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歴代『テイルズオブ』シリーズ主題歌で打線組んでみた

今年の楽天イーグルス、2021年のシーズンが終わりました。結果はパ・リーグ3位・CSファーストステージ敗退です。

あんまりこのnoteで書いてないですが、自分楽天ファンでして。地元(宮城県出身)に新しく楽天という野球チームが出来たのが中1の時。宮城県ではホームゲームの試合めっちゃテレビでやってまして。気付いたら選手の名前覚えてたりで洗脳されており…。

何はともあれ、今年もお疲れ様でした。

で、この感じだと野球トークする流れじゃないですか。しません。

趣旨説明

先日、『テイルズオブアライズ』というゲームをクリアしました。
いやー、楽しかったです。
もともと自分はテイルズオブシリーズのファンなのですが(マザーシップタイトルしかやってないけど)、
2015年に『テイルズオブゼスティリア』がひどく炎上しまして(詳しくは検索してください)、翌年発売されたその続編(過去編)の『テイルズオブベルセリア』が名作だったんですけど前作の評判もあってかあまり売れず、そこから長年新作が出ず完全にオワコン扱いされてたシリーズで。
しかし満を持して今年9月に発売されたアライズが「過ちは繰り返さない」と言わんばかりのクオリティで専ら評判良くシリーズ復権的な感じになりました。良かったです。
ストーリー面でやや突っ込み所があったりなど決して完璧なゲームとは言えないですが、ザ・原点回帰って脚本で戦闘も面白く、自分の評価としてもシリーズ歴代でそこそこ上位に入る出来でした。テイルズはDQ、FFみたいに各タイトルが(殆ど)独立した作品なので初見の方でもアライズからテイルズに触れても楽しめるかと。

第2部OPの絢香による「Hello,Again~昔からある場所~」のカバー、原曲主義者なのでこれが主題歌となる一報を聞いた時はマジかよと思ったんですがめちゃ良かったです。ハローアゲインのカバーでは断トツ一番。この曲がゲームで流れる導入も良かった。フル出してくれ。買うから。

で、ここからが本題なんですが
この『テイルズオブ』シリーズ、登場キャラにアニメ声優を起用してゲーム内の台詞を喋らせたり、アーティストとタイアップして主題歌付きのOP(ED)アニメーションを作ったり、そういう「アニメっぽいゲーム」の走りなんですね。今ではもうゲームの当たり前になってますが、それをSFC時代の1995年に始めてるっていう。後発のたくさんのゲームが影響を受けたことでしょう。

そしてそのテイルズ主題歌が有名なアーティスト(倉木麻衣・BUMP・ELT・浜崎あゆみ等…)とタイアップしているのがゲームファンの間では有名でして。その歴代主題歌で自分が好きな楽曲を紹介していこうと思います。

⇧主題歌一覧です。家庭用ゲームの他にも携帯機の派生作品、テレビアニメやOVAなどメディアミックスが多いので曲数が多い。

⇧ゲーム(ソシャゲ含)のみの主題歌一覧です。今回の記事で取り上げるのは主にこちらのリストの曲です。

で、いろいろ当noteで好きな楽曲紹介してますが今回はいつもと違う感じにしようかと。

冒頭で野球に触れていましたが、伏線(と言えるのか)回収でいわゆる「~で打線組んでみた」形式で書いていきます。散々なんJとかで擦られたネタなのでもうあんま味しないことは承知ですが。

そのため、以下の楽曲紹介は
「単純にその曲の感想」「タイアップ先のゲーム自体の思い出」「当該楽曲を野球の守備位置で例えたら」の三本でお送りする非常にごっちゃごちゃな内容になってます。野球のルール知らんわって方はごめんなさい。歌詞について文内で触れてる曲については全曲じゃないですがリンク貼ってます。


以下。


ゲーム『テイルズオブ』主題歌で打線組んでみた

1(中)flying / GARNET CROW

ゲームタイトル:[テイルズオブエターニア(PS・PSP)]

