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おすすめされた楽曲聴いてみた⑥

シリーズPart6ですいえい。



・だから僕は音楽を辞めた / ヨルシカ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

弊アカウント、何かと同くくりにされがちなYOASOBIヨルシカずとまよの中ではヨルシカ派ではあります。ただ新譜の出来的に最近ずとまよに傾きつつあります。ということで一応ヨルシカ一通り聴いてはいます。

個人的に『だから僕は音楽を辞めた』というアルバム自体が非常に聴きやすいポップロック名盤だと思っています。自分はヨルシカの「物語」的なところまでは深追いしておらず、単純に楽曲をフィーリングで消費するリスナーなので、「バラード少なくて作風も纏まっててノリ良い曲多い」という理由で一番好きな作品です。(負け犬に~もロックで好きだけど「ネット発」が残りすぎてる感がある)

この曲自体も非常にキャッチーで聴きやすいです。バンドサウンドにピアノのリフが乗ってちょいポエトリー気味な譜割がメロディアスに連なり、そこに詞とボーカルの厭世観が合わさってティーンみんな大好きだろこれ。

そもそも当アカウントも「だから僕は音楽を辞めた」なので(過去記事とかに多少書いてます)おすすめしてくれた方はもしかして確信犯?
この曲に関しての考察とかは散々他の人がブログとかで挙げてるのでそっち見てくれ。

ちなみに自分が一番好きな曲は『雨とカプチーノ』です。この路線帰ってきて。

・僕たちの未来 / 家入レオ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

家入レオだ!この方もなんだかんだ息長いですよね~、自分の知識は最初のベストくらいで止まっております。『太陽の女神』が一番好きです。
ということでこの曲は存じておりますが、作曲が元Superfy多保さんですね。改めて聴くとメロもそうですが歌唱の語尾などでめっちゃディレクション入ってそう。余談ですが現在は多保さんSuperfyのクリエイトに関わってないこといま知りました。

メロが耳に残るポジティブでソウルフルな楽曲なんですが、意外とトラックが「温度を上げすぎないダンストラック」で丁度いいバランスになってる気がします。もしこれをSuperfly用にチューニングしたらめっちゃ暑苦しい曲になってる気がする。それはそれで嫌いではないんですが。



・未完成 / 家入レオ

(好き度:☆☆☆☆☆)

この曲は知らなかったんですがけっこう代表曲的な扱いなんですね。
なんというか…この手の曲の感想がむつかしい。「高品質なJ-POP」なのは分かる。という感じでしょうか。やや表現を荒くすると「量産型邦楽の上積み」感。可もなく不可もなくと言いますか。
すみません、全然嫌いではないですがあまり刺さらなかったです…


・courage / 戸松遥

(好き度:☆☆☆☆☆)

とまっちゃん最高売り上げの曲。もちろん存じておりますよ、この曲発売時期は声優界隈追ってました。
ただ当アカウントの評価としてはこれあまり高くないです。すみません。
「分不相応に壮大な曲を無理やり歌わせられてる」としか思わないんですよね。小倉唯のRaiseとか。丹生ちゃんセンター日向坂One choiceとかみたいな。曲自体は悪くないですが。小倉唯はBSBLが聴きたいし丹生ちゃんはドレミソラシドのが合ってるという話です。

この曲に対する適性で言うとスフィアならあやひーのがよっぽど合ってる。「戸松遥」というブランドにSAOの曲を歌わせることが目的なのでしょうがないんですが。

ボーカル適性的に言うと彼女の曲だと「naissance」か「Baby Baby Love」路線のどっちかよなと自分は思います。アルバムとしては「Sunny Side Story」が最高傑作です。ハルカ。ハルカ。L・O・V・Eハルカ。


・my song / THE IDOLM@STER

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

アイマスはデレマスが自分が積極的にアニソン追ってた頃とドンピシャなのですが(そういう記事も書いてる)無印は詳しくなくて。
作曲、神前さんなんですね。それは良曲確定案件でしょう。

