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2021国内ツアーの計画スタートその1

usaginingenの音楽担当シンイチです。

豊島は雨が続いていて例年なら田んぼに水を入れる調整している頃ですが、今年は入り過ぎる水の管理をするという。農作物を育てると気候の変化に、より敏感になりますね。

さて前回の続きです。
文化庁AFFに申請時点では東日本公演は北海道1会場と山形1会場の2会場の予定でした。不採用の通知が届いたと同時にこの2会場を含めた遠方で、交通費などの経費がかかる会場に関しては今回は辞めとこうって思いました。行きたかったなぁ。仕方がないか。。という感じに。

それから1〜2日くらいかな、残った近場の公演をゆっくり練り直そうって考えてたら。やはりやってきましたよ、心の中のリトルホンダならぬリトルヒライが。彼が語りかけてくるわけですよ、お前それで良いわけ?一番やりたい事なんなの?どういう生き方したいの?やれよお前w!って。
真性ドSのリトルヒライと、真性ドMの俺は相性バッチリだわ。

あっさり気変わりして実施を決定。このモードが入れば後はどういう方法で解決するかに集中。パチンコで言う確変。最近の言い方ではゾーンに入るってことでしょうか。

まず解決すべき課題の一つ目は収支
実は北海道で打診していた一つの公演は全ての経費を補助金負担でこちら持ちで参加という変則的な形だった。(今考えればこういう補助金ありきな考え方が甘いよね。慣れないことをすれば学習があるという点では一つのいい勉強になった。)なので、北海道内で公演回数を増やして、最低でもかかる経費を回収必要がある。よしんば、というか当然収支としてはプラスに持っていかなければいけない。できなければそもそも公演活動自体の存続が難しいわけだから。

北海道に住む友人や出身の友人たちに、久しぶりの連絡がお願いで恐縮なんだが、という始まり文句で公演機会を探している旨を伝えた。後はgoogleさんで映像やアート施設で自分たちとの相性が良さそうな場所を調べたり、交友関係の広い友人を頼ったりした。そして、

直接電話してから、その人宛で資料送付のemail

↑これ大切。usaginingenのライブ活動を開始したときにベルリンでも営業をしまくってわかったことだけど、よくホームページにあるinfo@ooooo.oooっていうアドレスに送っても、ほとんど返信が戻ってくることは無い。相手の規模が大きければ大きいほどその傾向が強い。それで当時やっていたのはホームページ内を巡回してDirectorなど決定権のある人物の名前を探し出す。その人宛に直接メッセージを出す。一か八かで@の前をその人の名前で送ってみる。直接に届くと公演の可否に関わらず返信の確率が随分上昇した。ついでにもう一つの返信率上昇のタイミングも話しておくと、2014年にアイスランドの首都レイキャビークで行われた映像と音楽のライブフェスティバルでグランプリをいただいた。その受賞歴をポートフォリをに書けるようになってから返信率が上がった。嫌でもわかりやすい肩書きは大切だ。
そんな諸々経験から今回も全会場では無いが日本の文化特性も考えつつ、できる限り個人にダイレクトに届くように努力した。

瀬戸内やこれまでに公演したことのあるような土地ならまだしも、無名なusaginingenが単純に箱借りをしても集客は見込めない。だからできるだけ常時イベント活動に使われている会場や、もっというとそれをオーガナイズしている人に出会えるように動いた。そう運命の人を探す旅です。どう出会っていったか詳細はまた後日。

ここでusaginingenはもう一つの課題を解決する必要がある。公演場所を増やすことによる各会場での公演セッティングにかかる毎回の労力

自作の映像機と楽器は分解してスーツケースに収納して移動できるように作っている。これが功を奏して海外など遠方にも簡単に飛び回ることができる。ただし、その都度組み立てて分解するというのが大変に時間のかかる作業なのです。パフォーマンスを始めた当初よりも公演の内容も複雑になってきて、近年では設置に半日以上、場所によっては数日を費やすようなセッティングになってきている。さらに元気満タンの3歳ボーイもいる。。

さぁこの問題どう解決する??

つづく

2021国内ツアー特設サイト
https://usaginingen.com/japantour2021
今回は感染対策のため全会場で定員を設けてます。オンライン予約、info@usaginingen.com、などで予約を受け付けていますので、事前予約をよろしくお願いいたします!!


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