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尊敬する人たちがくれた言葉

心に残っている言葉はありますか?
例えそれが何十年前に聞いた物だとしても、心に響いた言葉は、ずっと残っていると思います。

素敵な言葉について、これまでに2つ書きましたが、今回は以前お世話になった方々から頂いた言葉です。

1つ目は専門学校に通っていた頃、先生が私たちにくれた言葉です。当時の私達は18~20歳で、私のクラスは全員女性でした。

先生はダンディーという言葉がピッタリで、明るく穏やかな方でした。マナー教育担当の先生でしたが、私達が授業を脱線しても怒らず話に入ってきてくれて、学生達にとても好かれていました。

ある日恋愛の話をしている時に、先生が私たちにくれた言葉が、今でも心に残っています。

「王子様に出逢うためには、
お姫様にならないといけないよ」

確かにそうだと思いました。外見だけではなく、中身もです。それはビジネスの面でも言えることだと思います。求められる人になるためには、自分の努力が必要です。

ライターになるために動いている今、ヒシヒシと感じています。


2つ目は学生時代にバイト先の店長が言ってくれた言葉です。私は末っ子で、どちらかと言うと人の影に隠れて自由にのびのびやりたい性格です。出来れば責任なんて負いたくないのが本音でした。

バイトを始めて半年経ったぐらいから、店長にホールリーダーを勧められていました。「私には無理!」とずっと断り続けていましたが、そんな私に店長が一通の手紙をくれました。

その手紙には、私がどれだけ接客に向いているのか、なぜホールリーダーを勧めているのかが書かれていました。

私は人の上に立つタイプではないし、皆の方が上手く出来ると思っていましたが、その手紙のお陰で、一歩を踏み出すことが出来ました。何より、お店のためとはいえ、こんな一バイトに真剣に向き合ってくれた事が、とても嬉しかったです。

そして、結果的に店長の言葉を信じて良かったと思っています。その後は様々な職業で、責任のあるポジションを任されました。あの時、ホールリーダーを経験していなければ、全て断っていたと思います。

タイトルで「言葉」と書いておいて、2つ目の具体的な言葉はないですが、それでも心に残っています。

お二人とも今どこで何をしているのか、全然分からないですが、とても感謝をしています。きっと先生や店長に出逢っていなければ、今の私ではなかったと思います。

ただ今の私は堂々と主婦してる!なんて言えないので、いつか再会した時に堂々と○○してるよ!と言えるように、人生頑張ります。

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