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デジタル広告の歴史 Vol.2

2000年~2009年はデジタルマーケティングの多様化が進んだ時期。
今回は2000年代前半をまとめていきたいと思います!

☆2002年:日本で検索連動型広告がサービス開始

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・Overture(Yahoo買収)とGoogleが日本国内でサービス提供
・国内検索サイトはYahoo!japanとGoogleが占有
・検索連動型広告のサービス自体は、1997年にアメリカのGoTO.comが発明
 ※2003年にYahooが買収
・検索連動型広告はクレジットカードがあれば誰でも使えるサービス
・マス広告のプッシュ型と異なり、検索連動型広告はプル型になり
 大規模なリーチ<潜在層へのアプローチに最適
・2001年:インターネット人口が4619万人(インターネット白書より)
2003年GoogleAdSenseが提供開始。背景としてブログが普及した時期

☆2004年:mixi運営がサービス開始、Facebookも誕生したのはこの年。 
・FacebookはPayPalの共同設立者であるピーター・ティールの目に留まり、同年9月に50万ドル投資→ザッカーバーグとモスコビッツはハーバード大学を中退し、フルタイムで会社の運営

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☆2005年:検索連動型広告が進化し、Googleのサービスが拡大
・検索連動型広告はマス広告と連動したキャンペーンが増え、「●●で検索」などといった訴求が伸びた時期
・PayPalの従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらがカリフォルニア州サンマテオでYoutubeを設立
https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/621/2621136/
・インターネット利用者が8,500万人以上に(総務省)
・Googleはディスプレイ広告提供開始
・Googleは更にGoogle Analytics提供開始
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Googleが3月に買収したUrchinの技術をもとに開発され、英語以外にも16の言語で提供。今日使用しているサービスはほとんが2000年代前半に登場
意外と20年以内に発生したサービスばかりですね!
★【行動ターゲティング(Cookieデータをベースにユーザーの傾向をターゲティング】が台頭し、ユーザーのCookieデータに基づき広告を配信する手法が注目を浴び始めました(オーディエンスターゲィングや興味関心連動型広告やリターゲティング広告につながる)。

☆2006年:GoogleがYoutubeを買収
買収によってネット上の動画を中心とする,より包括的で強力なサービス展開や広告戦略を考えており、結果として今日に至るYoutubeの広告サイクルが出来上がったということ。約10年以上前のこの動きに注目し、先手で準備ができていたら如何様にも今日の市場で事業を伸ばすことも出来そうです。
Twitterが設立

※適時新たな発見があれば情報は更新します

2000年代後半はアドテクノロジーが発達した時期です。
次回はこちらをまとめていきたいと思います!



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