ぼくはミイラになりたくない

「ミイラ取りがミイラになる」
誰かを助けようとして、逆に自分が同じ状況に取り込まれてしまう
そんな意味を持ったことわざ

最近、周りにミイラがいっぱいいる
自分もちょっとミイラになりかけているな、と感じる
 
具体的に言えば
愚痴られる事が多くて、こっちもしんどい

大学生なので恋愛相談もされるし
彼氏の愚痴きいてくれって言われたり
友達のバイトの愚痴聞いたり
母親のパートの愚痴聞いたり

人の話聞くのは好きなんだけど
愚痴をずっと聞いてるのは流石にキツい
特に母親の愚痴はヒスが混じってくるし
自分がヒスのスイッチを入れないように
気を使いながら話さなきゃいけないから
めちゃくちゃめんどくさい

2年前も同じような事で限界を感じた
その時はとにかく家に帰りたくなかった。
帰ったら母親の愚痴を聞かなきゃいけないから
大学の帰り、
気付いたら電車で寝てて
終点の駅に着いたのがわかった
でも、起きられなくて起きる気力がなくて
ここで乗り換えたら、家に近くなっちゃうから
乗り換えたくなかった
気がついたら2時間電車で寝てて横浜だった

その時調べたんだけど
愚痴を聞くというのは修行のひとつらしい
そりゃあしんどくて当たり前だわ

そして、まだ修行は続いている
最近、家に帰ると
私も疲れているし体調も良くないのに
そんなのお構い無しで1時間くらい愚痴を聞かされる
そんでご飯食べて、こたつで寝る
母親は寝起きがクソ悪いので
起きると急に
あれができてねぇ
これができてねぇとキレ始める

こんなのが毎日続いてたら気が狂う
ただでさえ人からの負のエネルギーを
敏感に感じ取ってしまうのに
ずっとそれを受け続けてるのは
もう本当に無理だ限界
ひとり暮らししたい
逃げたい、無理、煩い

こんな話を誰かにできる訳もなくて
というのも、私は人の愚痴を聞くのがストレスだと、修行だと知ってしまっているから
だから、ここ、たいして誰も読まないであろうnoteに書いて、少しだけ誰かに聞いてもらった気になって、言葉に発せない心の叫びを書きなぐって、感情を殺さないようにしている

もう本当に嫌だ、全部が嫌だ
今日も帰ったら母親の愚痴を聞かされる
帰りたくない
そもそも私にだけよく愚痴るのは
私が母親のパート先で1ヶ月、バイトとして働かせて貰ったことがあって、人間関係とか雰囲気とかを何となく知ってしまっているからだ 
私に話す時は誰がどんな人なのか説明しなくていいし、私は弟と違って話をちゃんと聞いてしまうし、まぁ話しやすいんだろうなと思う
でも、私は母親のサンドバックではない
母親の愚痴を聞いて
その愚痴を誰かに話してしまう自分にはなりたくない、絶対に
面白くもない話をずっと聞かされて
私の楽しみへの時間が奪われるのはもう嫌だ

ちょっと冷たいかもしれないけど
母親の問題は母親で済ませてくれ
私は自分の問題は自分でなるべく解決している
たまに愚痴るけど、母親みたいに1ヶ月間、毎日続けたりはしない
いい加減、子離れしてくれ

ガス抜きも大事だと思うし
母親の機嫌が悪いと家の空気が重くなるから
私が犠牲になって母親のガス抜きをしている
ふざけんな、ある程度自己解決してくれ


私は私を大事にしたい
大事にしたい、本当に
わがままも言いたい
しんどいって叫びたい
ぜんぶ辞めたいって言いたい

このまま愚痴を聞き続けたら
私がミイラになってしまう
私がミイラになる前に
どうか繁忙期が終わりますように


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