チョコザップが伸びているのはなぜ?
チョコザップの店舗数がエニタイムフィットネスを抜いた
本日の日経MJ1面に両サービスの比較について掲載があった。ここ数年でチョコザップの店舗数がエニタイムフィットネスを抜いた。
最近、黄色い看板の「チョコザップ」を良く見かけるようになったので、もっともなことだ。
チョコザップの主要ターゲットは共働き世代の女性と推察した。そのわけ短時間の運動+それ以外の美容器具などを使うことができるからだ。
国内のマーケットは伸びているのか
そもそも国内の人口減少は進んでいるのに・・。市場マーケットの推移を調べて見たところ家計消費統計資料によるスポーツ施設使用料の推移が下記のグラフだ。右肩上がりに伸びている。特にコロナによる外出制限などが緩んだ後は堅調に支出額が増えている。対象は2人以上の勤労者世帯である。
まとめ
消費者の健康志向は高まり、コロナ禍の反動もあるのか反転して右肩上がりに消費は伸びている。ただし人口減少、マーケットは萎むなかで競争は激しくなるだろう。特色の高いサービスでなければ生き残れない。
参考
チョコザップの店舗数:約1400店
料金:約4000円弱
対するエニタイムフィットネスの料金は7000円で約2倍の価格である。
専門的に始めたいのであればエニタイムフィットネス、お手軽簡単に始めたいのであればチョコザップを選択するであろう。
チョコザップ ≓ コンビニエンスをキーコンセプトにしているわけだ。
追記
有価証券報告書を分析したところ先行投資による損失が出ていました。
キャッシュフロー:営業活動からのキャッシュフローはプラスですが、投資活動と財務活動からはキャッシュアウトフローが見られ、特に有形固定資産の取得による大きな出費がありました。
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