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プリティーシリーズの楽曲から学ぶ人生論

はじめに


今回は私が愛してやまない「プリティーシリーズ」の楽曲とその歌詞に秘められた人生論について解析していこうと思う。

Never Let Me Down~がんばりやぁ!~(プリティーリズム・オーロラドリーム)

“言いたいコト 言える人が ドンドン消えてはいなくなる
もぉ、ライバル自分しかいない… そう、言い聞かせてる!
言い訳だけ 聞こえてくる ズンズン落ちては戻れない
ねぇ、悲しいけれど仕方ない…? それが現実なの!?”

「Never Let Me Down~がんばりやぁ!~」は一分にもならない極めて短い曲だが自分の気持ちを言える相手が周りから消え、本当の敵は自分自身なんだとストイックな人物に向けられたものになっている。挫けそうになっても何度でも立ち上がり頑張ろうとする自分への応援歌なのだ。

Gift(プリティーリズム・レインボーライブ)

“夢がどんな姿で貴方の傍に来るか
分らないけど だから 素晴らしいの”

忘れてはならないりんねの「Gift 」。確かにその人が持つ“夢”とはその時に思い描いたものと大人になって実現出来た時の“夢”とはもしかしたら違っていたものだったかもしれないけれどそれもその人が歩んで来た人生の軌跡そのものだから素晴らしいのだ。

SEVENDAYS LOVE, SEVENENDDAYS FRIEND

(プリティーリズムレインボーライブ)

“過ぎ去った時は戻らない帰らない でも人の心は変えられる”

大切な人達と過ごした時間や人はいくら過去に犯した過ちを後悔しても過ぎた時間や過去には戻れない。けれど自分や他人の心は自分の行動次第で変えることは出来る。りんねがコウジとの件でいとの気持ちを汲み取りながら共に涙を流したこの歌詞パートを歌っていることにより、説得力を感じる。

Meke it!(プリパラ)

“オシャレなあの子 マネするより自分らしさが一番でしょ”

プリティーシリーズのライブでも近年最後の曲で必ずキャスト全員で歌うというもはや国歌レベルに達している「Make it!」。もうイントロの歌詞部分で歌詞が神ががっており、プリパラの世界観を表していることが分る一文だ。憧れのあの子を目指すより自分らしい格好が一番キラキラしているよ!!と言わんばかりの全ての女の子達へのメッセージなのだ。

0(ラブ)-week-old (プリパラ)

“人はやがて世界を慈しんで広がる 動き出すわ笑みも痛みもある未来”

ファルルの「0-week-old」には2種類ある。それはファルルの覚醒前と覚醒後の違いだ。覚醒前のファルルは生まれたばかり赤ちゃんと同様で感情も乏しく分らない事だらけだったがプリパラシーズン1でらぁら達のプリズムボイスにより再び目覚めたファルルは以前特技だったモノマネが出来なくなりらぁら達との出会いで感情も豊かになり、ここで初めて自我が生まれた。
それは感情が生まれファルルの世界が広がり笑みも痛みもあるがそれもまた人生というまさにファルルのキャラクターソングになっている。

フレンドパスワード(キラッと☆プリチャン)

“ハートとハートで結ばれたら ほんとの友だちになったと思っていいの?”

キラッとプリ☆チャンのシーズン2のキーパーソンであるだいあの曲だが、
その歌詞の内面には虹ノ咲だいあの気持ちが秘められていた。どうすれば“本当の友達”が出来るのか分らない虹ノ咲さんはフレンドパスワードにこの歌詞を綴る。シンプルな言葉だが、いや、だからこそ今もこんなに私の心にも大きく響いているワンフレーズだ。それも私自身も自分が臆病な為どうしたら本当の友達なんて作れるか分からないとそう考えさせられる最も深い歌詞なのだ。

最後に

私がプリティーシリーズが大好きな理由はアニメの脚本やキャラデザ、原作のアーケードゲームもそうだがやはりプリズムショーやライブシーンで使われる楽曲に込められた「歌詞」の深さから人生を見い出せる事だと感じています。一言でまとめると…プリティーシリーズはいいぞ!!




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