1番センターflying選手。守備範囲広そうですよね。あと渋いバッティングしそうです。投手起用するとホームラン打たれそうです。

エターニアは初期テイルズ好きにとっては最高傑作とも言われてますね。アニメ化もしてるし。主人公のリッドが当時流行りのヤレヤレ君な感じで。
変に熱血漢じゃなく、かといって厨二でもないドライなとこが好きです。

「flying」というタイトル、サビの伸びやかで明るいメロでザ・ゲーム主題歌という気もしますが実はけっこう不穏なイントロやトラックだったりこのバンドらしくポップだけで終わらない曲です。
冒頭のベースの単音弾きなんて飛ぶどころか墜落しそうな音だからね。実際このゲームの脚本もなかなかシリアスな場面があるので非常にこのゲームとマッチしてると思います。
ゲームで使われてる箇所の歌詞だけ見るとギリギリ冒険への旅立ち的にも捉えられなくもないけど、フルで歌詞全体見ると「あれ?これ後追い自殺の歌じゃね?flyingってそういう…」

ちなみに自分はガネクロの曲で一番これが好きです。あとボーカルの中村由利さんめっちゃ可愛いと思います。この前何故か夢に出て来ました。

2(二)Starry Heavens / day after tomorrow

ゲームタイトル:[テイルズオブシンフォニア(GC・PS3)]

2番打者に最強打者を置くやつ。最近あんまNPBで見なくなったけど。
自分が初めてやったテイルズシリーズがこの「シンフォニア」なんですよね。当時確か自分は小5とかで、マリオとかゼルダとかばっかやってた自分がテレビで流れてたCMやゲーム雑誌を見て直感で「これは面白そう」と思い親に頼んで中古で買ってもらったゲームソフト。4,5回はクリアした気がする。

なんならこのゲームきっかけで後に大ファンとなる声優「水樹奈々」さんの存在を知ったきっかけでもあります。当時はなんて可愛い声で可愛い名前のお姉さんがいるのだと当時思ったよ(後にホントは近藤さんだった事を知る)

OP曲であるこの曲も好きすぎて今は亡きMD(!)に音源をLINEケーブルで録音して毎日聴いてた。今はもうそんな手間取った事してる子いないんだろうなぁ。サブスクの時代だ。

で、思い出補正も勿論あるのだけどこの曲が大好きになりまして。青春の一曲といっても過言ではないです。多分この曲がテイルズ史上一番好きです。
後にPS2の移植版が出てOPも違う曲になりましたが、自分はGC版を既にプレイしてたのでこちらの楽曲の思い出が強いです。今改めて聴くと間奏がバロックっぽい事やっててトラックに目を向けても面白い。
ちなみにゲーム版のOPはCD音源とは微妙に違って微妙にボーカル、トラックともにウェットな気がします。当時はこっち聴き過ぎて最初CD音源を聴いた時違和感しかなかったような。

なので「day after tomorrowのボーカル=misono」という認識だったので、dat解散後倖田來未の妹としてヘキサゴンに出てきたのはビックリしたなぁ。misonoのが次世代ELT的な立ち位置で売れたのに。
てっきり数回アーティストが顔見せします、的な感じかと思いきやレギュラータレントになるとは。観てて複雑だったよ。自分の好きな歌うま歌手がおバカタレントとして消費されて世間に叩かれる様は。
しかもこの楽曲作った鈴木大輔がガルネク始動して一昔前のavexサウンドやり出して、案の定すぐ解散して。無情。

misonoの好感度はテイルズファンとそれ以外で大きな乖離があると思う、ルート間違えなければ今頃鬼滅の主題歌歌ってた世界線もあったと思ってる。歌めっちゃ上手いし綺麗な声だもん。

原曲の10年後、datではなくソロ版MV。PS3の続編とセット売りのユニゾナントパック(移植)発売とともに「symphony with misono BEST」というアルバムが発売され、そこに収録されたリアレンジver。ボーカル自体はdatのものを使ってるので再レコーディングはしてないらしい。
「シンフォニー」を体現したいのかもだけど、ちょいトラックがしつこい(原曲厨)。

