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実績なしイラストレーターの営業活動は魚釣りに似ている?

実績がほとんど無いイラストレーターです。
ポートフォリオサイトを作りましたが実績は1件のみ
プラス1件はコネで獲得した仕事のみ

次の営業を考えました
待っているだけで仕事が舞い込むような甘い世界ではありません
(根拠はありませんが、多分間違いない)


ポートフォリオ(作品集)送ることにしました

ポートフォリオサイトと並行して
出版社に直接営業活動することにしました。

実績のないイラストレーターのポートフォリオなんて
誰が見てくれるんだろう……。
一歩進もうにも、目の前にモヤがかかって
何をしたらいいのかわからないながらも
「このままじゃダメだ」
という焦りもあったかもしれません。

イラストを描こうにもターゲットが定まらない
ターゲットが決まっても画力に自信がない
こんなの作品として評価されるのかな
そんな時期でした

そもそも、出版社に営業活動ってどういうこと?
直接出版社に出向くのが不可能な時期でもあったので
師匠に相談して
具体的にポートフォリオの送り先を検討することにしました。

  1. 間違い探しを発行している出版社

  2. 外部スタッフを募集している編集プロダクション(編プロ)

何件かピックアップし、住所・編集部・電話番号を調べていきます。

もちろんダメ元です
でも、何もしないよりはマシ!
行動することで目の前のモヤが晴れるかもしれない
と思うことにしました。

出版社に送ります

まずは編集部に電話してポートフォリオを見ていただきたいと
要件を言う
許可が出たら郵送かメールか確認して送る
という手順で作業を進めます

書店でよく見かけるパズル誌を買って
パズル誌に使ってもらえそうなイラストを集めて作品集を作ります

プロフィール考えます
人と違うことといったら人生経験の長さ?
元公務員?
そんなもん役に立つのかなと首を傾げつつ
他に書くこともないので記載します。

「期限は守ります」
くらいは見てもらえるかしら。

約40件、ポートフォリオを送りました
その後連絡があったのは数件で
編プロから「登録しました」の返信で
仕事の依頼はありませんでした。

営業活動は魚釣りに似ている?

この一連の作業をしながら
営業活動と魚釣りの共通点があることに気づきました。

  1. 魚の好きな餌(作品)を用意する

  2. 目的の魚を釣る(仕事を獲得)ために餌を撒く(営業)

  3. 魚が釣れるのを待つ(仕事の依頼を待つ)

  4. 釣れない(仕事が来ない)

  5. 釣れそうなスポット(出版社)を探す

  6. 餌を撒く(営業)

  7. 釣れない(仕事が来ない)

  8. 餌(作品)を変えてみる

どうでしょう?
似てませんか?

SNSに投稿し、誰かに見てもらうのは
餌を撒いて引っかかってくれるのを待つ地引網のようです。

コンテストに参加するのは
魚の掴み取り大会に似ています。
1匹の魚を狙って獲りに行く、これもハードルが高そうですが
それぞれが得意の道具(作品)と鍛錬した腕を武器に挑むので
大物の魚をゲットしたら
達成感と自信がつくことは間違い無いでしょう。

魚はどこに生息しているのか
魚群探知機の精度を上げていきながら
魚の好む餌(作品)作りに励むのが正解かもしれませんね。

餌がなくても魚が釣れる達人はいるのか?

餌がなくても魚が釣れる達人はいるでしょう。
餌を撒いていた時期は必ずあったはずです。
「最初はみんな実績なしだった」ということです。
そもそものスタート地点が違うのだから比べてはいけませんね。
あくまで実績なしの場合、美味しい餌(作品)は必須です。

そしていつか大漁旗をあげられるようにしたい。
餌がなくても魚(仕事)がバケツに飛び込んでくれるような
イラストレーターになりたいという野望は持っていたい
引き続き、営業活動頑張ります

釣るぞ〜



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