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実績なしイラストレーターでも個人事業主になっていいの?

ほとんど実績なしのイラストレーターです。
安定の公務員を辞めて
「けものみち」を歩き始めています。

大学の友人が個人事業主になったと聞いていたので
それでは私も開業した方がいいのかな?と思い始めました。
でもまだ仕事ないし……。
と迷っていた時期に背中を押してくれた?
開業するきっかけになった出来事のお話です。

税務署に行って決意を新たに

まずは税務署に開業届の用紙を入手がてら
相談に行きました。

少し年齢を重ねた再任用職員さんらしき方が対応してくれました。
イラストレーターという職業をご存知ないようで……。
認知度の低い職業なのね?
冗談かと思いましたが冗談じゃなかった……一抹の不安

収入の見込みについて
これから始めるので、まだわからないと答えると
「別に開業しなくてもいいんじゃないですか」
「旦那さんに養ってもらって、好きなことできていいですね」
とまで言われました。

はて?
収入の見込みがないと開業しなくてもいい?
例えば店を開くパン屋さんに同じことを言うのでしょうか。

確かに好きなことで開業の相談に来ています。
夫に養ってもらってるから趣味のままでいいってことですかい?
なんだろ、モヤっとするぞ……。

やっぱり開業しよう!
何に憤慨したのか分からないままに、勢いで開業しました。
そう決意させてくれたこと、税務署に出向く意味はあったようです。

開業してよかった?

結局のところ開業しても意識するのは確定申告の時期に
税務署からお知らせのハガキが来て
やらなきゃ〜って思うだけです。

何故面倒な確定申告のために開業届を提出しちゃったのか
もちろん最初は勢いですが
超個人的な意見としては
これから稼ぐぞ!という年に一度の確認作業なのだと思うことにしました。

自分の信じている思いや決意、意気込みや今後の抱負を自分自身に意思表示
するのです。

確定申告の準備をしながら
来年はもっと頑張ろう……などと反省することの方が圧倒的に多いけれど
この機会がないと、反省すらしないかもしれない。

ちなみに
3回目の確定申告、ほんの少しでも着実に収入は上昇。
さらにスキルアップを目指すこと、積み重ねが大事ということを実感しています。
これから個人で仕事を始めようと思っている人は開業届と青色申告承認申請書の提出をお勧めします。

いつかあの時の税務署の職員さんに
「夫を養ってるのは私です」
と言ってみたい

モチベーションの上げ方は人それぞれですね
引き続き頑張ります!


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