最近この切り抜き動画見つけたんだけどまだまだ声現役よな。あと冒頭でシンフォニアのキャラクターがパッと出てくる辺りも自分の携わったコンテンツに愛を感じてファンとしては感動した。

何気に詞もロマンチックで良いのよ。コレット目線にも捉えられる内容。
「夜空を駆ける流れ星を今 見つけたら何を祈るだろう?」の詞とメロの親和性よ。

⇧なんでこんな素敵な詞を書ける人が⇩

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こうなってしまったのかは理解に苦しむのだけど。

3(遊)カルマ / BUMP OF CHICKEN

ゲームタイトル:[テイルズオブジアビス(PS2・3DS)]

この曲は2番か3番なんだよなぁ、4番じゃないんよ(謎のこだわり)。
3分半で駆け抜けてくロックソング、歌手もBUMPとカリスマ性があるので3番ショートを任せたい。

アビスはBUMP(藤原基央)が主題歌だけじゃなくBGMもがっつり担当っていうガチコラボ、当時中1の自分はBUMP大好きマンだったのでハマらない理由は無かったなぁ。何週もしたわ。けっこうストーリー長いのに。
未だに5chで「俺は悪くねぇ!」スレが立つのを散見しますね。良くも悪くもネタになるゲームでした(実際あのルークは責められすぎだと思う)。今考えるとあの脚本突っ込み所一杯だよな。FF零式もそうだけどBUMPパワーで押し切った感。

BUMPは自分世代(アラサー)なら誰もが通るよね。この曲も。幼少期から今にかけて自分はあまり音楽に詞を重要視しないんですが(勿論歌詞が良い事に越したことはないです)、メロディだけじゃなく「歌詞が良い曲」っていうのを肌で初めて実感したのはBUMP OF CHICKENだったと思います。

この「カルマ」の歌詞、ネタバレネタバレ言われてるけど実際初見だとそこまでだよね?ゲーム終盤で見たら「あっ(察し)」ってなるけど。
ゲームをクリアし終えて改めて詞を見て「はえー藤くん伏線回収すげー」ってアホになるのが正しい聴き方だと思います。

ちなみにBUMPって低いから歌うの簡単的に言われたりしますが、この曲と「天体観測」は休憩ポイントマジで無いので普通に難しいと思います。最初の方に歌うとまず喉が死んで後半持たなくなります。普通にBUMPって平均的一般男性からしたらそこそこ高いと思います。割とmid2G連発してたり曲によっては普通にhiAあるし。

ちなみに自分はよく「ハルジオン」「66号線」「white note」辺りをカラオケで入れます。

4(一)夢であるように / DEEN

ゲームタイトル:[テイルズオブデスティニー(PS・PS2)]

「テイルズで一番の名曲と言えば?」と言われてこの曲を選ぶ人も少なくないでしょう。自分も恐らくこの曲とStarry Heavensで大いに迷うと思います。ということで文句なしの4番打者です。ファーストでめっちゃ本塁打量産しそう。

このゲーム発売当時は5歳だったので自分はリメイク版の記憶が強いです。
結局後追いでどっちもやりましたが。原作から10年ぐらい経ってリメイクされたのにテーマ曲は相変わらずアレンジすら変わらずこの曲そのままなのも納得。色褪せない名曲。もうギターの入りとピアノのリフで確定演出ですよねこんなん。

一般ピーポーとオタクで「DEENの一番の代表曲は?」って聞いたら意見分かれそうですがオタクの意見はこの曲で一つになるでしょう。
めっちゃバラードだけど存在感ありすぎるよな。何でだろう。ファンタジーRPGなのにテイルズのOPのバラードが合う率は異常だと思う。

あ、Spotifyにはライブ音源しかなかったので原曲聴きたい人は各自色々して下さい。

あと個人的にリメイク版について、人気キャラなのは分かるけどリオン君が過剰に演出されすぎてる気がしないでもないので、オリジナル版のラスダン階段でゾンビリオンになって主人公達に立ちはだかるシナリオのが好きです。

