私が考える、これからの時代を生き抜くIT技術者の学び方
日本のIT技術者の悩み
SE(システムエンジニア)として働く上で悩みを抱えることはよくあります。「リスキリング」という言葉を1年以上前から良く聞いていましたが、コロナ禍を経て本格的に取り組まなければ、周りから置いていかれてしまうという恐怖が近寄ってきています。さて、どうすれば良いかと考え。国はどうなっているのか調べて見ました。
経済産業業(国)が求めるデジタル推進人材
「経済産業省が取り組む デジタル人材育成プラットフォーム と地域DX推進のあり方」(2022年11月29日)の資料では、日本のデジタル競争力の低下があげられています。ちなみに2023年のレポートをみたとこと更に3つ下がって32位となっています。
資料のなかでは次のように厳しい指摘がされています。
デジタル推進人材とは
といわれてます。マインドセット(気持ち)ですね。
では、専門的なデジタル知識・能力はなにかというと。次の5分野を指しています。
各々が重要な専門能力であることに間違いはありません。中小企業の経営者において側近に置きたいのは、「アーキテクト」でしょう。DXを使って新たな価値創造をどのように増やすかが、最も大事だからです。
SEと言っても営業より、開発主体、プロジェクトマネジメントなど様々な職種に分かれます。自分の強みをどこに置くかによって今後強化していくスキルは異なります。
未来につながるスキルとは
AIとIoTのスキルは外せないと思います。そのなかでも基礎としてはクラウド技術を習得することが最初の一歩だと考えます。
クラウド技術の習得
クラウド技術はIT業界でますます重要になっています。クラウドプラットフォームの理解と活用は、スケーラビリティやセキュリティの向上、コスト削減などのメリットをもたらすからです。
AWS、Azure、Google Cloudなどのクラウドプラットフォームを理解し、運用する能力は、ほぼすべての分野で求められていくはずです。
ビッグデータとデータ分析のスキル
データは現代のビジネスにおいて非常に重要です。ビッグデータの取り扱いやデータ分析のスキルを磨くことは、企業の意思決定や戦略立案において不可欠です。
私が考えるスキルアップ戦略
まず、クラウドに強くなりましょう。Microsoft、Google、Amazon、3強のなかのひとつを身につけます。どこから身につけた方が良いのかは様々意見や、個々人が置かれている環境に左右されるでしょう
まずは、Azureから身につけていきたいと思います。
Azure資格取得のためのロードマップ
Azure資格について調べて見ました。次のようなカテゴリに分かれます。
Azure資格取得のためのロードマップは、社員の役割や関心に応じて異なります。AZ-900(Azure fundamentals)の後には、以下のロードマップを提案できます:
管理者向けロードマップ:
AZ-900(Azure Fundamentals)
AZ-104(Azure Administrator Associate)
AZ-305(Azure Solutions Architect Expert)
開発者向けロードマップ:
AZ-204(Azure Developer Associate)
AZ-400(DevOps Engineer Expert)
AIエンジニア向けロードマップ:
AI-900(Azure AI Fundamentals)
AI-102(Azure AI Engineer Associate)
DBエンジニア向けロードマップ:
DP-900(Azure Data Fundamentals)
DP-300(Azure Database Administrator Associate)
DP-420(Azure Cosmos DB Developer Specialty)
データエンジニア向けロードマップ:
DP-900(Azure Data Fundamentals)
DP-203(Azure Data Engineer Associate)
DP-500(Azure Enterprise Data Analyst Associate)
それぞれを難易度別に分けると・・
私はまず最初、初級のAzure Fundamentals (AZ-900)にチャレンジしたいと思います。
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