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精神面について、自分でも意外とわかっていない話。


まあ、あったわけよ。こんなことが。
これが原因かどうかはわからないけど、翌日じんましんっぽいものが出た。
前々から相談しよう思っていたんだけどね、これについてもね。
でも「なにに対して、どれをどう聞けばいいか?」がわからなかったから、やりようがなかった。 


やっと「大人の発達障害」について聞ける……じゃなくても、私の「よくわからないもの」を解明できればいいかってことで予約した。
電話したのは大学のスクーリングの空き時間。最初は大学病院に電話した。しかし予約が年明けまで埋まっていて、次の予約開始日は12月以降とのこと。そこで取れたとしてももうシフトも決まっているはずで、取れなかったら意味がない。
さすが大学病院さま。一番近いところがそこなのに、こうもあっさりと断られてしまうとは。こういうところは口コミしか頼るものがないから、正直言うと選ぶのに困るんだ。裏を返せば「いくつもある中から選べる」なんだけど、こういうのは自分に合ったところを探したいわけさ。
かかりつけ医にも、師長さんにも「近くで探してみる?」「発達障害は大学病院のほうがいいかなあ」「僕は専門じゃないからよくわかんないんだけど、こうやって話してる時は普通よね」と言われてどうしようかなと迷っていた。

電話しまくって空いているところがあったので、とりあえずそこに滑り込ませてもらった。電車の乗り換えを3回ほど行なってたどり着いたのは、北越谷のとあるクリニック。
第一印象、狭い。あと、入り口がわかりにくい。
初診なので、当然だけど問診票の記入から。
私、どうにもこの問診票が嫌い。回答欄が謎だったり、聞いていることの意味が理解不能だったりすることがあって嫌い。質問事項の順番を入れ替えたほうがいいのではと思うこともしばしば。ここだけじゃなくて、すべての問診票でいつも思う。

対応してくれた先生の早口っぷりには驚いた。ほんとうに医師かこの人、ってくらい早かった。
地元に大学病院あるよね、から始まったのだけど、そこのキャンパスは大人の発達障害は診ていないんだ。診ているのは総合医療センターのほう。私が最初に電話したところは総合医療センター。だけどもしっかり大学病院。本部にある精神科はてんかんとか、もう少し複雑な精神系とかが中心。後はもう大学病院によくある外科だの眼科だの口腔外科だのが揃っている。地元の診療所でわからないことやどうしようもない時なんかは、ここにお世話になるしかない。
例の疑惑がかけられた時に待合室で「てんかん」の名前が載った冊子を見かけている。やっぱり精神科に対しては強いらしい。

「WAIS-Ⅳの検査あるけど、やってみる?」これも早口で言われ、かろうじて聞き取れたから「やります」と即答したけども。どうやらこの場ではできない模様。そりゃそうだわな。
発達障害って診断なら発達障害の治療を、違ったら今度はHSPの治療をという感じで話が進んでいったけど、HSPって病気や疾患じゃないから、医療機関では診断できないんじゃなかったかな。それの治療って一体どうやるんだろう。まさか特性を消されちゃうのか?

WAIS-Ⅳは約2時間で22,000円。この検査、保険適用外らしい。前金で少し払うようだけど、お金おろしてきてねえよ…と思ったけど、事前予約で11,000円らしい。シフトもまだできていないから、とりあえず今日は予約することを諦めた。検査するなら早いほうがいいのはたしかだけど、ほら、大学あるし。ということで別の日に改めて電話で予約することに。
臨床心理士とマンツーマンで2時間ぶっ通しらしい。haruさんは「WAISって簡単に受けられるようなものじゃないです」みたいなことを言ってなかったか?

結果として。その日でぜんぶわかるわけではなかった。通常の不眠相談なら近くの心療内科で構わない。だけども私は思うところがあるから、北越谷まで足を運んだ。ただそれだけなんだ。
当然、親から「原因わかった?」と聞かれたけど「わからない」と答えるしかなかった。口が滑っても「『発達障害の傾向がある』かも」なんて言えない。
まあ言ったところで信じてもらえるわけないから言ってしまってもいいのだけど、言うなら診断書と一緒に突きつけたほうがいいじゃん? 今までの「できなさすぎ」の原因がそれだと証明されるならそれでいい。「そうなのね」で納得してくれるとは到底思えないけども。私だって努力している。
嫌なことからは逃げるけど、努力はしているんだ。

そんなこんなで、12月7日にWAIS-Ⅳの検査を受けることにした。グレーゾーンにもならないかもしれないけど、不安なので検査だけは行なうこととする。

仮に発達障害だったとしても、それを前面に出すつもりは毛頭ない。ある分野が苦手なだけの、みんなと同じ人だから、いつもと同じように接してほしい。違ったら違ったで、それ以降はいつも通りに接してほしい。

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