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九条林檎No.5の言の葉

よく来たな。九条林檎No.5様のディナー、兎です。
今回は林檎様のお言葉から溢れる優しさを抽出して蒐集しようかなと思う。

(注意)
・せっかく林檎様が装飾している言葉の裏を覗こうという、まあ、ある意味不調法な試みである。舞台裏を感じたくないならここで読むのをやめよう。
・ピックアップした言葉と異なる傾向の魂を貶める意図は一切ない。それぞれの生存戦略の一切を兎は肯定するつもりでいる(評価は別だが)。
・発言はあんまり正確でない。確認仕切れないので、こういうこと言ってたなーという感じだ。ある程度はスルーして、あんまり不正確なら指摘してほしい。
・全て勝手な解釈だぞ?


注意読んだ?


では、

『麗しく散ってやろう』→『敗退したら元の世界に帰る』

はい優しい。
そもこの催しが蠱毒と呼ばれた理由は、一度は生まれたキャラの人格が消されて、つまり死んでいくところにある。
人の死は基本的に厭わしく、辛い。自分が関わった者なら尚更だ。
そこへ投げ込むこの言葉ですよ。辛い断末魔など聞かせないぞ、貴様らを辛くはさせんぞ、と予め宣言してくれているわけですよ。そして同時に自らの死を盾に応援させるという手法も放棄している。
しかもそれでさえやっぱり厳しいかと思ったのか、途中から散らないぞー元の世界に帰るだけだぞーと方針転換。優しい。


『我と配下ながら別れたくないと考えている今宵のディナーどもへ
我から貴様らでも分かるように別れの遠のく方法を解説してやった』

九条林檎No.5は、応援してくれ、助けてくれとは言わない。それは本人も言っていたように勝利以外の目的があるからだろう。
だがそれに加えて、助けを求められた人間の負担を考えているのではないか。
「死にそうだから助けてくれ」という求めは、重い。爪を立てて腕を掴む行為に等しい。ふりほどけば傷が残る。しかも今回はその求めの全てに応えることは不可能なシチュエーションだ。振りほどく手の方が多い。そして傷が増える。。
だからこそ九条林檎No.5は助けを求めないのではないか。九条林檎No.5を覗いた者が去りやすいように。去っていく者に傷をつけないように。
その上で、もし貴様らが別れたくないのなら、という前置きをして、貢献の方法を丁寧に、無理をするなと言いながら説明してくれている。
繊細な優しさを高貴な上から目線キャラで丁寧に丁寧に包んだ実に九条林檎No.5らしいお言葉と言えよう。


うーん、長い!まだ2つなのに!想いの丈を書き出したらこんなにも長い!
よし、分割しましょう。
次回をお楽しみに。

#九条林檎 #九条林檎No5 #バーチャル蠱毒

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