就活をがんばった3月

クソ忙しい3月が終わろうとしている。
今年の目標は自分を大事にすること。
バイトで予定を埋めまくって、
やりたいこと何もできなかった去年みたいにはなりたくない。
就活は将来の自分のためだし、今が頑張り時と思って頑張っている。

就活は最近とてもありがたいなと感じることが多い。
私は友人に話を聞いてもらうのに気が引けるタイプの人間なので、
人の話を聞くことを仕事にしている人と話すのは気がめちゃくちゃ楽だ。

友人は私の話を聞いてくれるけど、私はそのストレスに見合うだけの対価、価値のあることをしてあげられているのだろうか、とか考えてしまう。
多分、恋人ができたら貢いでしまうタイプだと思う。

そんな私は面接で好きに自分のことについて話している。自分という人間がどういう人なのか、知ろうとしてくれているだけで、めっちゃくちゃうれしいのだ。ほんとめっっっっっっっちゃうれしい。ありがとう、面接官の方々。あなた方のおかげで、私は自分のままでいいんだと、少しだけ思うことができています。特に私は接客のお仕事を志望しているので、穏やかで緊張を解こう、自然なあなたを見せて!というスタンスの方が多くて、面接というよりもお喋りしに行くくらいの感覚でいる。実際これで5戦4勝なのだから、不思議なものである。とある面接官の方からは、「すごく楽しそうにお話しされる方ですね。こんなに楽しそうに話す方初めて見ました」と言われた。やべ、気抜きすぎたかと思ったが、合格だったので巣を見せることで信用してもらえるのかなと思った。

自分が企業の説明を聞いていても、いい面も悪い面、大変な面も教えてくれる企業の方が、信用できるし、働きたいなと思うものである。自分の中の就活のイメージはみんな嘘つきで、自分を精一杯よく見せようとして、演じるのが一番うまい人が勝つものだと思っていた。そんなことして内定もらっても、私は絶対続かないと思っていたので、取り繕うつもりは、はなから無かった。その代わりきっと厳しい就活になるだろうとも思っていた。だから今の状況はすごく意外で、素直な人間が報われる世界だなんて思っていなかったから、すごくうれしい。今日なんて、私のようにぐるぐる考えてしまうのわかりますよ、って言ってくださったり、心理学に興味を持ってくださって、なんかすごく嬉しかった。

就活がめちゃくちゃ大変な3月だったけど、
その分色んな人の話を聞いて、
色んなことを話して、人生を振り返って、
とてもいい期間にできているなと思っている。

だから就活の疲れは、心地よいと感じているような気がする。
本当に自分のやりたいことを探している
そんな時間はとてもいい時間だ。


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