5(三)鐘を鳴らして / BONNIE PINK

ゲームタイトル:[テイルズオブヴェスペリア(Xbox360・PS3・PS4)]

「そこそこ好き」から聴く度に「すごい好き」に変わっていく正しい形のスルメソング。この曲の力強さは間違いなくクリーンアップでしょう。鐘を鳴らして走者一掃してほしい(別にうまい事言ってない)
代表曲「A Perfect Sky」のオマージュのようなコーラスも有ったりで聴きやすい曲かと。アップテンポ過ぎず安定したリズムとボーカルでどっしりと構えてる感がまさに5番打者。

ちなみにタイアップ元のヴェスペリアはリマスターもされシリーズ中では世間的にかなり評価の高い作品だけど、自分は全く合わなかったです。
シリーズ的に中期テイルズの集大成でボリュームもあるのでゲームとしては楽しいのかもだけど。
自分はどうしてもシナリオ上「人殺しといて裁かれず周りからヨイショされまくる主人公」「人の話聞かないしうるさいし勝手に危険地帯行って味方を危険に晒すヒロイン」のメイン2人が無理過ぎて。
自分がやったのはPS版なんだけど無印のXbox版は主人公と対になる正論マンのフレン君がパーティ入りまではしない、という話を聞いたことがあるのでそっちのストーリーだったらどう感じてただろうか。

ちなみにBONNIE PINKで一番好きな曲はこれです。

あと最近割と散見される「BONNIE PINKとヒコロヒー似てる」って言うほどか。系統は近いと思うけど。


6(捕)夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~ / よーみ

ゲームタイトル:[テイルズオブファンタジア(SFC・PS・GBA・PSP)]

記念すべきタイトル一作目の楽曲。どっかりと司令塔として座って頂きましょう。サブスク探しても無かったのでヒロイン役の声優さんがカバーした音源を貼っときます。本家聴きたい人はアレをアレして下さい。

この曲はPS版のよーみさんが歌ったバージョンが好きだな。後追い勢なので。SFCは歌い手さんとキー設定違うのよな。リアルタイムで追ってた方はそちら派の人が多いかもだけど。
ちなみにこのリンク貼ったカバーの方はPS版のキー準拠でバラード調にアレンジしたものです。

で、ファンタジアは実は結構暗い話で。序盤で一族郎党殺されるし。敵側も敵側で実は事情があったりで、「このゲームはただの勧善懲悪の脚本じゃない」ってテーマは初代から一貫してるのよね。
エルフ、人間、ハーフエルフの差別問題など現代に通ずる、以降のシリーズでも取り上げられる種族問題にも触れてるし。あと中盤でガッツリ戦争してるし。ストーリーの骨子は概ね覚えてるけど細部は忘れちゃったのでPS5仕様でリメイクしてくれないかな。
ちなみにこのゲーム、初代という事もあり様々なハードに移植されているので周りを見渡せるというこじつけで捕手に選びました。

7(右)good night / Every Little Thing

ゲームタイトル:[テイルズオブリバース(PS2・PSP)]

BUMP起用で話題になったアビスの次の作品で、満を持してELT登場。ヒット曲の「恋文」のカップリングです。自分は断然こっち派。この曲は二塁に置くか迷いましたが自分が強打のセカンド好きなのでライトで頑張れ。

ここで言う「good night」は子守唄的なあれじゃなく完全にレクイエム。
でも使われてる一番の詞をファンタジー世界に置き換えると確かにそれっぽい。作詞家ってすげぇなやっぱ。OPアニメにもマッチしてるし。「所々高音でポジティブなワード入れれば冒険っぽくなる」説。
ただフルで聴けば完全に親しい人を喪った上での鎮魂歌。まぁ、ゲーム的にテーマと合致してなくもないんですけどね(若干のネタバレ)
あとゲームOP限定で聴けるアウトロも好きです。

この頃のもっちーの歌声が自分は一番好きです。
「ソラアイ」とか「きみの て」とか「ハイファイメッセージ」とか。


8(左)HIBANA / 感覚ピエロ

ゲームタイトル:[テイルズオブアライズ(PS4・PS5)]