いざ聴いてみてですが、確かにいい曲。ただ声優さん的には時代感じますね~、ゼロ年代中盤こんな感じのたしかに結構あった。リアタイで聴いたら作品補正かかった気はする。
作りとしては普遍的なバラードなんですが、イントロのピアノリフがめちゃ綺麗だったり、ベースが意外とメロディアスな動きしてたりで凝ってるし飽きない。何気にBメロでマイナーに同主調転調してサビでメジャーに戻るみたいなことやってる。
自分の好み的に言うと間奏もうちょい短くて4分台にまとめて欲しかった感はあるかなぁ…


・眠り姫 / THE IDOLM@STER 如月千早 (CV: 今井麻美)
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

タイトル見てセカオワのカバー?と思ってすみませんでした。歌い手ミンゴスさんなんですね。
感想としては「なんか凄かった」という感じ。めちゃくちゃ歌うの難度高そうな曲だな~と。あと「そのタイミングでその方向性のベース入るんだ」というのでびっくりしました。聴いてて2サビ終わりからのDメロはけっこう感情動かされましたね。ただ弊アカウントは短めの曲好き好きマンなのでちょいエンジンかかるの遅くは感じたかも。

ちょっと敵を作るようなことを言うと、アイマス無印楽曲はとくに「あの時代の曲だ…」感は強いなぁと思いました。逆に「READY!!」的な合唱ソングになると記名的なものが薄れるのでそこまで今も違和感なく聴けるのですが。
それは音楽のジャンルというよりも声優さん的なことであったり、キャラソンのアプローチ方向性みたいなものなので近年の「シティポップ・リバイバル」のようにはいかないというか、今の時代の感性とは代替が効かないんですよね。なので「この時代のアニソンを愛せるか」「この声優さんの歌声が好きか」が評価に繋がってくるんだと思います。という理由でこの評価。
たとえばKing Gnu井口がこの曲歌ったとしたらもっと自分評価は上がるけど、みたいな。


・sads / ANDROGYNY INSANITY
(好き度:☆☆☆☆☆)

sadsは『忘却の空』は知ってるけど、みたいな距離感。
なのでびっくり。清春プロジェクトは代表曲しか聴いたことないけどこんなラウド寄りだったっけsadsって?
曲的にはもうちょいメロか展開がある方が好きかなぁ…
あと詞の意味的に今出したら叩かれそうな感じはする。V系の文脈詳しくないからあれだけど。
最近こっち系のサウンド廃れちゃったよね、Dirとかは新譜出してたけど。

・DEAD END / Conception
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

ラルクやらXやらLUNA SEAやら有名どころのV系からレジェンド扱いされてる祖的なバンドであることは存じております。渋い。
再結成後の曲とのことですが、このジャンルにしてはめちゃ聴きやすいですね。間奏のギターソロで「上手い」よりも「綺麗」という感想が先立ちました。ベテランゆえのどっしりとした安定感はありつつ、広義の意味でポップだな~と感じました。


・Different Man / AKLO×JAY’ED
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

すみませんでした!!!好きですこれ!

なぜ謝罪から入ったかというと、質問箱に来たJAY'EDの名前を見て「うわ…」となったからです。自分が一番チャート系の音楽聴いてない時代に自分が一番嫌いなジャンルの音楽をやってたやつ。ケバい歌姫featuring謎のR&B系いかつ男という田舎のヤンキー大好きソングが量産されてた邦楽暗黒期ですよ。

発狂するわこんなん

なんですかこのオサレな曲(恍惚)
ニュージャックスイングぽさとアーバンみが調和してて良いトラック。むしろこの手の曲は今の方がチルい言われて受けそう。作編曲に関わってるBACHLOGICのトラックの功績ですかね~、LDH系全然聴かないけど当時も『Touch The Sky』とかは好きだったしな。
というか当時はジャンル憎しで目が行かなかったけどJAY'EDめっちゃ歌うま人ですね、半端ない。AKLOのフロウ回しも品がある。
この曲が収録されてるアルバムざっと聴いたけどどれも良いです。音源手に入れます。



今週は以上。
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それでは、また次の記事で。

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