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名取さなさんの集大成を見届けてきました(さなのばくたん。2023感想)

すごかったね〜…
今年はnote書かなくてもいいかな…とか思ってたけど、書きたくなっちゃった。


今年はCINE8でした

前半の話

ばくたん当日に向け、復習としてさなコレvol.1を聞きこんでおり、『エッビーナースデイ』で腕ぶん回してえな…などと思っていたので、いきなりそれが来てとてもうれしくなった。今年はライブ中のアンケートやらないのかな…って思っていたけど、もっと面白いものがあってよかった。会場とインターネットを挟んでのウミガメのスープ、楽しかった!サイリウムで意思を伝えるのはやっぱり面白いね。これがやりたくてリアル会場来てるみたいなところがある。アーカイブ見返すのが楽しみだ。

後半の話

ばくたん前の配信等で「集大成なので」みたいなことを言っていたので、もしかするとまたドキッとさせるようなことをするのかな〜と思っていたけど、その通りだった。ちゃんと向き合って、名取さなの物語を決着させに来たのだ。(似たような感覚をシン・エヴァンゲリオンを見たときに感じたな、と思ったり)


俺は名取さなさんのいわゆる「考察要素」が嫌いだった。

いや、ちょっと語弊があるかな。いきなりそういうところを出されるとギョッとしてしまうし、そういう度に「考察要素だ!」などど群がるオタクたちにうんざりしていた。

始まりは…2018年の10万人達成した時あたりだっけ?(もっと前を辿れば配信デビュー前のTwitterでの活動まで遡るけど、これは"俺"と名取の話だ)いきなりYouTubeに不穏な動画が出て、名取さなはこういう存在です!というのが提示された。当時見たときはかなり衝撃を受けた。この少女に対して俺たちオタクは何もできないのか?などと自分の無力さを実感したりもした。その後のさなねる相談室の配信では不穏なマシュマロが出るし、「外出許可が――」なんて発言も出てきて、ちょっとぽっと出で設定生やしてみましたwという訳ではないのが伝わってきた(唐突にそういう裏設定を含ませるのが、当時Vの中で微妙に流行っていた、と思う)。こうしたコンテンツを提供されて自分は、目を背けたくなったし、なんなら「こんな設定邪魔だろ!」とさえ思ったりした。だって隣を見てみろよ!にじさんじやホロライブで設定を忠実に守っている配信者いるか?(いや、いるかも…俺が知らないだけで…。)そういう設定は"フレーバー"として、みんな中の人の人柄丸出しの配信をしているじゃないか!こんなの配信活動上邪魔だろ!と、当時の自分は思った。でも名取さなさんは、この姿勢を全く崩さず活動を続けてきた。それはつまり、これは本人にとってとても重要なことなのだろう。名取■奈さんは、あるいは本人を投影したような存在なのかもしれない(本人って何?名取の場合、演者とキャラクターがもはや融合していて区別できない)。とにかく、病衣で目の死んでいて、自己肯定感がミジンコほどの少女のことを、名取さなさんはずっと大事にしてきた。そうして今回のばくたんで、今まで明確な言及を避けていたその少女と名取は向き合い、そして肯定した。慈愛の心だろ!

病衣の名取さなさんについて、自分もどう受け入れたらいいか苦しんでいたが、1回目(2回目)のばくたんで結論は出た。「名取さなさんにどんな暗い過去があっても、今が楽しければそれでよくね?」と自分の中では決着させた。今回のばくたんで似たような話が出たので、なんだか不思議な気分になった。本物のナースでなくても、心から楽しめば――なんだっけ?肝心なところがうろ覚えだ(これぞライブ直後の感想文だ!)後で見返そう。

"名取さな"に向き合い、決着させるという大仕事を終えた名取さなさん、5周年の貫禄を感じさせてくれる。今度は何をやってくれるんだ?この女のことだから、これからも楽しませてくれるに違いない。

"オタクとしての俺"が死ぬまで、追っていたいな…

長くなったな!!
じゃあな!また来年!

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