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おすすめされた楽曲聴いてみた⑲

お疲れ様です。昨年4月に始めたこの企画、もうすぐ節目の20回目が見えてきました。始めた当初はたぶん3回くらいで弾切れするだろうしそうなったら無かったことにして自然とフェードアウトするか…のプランでしたが有難いことに割とひっきりなしでリクエスト追加されてくのでしばらく続きそうです。これ書いてるいまも記事的には4本分くらいストックあります。終わりが見えませんがゆるりとがんばります。

ちなみに毎回リンク貼ってますが、今後にやる予定の曲は下記リストにまとめてるので気になる方はネタバレ踏んでどうぞ。順番通りやるかは完全に筆者の気まぐれです。

・Lucky Charm / MAINAMIND
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

マイナマインドさん。マイナポイントではないです。存じあげませんでした、初見です。調べたら大阪☆春夏秋冬の方なんですね~、ソロプロジェクトで今やってらっしゃるみたいです。
めちゃ歌うまですね、キュートも歌い上げもどっちにも振れる。ポップで聴きやすいR&Bです。ちょっと懐かしみもあるというか、90年代後半~00年代前半の香りがします。純粋にメロがキャッチー、そしてそれに応える歌唱。あまり普段このジャンルは通ってないんですがそんな自分でも楽しく聴ける良い曲です。

・えとせとら / 月刊連歌
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

2人組音楽ユニットらしいです、初めて知りました。こういう新しい出会いがあるとこの企画やっててよかった~と思います。
ジャジーだけどビートに乗れる曲調でもあり、ドライブミュージックに良いなと思いました。車持ってないけど。短く3分で終わるのも自分的加点ポイントです。ベタだけど最後の転調も良。

・Yellow wave / ヤユヨ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

これは…非常に好き曲です!
冒頭のくぐもったギターのインディな音作りでおっ…!!!と初手で心掴まれましたね、これはずるいです。ローファイな感じで来るのかと思いきやボーカルは力強くてはっきりしてる、SCANDALの2人を掛け合わせたような。でも語尾は宮崎朝子っぽい感じもあったり。
跳ねるビートも伸びやかなボーカルも全体的に聴いててめちゃくちゃ気持ちいいですね…これは癖になりそう。
ヤユヨ、他の曲も聴いてみましたがこれが一番刺さりました。筆者狙い撃ちです。ありがとうございます。

・WALK / sora tob sakana
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

オサカナ、この曲含め音源持ってたんですがデータ消えちゃったんですよね…WFTとdeep blueだけでもレンタルし直そうかなと思ってた時にこのリクエスト。
このグループについては「シングルとか初期曲は知ってる」くらいのスタンスです。テクニカルなマスロックを未成熟な幼い女子アイドルボーカルと掛け合わせた作風が当時の楽曲派オタクに絶賛されてたイメージ。それを遠巻きに「いや良いは良いんだけどなんか小賢しいというか…」と遠巻きに眺めてた自分みたいな。

で、思ってたとのとだいぶ違いました、好き曲です。
作曲はオサカナの大半の楽曲を手掛けてる照井さんですが、思いの外広義の邦ロックに寄ってるというか、王道にライヴアンセムやってる曲ですね。A,Bでソロを聴かせてサビで音数増えて広がりのあるユニゾンへ、という展開。メロもキャッチーで分かりやすい。他の難解な楽曲があるからこそこういう曲がライブで映えるんだろうなぁという印象です。

ちなみに私は「Lightpool」が好きです。

・あやふやな世界観 / 22/7
(好き度:☆☆☆☆☆)

ナナニジはあまり履修してないんですよね…昨年シングルのカップリングみたいです。
当時自分が出没してた界隈とちょい邂逅してたこともあって武田愛奈さんは好きでした。

曲名の通りというか、展開が目まぐるしい曲ですね。秋元プロデュースだとあまりないタイプ。ピアノのみの導入で清楚に入ったと思ったらゴシックロックぽいアプローチになって、Bメロでシャッフルビートになって、サビでメタルになると言う。
楽曲としては非常に面白いんですが、こういう多人数アイドルの座組上どうしても曲の志にスキルが追い付いていないような…そもそもメロがあまり入ってこないんだよなぁ…というのが自分の好みになっちゃいますかね。「展開変わっておもしろい曲」+αが欲しかったと思いました。

・桃色空 / ももいろクローバーZ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

ももクロちゃんの4thアルバムを締めるミディアムバラード、読みは”ぴんくぞら”ですね。堂本剛提供楽曲。ご結婚おめでとうございます。この曲くらいまではリアタイでももクロ聴いてた気がします。

めちゃくちゃ良い曲だと思います!リリース当時は筆者がまだ学生だったのもあって「テンポ速い曲こそ正義」みたいなマインドだったんですが今になって聴くと断然当時より刺さりますね…
剛楽曲のちょっと癖のあるソウルフルなアプローチ(だいぶ抑えてるけど)が彼女らのストレートな歌声と合わさって良い化学反応が起きてます。ちょっと宗教チックな世界観はこの時代の両アーテイストで共通してますね。
いわゆる分かりやすいA,Bメロやサビがあるという曲ではなく、基本的に冒頭のメロが最初から最後まで続く構成なんですが単純にこのメロが良いですね。飽きずに聴けます。リズム隊に着目して聴くとかなりファンキーなことやってるのでそちらも冗長にならない要素になってます。

すごいどうでも良いんですが”桃色そら”って書くとなんかそういう女優さんみたいですね、すみません帰ります。

・サイダー / Sundae May Club
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

長崎発の3人組ロックバンドとのこと。
これはなかなか、無骨な3ピースサウンドだ!どこかandymoriも想起させますね…SUNNY CAR WASH好きな人にも刺さりそう。その例に挙げたバンドのサブカル感を素朴で癖のない女子ボーカルが良い感じにとっつきやすくしてる印象。

サビが超キャッチーですねこの曲、「こっち向いてよロンリー♪」がふと口ずさみたくなるメロだ…
ざっと他の曲も聴きましたが短くさっと終わるのが多くて好感です。Spotifyリスト登録しました。

あとめっちゃギターの人がオズワルド畠中に似てません?


今週は以上。
基本的に現在このマガジンでは歌詞考察や楽曲分析というよりはあくまで右脳的な直観の音楽感想スタイルでやっていく方針です。

それでも良い!という方は、あなたのおすすめ曲を教えていただければこの記事シリーズで短めの感想書きます。上の質問箱リンクでもいいですし特に送ってくれた方のお名前出す気もないのでTwitterでもこのnoteコメとかでもいいです。随時募集中ですが記事に反映されるまで1ケ月前後くらいはラグあると思われます。ご了承ください。

それでは、また次の記事で。

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