2024/3ニッキ演出・出演「あゝ同期の桜」(2)観劇編
皆さん、こんにちは。usagiです。
ニッキの舞台、観てきました。
場所は、2023/2にサラナイを公演した三越劇場でした。劇場については、こちらで詳しくレポしてます↓
会場で受付を済ますと、グッズ売り場とお花がありました。
お花はかっちゃんとパパイヤさんから、贈られていました。
グッズは色々ありました。
桜模様が可愛いくて、全部欲しくなっちゃいますが、私は予算の関係でパンフだけを購入しました😅
「同期」とあるように、同世代の若い俳優さんたちが何人も出演してるので、パンフで役名を確認できるのはありがたいです!
内容は、比較的分かりやすかったです。
テーマは特攻隊という重いものでしたが、それぞれの人生は、暗いものではなく、普通にどこにでもあるように描かれてます。
ただ、どこにでもある日常が、戦争という背景があるばかりに、どうしようもない悲しい結末となってしまいます。
普通が普通じゃなくなってしまうのが戦争の怖さです。
ステージは必ずしも広くはありませんが、上手から下手いっぱいに、2段の階段が組まれ、高さを変えることで、奥行を出してました。
また、その階段に照明を背に座れば、戦闘機の操縦室にもなりました。
ない物をある様に見せるのは、ニッキの得意とするところだと思います。
最後に、特攻隊が飛び立つシーンでは、客席の中央を1人1人の隊員が駆け抜けていくのですが、真剣な顔で疾走する彼らは、滑走路を行く兵士そのもの。滑走路と戦闘機が私の目に映りました。
通路近くに座っていた私は、隊員の表情も良く見えましたが、若い彼らの人生が終わってしまうことを思い、辛い気持ちになりました。
観劇後、頭でっかちな私は、悲しいという感情よりも、戦争という波が来たときに、それに異を唱えることはできるのか?そこまでできなくても、疑問を持つことができるのだろうか?という不安を抱える事になりました。
平和の尊さを改めて確認しました。
おわり。
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