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咲くやこの花館と鶴見緑地

こんにちは、うりぼうです。

ご無沙汰しています。みなさんお元気ですか?

最近の私は、というと、忙しい日々で少々ぐったり、休日もなんだかやる気が起こらず、今更ながらハリーポッターを読んで過ごしておりました。
(ようやく「死の秘宝」まで読み進めました。)

note、なかなか開けずすみません。

春の野草がちらちらと目に入ってくる季節。

そろそろ記事を、と思ったのですが、その前にフォローさせていただいているaiさんの記事のコメントに「植物や自然からパワーをもらいに行きたい」と書いたところ「咲くやこの花館、いつもと違う感じでおもしろいかも」とお返事をいただきました。

咲くやこの花館。いいなぁ…

「咲くやこの花館」は、かつて大阪の鶴見区で開かれた「国際花と緑の博覧会(通称:花博)」当時に建てられた、大阪市のパビリオンでもあったとっても大きな温室の植物園(植物館?!)です。

昔、写真教室に通い始めた頃、よく鶴見緑地に散策に行きました。

春にはレンゲ、タンポポ、ナズナ、秋にはコスモスや、ヒガンバナ、また紅葉や新緑、バラ園、そういった植物が自然に、または植えられて咲いている姿が好きで、写真の練習もかねて撮りに行っていたのです。

春のレンゲとスズメノテッポウ
秋のヒガンバナ

その帰りに、「咲くやこの花館」にも何度か寄りました。

しかしいつも、ほとんど人がおらず貸し切り状態。

経営大丈夫?とか心配しながら(余計なお世話^^;)、すごく大きな規模の温室に咲く美しい花々や、小さなお花、多肉植物を見ては「綺麗だな~」とシャッターを重ねておりました。

ヒマラヤの青いケシ(2012撮影)
たしか月下美人だったはず…(2012撮影)
咲くやこの花館では、日中に咲くように調整されています。

まだそれほど野草とか調べたりしていなかった時なので、特に「この植物は!!」みたいな衝撃もなく、のほほ~ん、と楽しんでいました。

最後に訪れたのは写真フォルダを見ると、どうやら2012年。

もはや10年以上…経っているではないですか。

やっぱり行ってみるか、と決めたのは先週のこと。

天気予報を見ると土曜日しか良い天気に日がなかったので、その日に行くことにしました。

とはいえ、久々の好天!洗濯したりしてたらすっかり出発が遅くなり、鶴見緑地についたのは14:20でした。(遅い…)

以前は昼前に訪れ鶴見緑地を満喫したあと、14時過ぎに「咲くやこの花館」に寄って帰るルートだったのですが、「咲くやこの花館」は16:30最終入館。
鶴見緑地を満喫していたら閉まってしまいます。

そいうわけで、この日は「咲くやこの花館」を優先します。

一歩足を踏み入れると、連休の中日でしかも好天ということもあって、とっても人が多い!!

昔の私の心配は全く必要なかったようです^^;

まずは入ってすぐの「熱帯雨林」エリアへ。

上からみた熱帯雨林エリア

ここは本当に熱帯雨林にいるかのような湿度を温度が保たれています。
どうやら、今の展示はランっぽい仲間が多いようです。

大きなガジュマルの近くにもお花が

大きな木の下には変わった植物もあります。

アンスリウム'アロー' (サトイモ科 園芸種)
葉っぱは確かにサトイモに似てました。
お花真っ盛りな様子
コブラオーキッド
コブラのような形から名前が付けられてのかしら?!

ロータスガーデンには、ロータス(蓮の仲間たち)とオジギソウの仲間がいました。

オジギソウ、こんなお花なんですね!葉っぱばかり意識してました。

ミズオジギソウ
ニンファエア 'サザンチャーム'

ハイビスカスワールドに向かう途中、オオジバシリっぽいものと出会いました。一瞬展示されてるのかと思っちゃった^^;

ちょうど近くにプレートがあったので、
展示かと思いました^^;

ハイビスカスワールド、ハイビスカスってこじんまりしたサイズだと思ってたのですが、大きいものが数種類あって驚きでした。

でっかい!
ハイビスカスの蕊、可愛い。
これもハイビスカス

次は「熱帯花木室」へ。
アボカドのお花が咲いてました。

アボカドのお花
(ピントが合ってない^^;)
意外と小さい!
なんとなくかわいいパラボラッチョの木(手前)
ベニヒモノキ
ブラシノキは知ってましたが、
ヒモノキもあるんですね…
モールみたい。
コエビソウ
うん、エビに見える

外にはクリスマスローズが!

