シャシャシャ
写真=媒体。
写真=社会、自己と他者、窓。
写真=記録、写真≒実態。
写真=現実。
写真≒イメージ。
実態≒イメージ
写真は二次元上に浮かぶ像であり、
ビジュアルで物事を伝える媒体である特徴から、
その価値は
造形美(如何にエステティックであるか)に
依存すると思われがちだが、
写真が媒体である以上、
「情報」としての価値も評価の対象である。
(ただし、時代や地域によって情報の価値は異なる…表現に普遍性を求める事が多いのはその為であると思える。芥川の「羅生門」への評価ようなものだろうか。)
造形(画像的要素)に対し、
情報(記号的要素)、が加味された上での
「質」こそが、
写真の価値であるとされている。
ただ、情報をよりリアリティーを持って
伝達する為に如何なる像を成すかは、
エステティックであるか否かよりも、
効果的である形が優先されるべきだろう。
と言うのが、嘗てアカデミックな場で得た
写真作家としての心得のひとつにあった。
きっと、丸い頭を四角くするようなもの。
あれから
もうすぐ10年、
今は自分の好きを信じられるし、
自由を感じている。
だって他人がどうとか、
社会がどうなってるとか、
あんまり興味ないもの。笑
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