心を動かすのは止めた方が良い。期待通りにならなかったからと言っては、傷ついたり、ショックを受けたり、やる気を失ったりしていたら、夢など永遠に叶わねえからさ。

俺たちの仕事は確率に支配されている

そもそもこの世に、100%うまくいくことなど存在していない。あるのは「うまくいく確率が高いこと」と「そうでもないこと」の二つだ。

ということはつまり、俺たちの仕事は前者「うまくいく確率が高いこと」を大量に実践することであり、結果を期待したり、神頼みをしたり、占い師に見てもらったり、いちいち傷ついて悲しんだり苦しんだりスローダウンしたりすることではないのだ。

うまくいきそうなことを厳選したら、あとは数稽古

くり返す。俺たちの仕事は、期待値がプラス（つまりは大量に実践すれば最後はプラスになる）ことを大量に実践すること。

サイコロで6を100回出そうと思ったら、6が出やすいサイコロを探してきて、ひたすら何百回も投げ続けるだけだ。そこに悲しいとか苦しいとか辛いとかやる気が減退するとかいった要素はゼロのはずである。俺たちの仕事もまさにそれと同じなのだ。

重要なのはプロセスに気を配ること

結果を気にしないとしたら、どこに力を入れれば良いのだろうか。

簡単だ。プロセスに力を入れるのだ。サイコロの話で例えれば、6が出やすい投げ方があるならそれを一生懸命する。ないなら大数の法則が働きやすいように、できるだけ毎回「正しく」投げる。

そして全力で「正しく」できたら、そこから先は神の領域（©三浦綾子）。結果を完全に手放すのだ。

自分ではどうにもならないことでいちいち苦しむのをやめたとき、道は大きく開かれるのである。

応援してるぜ。