上記でも触れた新作のアライズより。こちらは第1部のOPです。
アライズ、1部OP,2部OP,グランドテーマと3曲が主題歌として起用されているのでバンダイナムコとしても社運を賭けた、なおかつ自信のあるプロジェクトだったのでしょう。

正直最初ゲームのShort verで聴いた時は微妙に感じたんですよね。「今回はOPに関しては外れかなぁ…」と。ただこの曲、フルで聴いた時の印象が全然違うんですよね。
この曲、サビ始まりでゲームでは普通にサビメロから入ってるんですよ。ただフルでは冒頭にそのサビへと繋ぐ初期衝動溢れるサウンドとメロのブロックがありまして。そこからギターとボーカルのみのゲームでも使われているOPの入りに繋がるんですが、フルだと冒頭からそのカタルシスの印象を保ったまま最後まで走り抜けるので気持ちよく聴けます。なので改めてゲーム版を聴くといやあの冒頭削ったらダメやろ…ってなりますね。
感覚ピエロは代表曲しか知らず、好みとしてもそこまでだったんですが一気に好きになりました。

まだこの曲は新人さんなので下位打線から始めましょう。


9(投)Progress / 浜崎あゆみ

ゲームタイトル:[テイルズオブエクシリア(PS3)]

投手に選んだのはこの曲です。楽曲の壮大さがマー君さながらの大エースだと感じたからです。

全盛期を過ぎ、CDが少しずつ売れなくなってきた時にタイアップの発表があったのでファンからは賛否あったのですが、いざこの曲が出てからはもうファン手の平くるっくるで。最初からクライマックスの良いとこどりのOPも良いし、壮大な組曲のようなフルもよきです。

おそらくmisonoと浜崎あゆみは現代の若い子で二大「テイルズやってる層とやってない層で好感度が違う」歌手だと思います。自分は全盛期のLOVEppears辺りの曲好きなので普通に良い歌手だと思いますけどね。

一方でゲームの内容はあんま覚えてないです。好き、嫌いとかどっちの感想にも属してなくて「つまらないとは言わんけどあんま面白くはなかった」的な。続編の2がめっちゃ良いので世界観やキャラを知るにはやった方がいいかも(ぶっちゃけ実況動画でもいいような)。

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ベンチメンバー

以下は普通にスタメン漏れしたのを9曲選出して普通に紹介していきます。
こちらは概ねゲーム発売の時系列順です。

・eighteen / New Cinema 蜥蜴

ゲームタイトル:[テイルズオブエターニア(PS・PSP)]

上記でも書いたエターニアのED曲。こうして並べるとあんまテイルズ感ないね。バンド名は「ニューシネマトカゲ」って読みます。トカゲて。

割とロキノンチックな曲ですが、これが結構主人公たちがそれぞれ旅立つEDにマッチしてました。後で調べたらビーイング系のバンドだったのね。
ウェットだけど癖のないボーカルとバンドサウンド、でも全体的に品がある感じがすごい好みです。2002年解散、残念。

・key to my heart / 倉木麻衣

タイトル:[テイルズオブデスティニー2(PS2・PSP)]

スタメン当落上だったけど泣く泣く控えに。
若干売上落ち気味ではあったけどまだまだトップアーティスト街道を走ってた時の倉木麻衣。シングルではなくアルバム収録曲で、この作品は70万枚以上も売れてます。人気曲でベストにも入ってたね。

BPMは速いのだけど、めちゃアゲソングかというとそうでもない。でも徐々に生まれる疾走感と高揚感を煽っていくすごい上品な曲。OPアニメも合ってたなぁ。ただフルで聴いたらほぼOPと変わらず同じサビとアウトロが1分増えただけでほぼ変わらないやん、ってのは残念だった。

自分の世代でテイルズと言えばこのD2・シンフォニア・アビスだったな。

・そして僕にできるコト / day after tomorrow

ゲームタイトル:[テイルズオブシンフォニア(PS2・PS3)]

