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おすすめされた楽曲聴いてみた⑪

お疲れ様です。
今回は6月とかにリクエスト頂いてたんですがいろいろあって取り上げるのが今になっちゃったやつです。ちゃんと覚えてるよすまんね

・光の中へ / 結束バンド
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

結束バンドについては以前こちらの記事でアルバム感想をやっていますね。
それを経た今作、5月に発表されたシングル曲です。

提供やインスパイア元が有名ミュージシャンであることも楽曲やアニメの話題性に華を添えたり確かなクオリティにもなっている結束バンドですが、この「光の中へ」はSAKANAMONの藤森元生が提供しています。

これについてはシングル表題そこから持ってくるか、と個人的には意外でした。傾向をすんごいざっくり言うとOPED曲でKANA-BOONやthe peggiesみたいなポップロックをやって、劇中歌でアジカン、the band apart、9mmのような下北系とか残響系インスパイア(怒られそうだけど一つにまとめときます)というスタイルだったので、どちらかというと後者寄りですよねSAKANAMON。その中でもけっこうストロングスタイルな3ピースロックな印象があるので、結構無骨な所から参照してくるか…と。

最初は実際聴いてみて、
青春コンプレックスやDistortion!!なみに分かりやすい感じでも、
あのバンドやギターと孤独~のようにラウド系厨二でも、
星座になれたらのようにオサレな感じでもない。
アルバムの曲で言うとちょっと影薄めの(ごめん)ラブソングが歌えないが一番近いなと思いました。それシングルにするんだという驚き。

ただちゃんと「耳に残る楽曲」なんですよね。初聴のインパクトで持ってくと言うよりは時間をかけて体に浸透していくタイプの楽曲かなと思いました。レガートのイントロに始まり、紐解いていくと様々な奏法やアレンジが組み込まれていて飽きない展開。
そしてこれでもかというくらいに詞をちゃんと届けるんだという気概があるメロですね。初期衝動と決意表明が伝わってきます。
個人的には最後のメンバー全員がシンガロングするパートが好きですね。メンバー全員で一つのものに向かっている熱さがあります。この楽曲の総決算的なパートでもある。バンドっていいですね。


・青い春と西の空 / 結束バンド
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

「光の中へ」のカップリング曲です。
こちらは同曲の疾走感から一転、緩やかなミディアムチューンです。
作曲は南田健吾さん。アニソン界隈にもJ-POP界隈にも幅広く提供されてますね。櫻坂のOvertureこの人なんだ。

光の中へもそうなんですが、バンド経験者としては「あぁこんなフレーズ昔弾いたなぁ」の満漢全席ですね。シングル2曲ともにベースが非常に強い音を出していてよいです。


・二人のアカボシ / キンモクセイ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

ここからキンモクセイの感想リクエストを何曲か頂いていたので。
小学生の時にこの曲流行ってましたね~。自分らの世代はあたしンちのOPで使われてた「さらば」のが浸透してた気がする。
自分個人も正直代表曲くらいしか知らないな…

で、さすがにこの曲は有名どころなので知っております。今で言うとシティポップ文脈で語られそうな音ですね。当時は青春パンクがチャートを彩っていたのでそれに対してのカウンター的な立ち位置だったんでしょうか。
むしろ現在のトレンドを踏まえてのが幅広い世代に受けそう。


・同じ空の下で / キンモクセイ
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

まだヒット曲の余波が残ってる時期に発売された6thシングル。
普遍的なポピュラーミュージック、ドライブに似合いそうな爽やかな曲!と思いきや、要所で展開やコード、メロが「あっそっち行くんだ」と何気に予想を裏切る形で面白い。この「ほんのり分かりづらい」感をシングルで切ってくる辺りが一筋縄でいかないな、と思いつついまいち大衆の支持を得られ続けられなかった要因もあるのかなと思いました。いわゆるスルメ曲。


・冬の磁石 / キンモクセイ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

これはめちゃくちゃ良いですね!休止ちょっと前に発表されたシングルらしいですが、間違いなく表題の強度。
バラードな導入から勇ましいリズムに突入して哀愁溢れるメロをキャッチーに歌い上げていて、非常に聴きごたえがあります。個人的に「車線変更25時」とかがもともと好きなのでそれに近いパッションを感じました。


・13月のバラード / キンモクセイ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

これも良いですね!クリスマスみのあるレトロ歌謡曲。良い意味で聴きなじみのある感じなピアノリフとメロが耳に残る。これアルバム表題といい位置の楽曲でありますが全然表題でも行ける出来。ベストにも入ってないからアルバムを追わないと聴けない名曲ですね。6分強と長尺ですが伊藤さんのボーカル力が半端ないので飽きず、むしろ圧倒されながら聴けます。


・セレモニー / キンモクセイ
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

2018年に活動再開、翌年8年ぶりに発表された新曲とのこと。
ジャンルミュージックとかでなく、純粋に「良い曲と良い歌」で勝負してるとんでもなくストロングスタイルな曲ですね…
サビで聴かれる伊藤さんのロングトーンが非常に心地いいです。

冒頭でも書きましたが、6月にキンモクセイのおすすめ選曲もらったんですが諸々でnote遅くなってすみませんでした。良い曲多かったです。ベストの音源持ってたはずなんですが手違いでデータ消失したのでもっかいツタヤで借ります。TSUTAYA DISCASは人類の叡智。


あなたのおすすめ曲を教えていただければこの記事シリーズで短めの感想書きます。上の質問箱リンクでもいいですし特に送ってくれた方のお名前出す気もないのでTwitterでもこのnoteコメとかでもいいです。随時募集中ですが記事に反映されるまでラグあると思われますのでご了承ください。
それでは、また次の記事で。

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