秘密にしてるから、推させて

おはようございます
と、いうと早起きして朝活した人、みたいですよね

実のところは今日までの課題が思っていたより重く
終わった頃には3時を過ぎ
多分ここから寝たら寝坊するからもういっそ起きてよう
という、典型的な計画性のない人です

書こうと思ってた前の記事は少し重めの内容だったので
情緒どない?となる今回の記事ですが
寝れない午前5時、少し恥ずかしい私の推しについてのお話をしたいと思います

推しと言ってもアイドルではなくて、また違う話

大学入学直後からパンデミックの影響でオンライン授業が主となってしまった大学生活
共学に行けば彼氏ができると思っていた高校生の私には申し訳ないけど、いまだに彼氏はいません(十分幸せだからいいけどね!)

残念ながら今も私に向かって「好きだ」と言ってくれるのは、【アイドルの彼】だけである。そして【彼】からの好意は感謝だ。ファンへの感謝を言葉に表してくれる【彼】は立派じゃないか。いいアイドルである。

だが、【彼】とは他に大学内にも[推し]がいる。オンラインの画面からもかっこいいと思いながら、実際に会った時もとっても魅力的な[彼]を推しと称している。[推し]とは1週間に一度だけ、対面のクラスが被る、ちょっとした髪型の変化や服装を知ることができる時間だ。他の曜日よりも自分の格好にも気を効かせる、いつ[彼]と話すことになっても後悔しないように。

こう綴ると大抵の人は「好きなんじゃないのか」と思うだろう。

というか、このような感情を抱く人を「好きな人」と定めて、恋人になるために努力するのが通常の片思いの進め方であろう。しかし私はどうしても[彼]を推しという存在に保っておきたい。

経験は乏しいが、その少ない手数から、私は恋愛感情の表し方が下手なのだと思う。今まで「好き」という想いが双方向になったことはなく、いつも私からの矢印しか見えない。きっとこの矢印は向けられた相手にとって受け入れ難いものなのだろう。残念ながら過去の私とは違うのよ!と大きな声で言える自信はまだ持ち合わせてない。

この経験から、私は「好き」という感情を抱くと相手との関係性を破綻させてしまうと恐れている。

[推しの彼]と恋人になれたらそりゃ幸せである。
実際に【アイドルの推し】が今私に向かって恋愛的な「好きだ」と言ってきたら瞬時に手を取るだろう。SNSにもあげないし、家族にも親友にも話さない、2人で人目に着くところには行かない、スーパー彼女になれると自信を持って言える。リアコではないが、「推しが私のことを好きなら付き合う」スタンスでオタクをしているのである。そんなことは金輪際起きないだろうからあくまでスタンスである。
だから、[推し]がある日突然ずっと私のことが好きだった、付き合ってくださいと言ってくれたらもちろん付き合う。

そんな日には鯛をおかずに赤飯を炊いて、ケーキを食べて、インサイド・ヘッドがスタンディングオベーションするぐらい舞い上がるだろう。

だが、今のところ[彼]からそのような素振りはない。そこまで持っていくなら私から何か行動をしないといけないだろう。行動するとなれば[彼]にあの矢印を向けないといけない。絶対に[彼]からの嫌悪感は受けたくない。同じ大学、同じ学年、同じ学部の彼とはこれからも接点があるかもしれない、だからクラスの人でいいのだ。でもちょっと欲を言えば「いい匂いがして、おしゃれで、かわいい」クラスの人と思ってもらいたい。私がこの日に着飾るのはこの「いい匂いがして、おしゃれで、かわいい」クラスの人になるためである。

この絶望的なオタク気質には自分でも驚く
というか私はもう根本がオタクなんだと改めて自覚した瞬間だった

私はどうやら人を褒める時の語彙力が全てオタクベースなようです

[彼]の行動に「尊い!!!」と心の中で思ってしまうし
いつもは少し地味な服装の[彼]が少しおしゃれをしていた日に「今日でファン1000人増えた」とごく自然に思ってしまった時は流石にビビった
クラスにせいぜい20人しかいないのに、、、笑
だけどこれって最高級の褒め言葉の一つだよね

[彼]と挨拶ができた日はファンサだ!と喜んだ
しかもその場に私以外いなかったから、確定ファンサ

だって片思いだったら、もっと細かいことまで気にして、次にどうやって接すればいいかわからなくなっちゃうから
全部ファンサだって思えばただただ嬉しいで済むじゃない?

私のnote.初投稿の時に書いた

“このnoteに記す思考が「黒歴史だ」と思える日には、今より自分を肯定できて、しっかりと人生を歩んでる証拠じゃないだろうか”

という言葉
いちばんはこういう面かもしれない

次好きになった人に好きになってもらえる自分になりたい
数年前の自分はそう思ってて、いまだに自分に自信は持てずにいる

いつかこのnoteを見て
「何言ってるの?」「好きならちゃんとアタックしなよ!」
とか言えてる自分になれてたらいいな

”嫌われるのが怖い”なんて思わないほど素敵な女の子になろう


この恋は、[推し]という言葉を借りて蓋をしよう。

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