このジャケのmisonoふつくしい。
「Starry Heavens」の所でちょい触れたけど、移植版のPS2ではOP曲が変わってまして。こちらのが好きと言う方も多いかもです。ハード普及率的もあり後発だけどPS2版のが売れたし。

曲としてはStarry Heavensの続編のような詞で、ロイド目線とも捉えられる。曲調も同曲を意識している。しまくっている。勿論これはこれですごい良い曲なんですが、やっぱり自分はStarry Heavens派です。

ちなみに2013年のリアレンジ版はサビで謎に四つ打ちのキックが入るという改悪がされました。ちょっとこのアレンジは擁護できなかったです。


・二人三脚 / misono

ゲームタイトル:[テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-(Wii・PS3)]

そのシンフォニアの続編がWiiで発売され、時点でdatは解散しソロになりましたがmisono続投。ありがとうバンダイナムコ。
ユーザーからは「靴の歌」とか揶揄されてましたが楽曲自体を悪く言う人はほぼいなかったように感じます。OPの切り取りが悪い。「夢であるように」みたいにうまく1番と2番掛け合わせてゲームっぽくすれば良かったのに。
ゲーム自体はノーコメントで。ヒロインは可愛かったです。

こちらが2013年ver。このリアレンジ版、3曲の中で唯一の成功だと思う。原曲のバンドサウンドも決して悪くはないのだけど、「シンフォニア」の曲としてはこっちのポップに振り切ったファンタジックなトラックのが合ってる気がする。過剰なストリングスやEDM要素みたいな余計な事もしてないし。この曲聴きたいって人にはこっちのverをお勧めするかも、自分なら。

・TAO / Do As Infinity

ゲームタイトル:[テイルズオブレジェンディア(PS2)]

ごめんなさい。レジェンディアはプレイしてません。
だってさ、当時中1にアビスとほぼ同時期に7000円とかのソフト2本出すとかお財布的に鬼畜じゃないですか。そりゃBUMP全面協力のアビス選ぶよ。
ゲーム自体の評価はシナリオ面に関しては良い噂を結構聞くのでスイッチかPS5でリマスターしてくれませんか。

ただこの曲のファンタジー感好きです。ガネクロといいこの時代の女性バンドの空気感めっちゃ好きです。

・flyaway / BACK-ON

ゲームタイトル:[テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2(PSP)]

最後までHIBANAとスタメン入りするか悩んだ曲。野球に例えるなら代走もしくはユーテリティの守備固め感。日ハム杉谷的な。

携帯機の外伝作品で、こちらも失礼ながら自分はプレイしてないんですが楽曲はめちゃ好きです。
当時ネットではオレンジレンジやらGReeeeN系統のアーティストが盛大に叩かれていたんですが、このBACK-ONもプロデューサーがGReeeeNと一緒だったり(めっちゃボーカルの声やマスタリング似てる)、なんなら一緒にコラボしていたこともあってかこの曲Amazonレビューで不当な扱い受けてた記憶。当時高校生でしたが「そんな楽曲まで叩かんでも…」って思ってました。まぁテイルズやるオタクとこういう系統のアーティストの相性は悪いわなだけど。
このバンドでは他に「セルリアン」って曲が好きです。

ちなみに豆知識を言うとボーカルが倖田來未の旦那です。

・Song 4 u / 浜崎あゆみ

ゲームタイトル:[テイルズオブエクシリア2(PS3)]

名作「Progress」を産んだエクシリアシリーズの2という事で浜崎あゆみ続投。上記の続編といった内容でこちらもProgressに勝るとも劣らない出来でした。曲構成がA・Bメロ→サビ→2A・Bメロ→サビ→Dメロと前作の壮大さはそのままに4分以内で潔く終わるので、短めの曲好きとしても歓喜です。

ちなみにゲーム自体は無印よりエクシリア2のが断然楽しいです。今PS3のゲームは勧めづらいところはありますが。主人公が1と違って、前作キャラはあくまでサブポジ的な立ち位置なので別に1やらなくても単体で楽しめる作品ではあります。

