うさぎとハリネズミ通信(4)

クルミの糸電話って、どんな感じ?

『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』のお話のなかに出てくる「クルミの電話」。実は、最初は、「ドングリの糸電話」だったんです。ドングリを半分に切り、中身を取り出してつくった糸電話。最新型のスマホみたいな感じで、小さくていいのではないかと。でも、ちょっと小さすぎませんかと、編集の中村さん。確かに。ハリネズミはまだしも、うさぎには小さすぎるかな。それで、いろいろ試してみて、クルミの糸電話なら大きさ的にもちょうどいいかなということになりました。
クルミの糸電話。実際にはどんな感じかな…。
なんと、クラフト作家の岩藤しおいさんが、お話を読んで、つくってくださいました。

くるみの糸電話

クルミの殻に小さな穴をあけて糸を通しています。殻のなかをくりぬいた方を耳にあてると、ツーという音がきこえて、糸の先の音が本当によく聞こえるんです。

くるみ小箱

クルミの糸電話が入っていたリスの小箱も手作り!
しかも、この小箱、ちゃんと立つんです。

くるみ1

岩藤しおいさんは、工作のご著書もたくさん。
そのほかのご著書はこちら↓

「クルミの糸電話」、うさぎとハリネズミが使うのに、ちょうどいい大きさでした。実物を目の前にするとやっぱりうれしい。ありがとうございました!
(H)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?