もっと群生しているところもありましたが、あえての一輪で。

「乾燥地植物室」はサボテンがお花を咲かせていました^^

ミニオンズが浮かんじゃいました
「なんだい?」
首をかしげてるみたい

「高山植物室」
昔から、私はこの部屋が好きです。

「ヒマラヤの青いケシ」もここのエリアに咲きます。

今回は「セツブンソウ」まだ咲いてるかな?ということでワクワクしてきましたが、色々楽しめしたよ^^

原種シクラメン
リュウキンカ
よく見かける「ヒメリュウキンカ」とどう違うのだろう?とずっと思ってたけど、見てみるとずいぶん違う
【参考】近所のヒメリュウキンカ
楽しみにしてた セツブンソウ
終わりかけで、特徴の青い蕊もくすんでる。
花びらも黄色っぽくなってる…
来年また見にこようかな。
牧野先生が愛した バイカオウレン
すっかり花びらが落ちてました(T=T)
クロユリ
さっそく香りを確かめてみたら、
確かに独特の香りだけど、
漢方に近いような香りだった。
エーデルワイス
「サウンドオブミュージック」を思い出します。

ここには苔もたくさん!
しかも名前プレートつき!!
(ありがたや~)

展示なので
「触りたい、もふもふしたい!!」
という衝動を抑えながら数枚撮りましたが、苔だらけになっちゃうので割愛します^^;

この日、「咲くやこの花館」では「カカオとコーヒー展」というイベントも行われていました。

コーヒー展や、ワークショップ、チョコレートドリンクの販売など行っていましたよ。こんなイベントもあるんですね^^

イベントで展示されていた
カカオの木
結構大きい実でビックリしました。
触れる展示も!
乾燥したカカオの実、
振るとシャカシャカ中から種の音がしました。

「咲くやこの花館」を出たのは16時ごろ。
急ぎ足で回ったつもりですが、結構満喫していたようです。

でもせっかくなので、久しぶりに鶴見緑地も見たい!!

この時期野草はあまり咲いてないでしょうが、小走りに回りました。

鶴見緑地のメタセコイヤ並木はとても大きいです!
風車前
現在はビオラが満開手前です。
さらに手前では、ネモフィラが数輪咲き始めていました。

花博の跡地である鶴見緑地は、当時の各国のパビリオン跡が良い雰囲気で残っています。

10年前はコスプレイヤーさんたちがよく撮影していたりもしましたが、今もそうなのかな?

今回訪れると、滝や川が流れていなかったり、変わったところもありましたが、おおむね良い感じでしたよ。

プレートには当時の国名が記されていて、それも面白いです。

アイルランド
確か韓国
ブルガリア人民共和国
(現在のブルガリア)
オーストリア共和国
見えにくいですが、奥にある黒い像はバイオリンを弾いています。
グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国
中華人民共和国
側面の壁、瓦が龍っぽくてかっこよいです。
中には入れません。
オランダ王室

他にも色んな国のパビリオン跡があるのですが、帰れなくなるので今回はこの辺りまで。

花博当時は小学生だったのですが、結構各国のパビリオンが楽しかったような記憶があります。

スイスの衣装がかわいいかったような気がするとか、スリランカ(だったかな?)のカレーが美味しかったとか。
(あやふやな記憶ではありますが^^;)

弟が3時間くらいJT館に並んで、アトラクションに入ったのですが、体感5分くらいで出てきて「短かっ!!」と小さな衝撃を受けたのも、今ではいい思い出。

最後に鶴見緑地で見かけたお花を挙げておきますね^^

マンサク
春を告げるお花のひとつです
ユキヤナギも花開いてました。
アセビ
赤もかわいいですね
春といえばのタンポポ!

鶴見緑地、色んな魅力がある場所なので、もし機会があったらおとずれてみてくださいね^^

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

記念のはなずきんちゃんマンホール

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