浜崎あゆみは自分と誕生日が一緒なので昔から好きです。
ちなみにプリティ長嶋とmihimaru GTのラップしてる方の人も同じ日です。

・BURN / FLOW

ゲームタイトル:[テイルズオブベルセリア(PS3・PS4)]

趣旨説明でも触れた名作なのに不遇の評価のベルセリアより。
テイルズのメインタイトルはDEEN・BUMP(あと新作の感覚ピエロ)を除いて大体女性アーティストなんですが、この曲の勇ましさが見事にゲームに合ってます。

ベルセリア、正直シリーズで一番好きかもまであるんだよね。小中時代の思い出補正がめちゃくちゃかかってるのでいざ選ぶとなると「シンフォニア」なんだろうけど。
新作のアライズも含め、テイルズに限らず「復讐なんて誰も喜ばない!俺たちで悲しみを終わらせるんだ!」的なストーリーがエンタメの基本だと思うのですが本作は「うるせぇ復讐するって言ってんだろ完遂するまで立ち止まるかボケ」を貫く話なので好き嫌いあるかもですが自分はめっちゃ好きなんですよ。
本作は女主人公なんですが、その復讐の旅の中でのとあるシーン、守るべきだった対象にすぎなかった仲間が主人公を呼び覚ますシーンはもう涙ちょちょ切れましたよ。ライフィセット好きだわー。

・SCARLET STARLET / ストレイテナー

ゲームタイトル:[テイルズ オブ リンク(iOS・Android)]

「えっこの曲テイルズだったの」楽曲第一位。
どうやら2014~2018年まで配信してたソシャゲらしい。そら知らんわ。
調べたら普通にアニメーションとか作られてたわ。

いや、単純に自分ストレイテナーめっちゃ好きなんですよ。
そしてこの曲元から好きなんですよ。テイルズ絡んでたと知ったのは後のこと。この曲が収録されたアルバムが自分の中でテナー史上1,2を争う位好きまであります。5曲のみのミニアルバムなんですが。捨て曲無しです。

このリード曲は邦ロックファンには多少知名度あるかな。全然テイルズ関係ないですが。


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その他

上記でも書きましたがテイルズは色々とメディアミックスしてる作品でして、ゲーム以外の関連曲でも結構良曲があります。

・天空のカナリア / 水樹奈々 [テイルズオブシンフォニア(OVA OP)]

シンフォニアのコレット役を演じていることもあってか、OVAの主題歌を担当。「夢幻」というシングルのカップリングですが正直表題より好きです。

・冒険彗星 / 榎本くるみ [テイルズオブジアビス(アニメED)]

サブスク探したけど無かった、弾き語りのやつは公式であった。
アビスのアニメでのEDです。OPは当然のようにカルマです。その縁もあり、なんと藤原基央作詞作曲ですこの曲。めったに人に曲書かないぞこの人。原曲聞きたい人はアレをアレして下さい。

譜歌 〜song by Tear〜 [ティア(CV:ゆかな)] / MOTOO FUJIWARA
[テイルズオブジアビス(ゲーム・アニメ挿入歌)]

で、こちらが藤くん作曲の挿入歌。ヒロインであるティアの技を全部繋げるとこの曲になるよっていうお洒落な仕組み。
ゲームでもアニメでも聴けます。なんならこの曲とカルマのアレンジ版がゲーム内のそこら中で流れてます。

・fhána / calling [テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(アニメED)]

俺の好きな曲に限って何故か売れないアーティスト」ランキング堂々の第一位、fhána。この曲とかムーンリバーとかコメットルシファーとか。
世論と俺の好みが一致したのは「星屑のインターリュード」くらい。
ちなみにこの次のシングルで彼らは「青空のラプソディ」でバズります。

ちなみに自分はfhánaではこの曲が好きです。正直最近はリーダーよりwagaさん作曲のが好み。


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以上、こんな感じでお送りました。
長々と読んで頂きありがとうございます。途中で飛ばしたよって方もここまで辿り着いて下さりありがとうございます。

ここまで書いて思ったのが、
「野球の例えのくだり、必要だったか。。。?」

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