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おすすめされた楽曲聴いてみた③

お疲れ様です。こちらのシリーズPart3です。

こちらのリストからまだ感想を書いてない楽曲について触れていきます。

ちなみに改めてですがこのシリーズ、
別に「評論」でもなく「考察」でもなく「アラサー男子が知らん曲(知ってるのもあるけど)聴いた初見の感想」でありそれ以上はないので期待はしないでやってください。温かい目と耳で。


四月はなれて / 朴に慄く
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

どっちが曲名だ案件。
初期衝動溢れるガールズロックの系譜ですね。バンド名とかサウンド含めストイックな感じかな、と思いきやMV観るとけっこうポップな感じもしますね。ボーカルの子がアイコンになる意識を明確に持ってる感じしますし。

ストレートなリズムギターとアタック強いけど可愛げもあるボーカルはストロングスタイルで好感持てますし耳に残りますし、出たがりの男声ボーカルも緑黄色っぽくて好きです(褒めてる)。ただこの曲調なら5分台は長いかなぁというのはある。
詞を見る限り作曲担当の方がなんとなく絶賛尖ってそうなので、3年後くらいにどうなってるかまた観測したいバンド。


EDEN / idom

(好き度:☆☆☆☆☆☆)

これは…Z世代の波だ…おされだ…
月9の主題歌とかやってるんすね。おじさん知らんかった。
なんというか、「臭みをなくした藤井風」感がありますね。藤井風のそこが自分は苦手な所でもあるのだけど、漂白するとこのidomっぽくなるのか。それはそれで没個性みたいになっちゃうのかなとも思った。ごめんなさい藤井風評みたいになってますね。
Vaundyとかもそうなんですが、こういう「TikTokやインスタ受けしそうなスタイリッシュ系」の良さがいまいち伝わりにくい、またそれを言語化できないのが自分のコンプレックスだったりします。良い曲だとは思います。売れそう。


AXIOM / 降幡愛

(好き度:☆☆☆☆☆)

降幡愛さんはラブライブ声優の一人という知識しかなく、楽曲は聴いたことありませんでした。
レトロポップな始まりだな~~と思いながら聴いてたら、ボーカル入りのエフェクトがモロに昭和のソレじゃないですか!!完全に確信犯ですね。振り切った路線は好感が持てます。てか作曲本間昭光さんじゃないすか。
近年のシティ系ブームで外国の方と思われるコメントが多いの納得です。

個人的な好みで言うと…ボーカルとメロのアクが自分には強すぎるかな…なのでこれくらいで…すみません


花ハ踊レヤいろはにほ / チーム"ハナヤマタ"
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

今でこそ坂道界隈に出没してますが学生時代は水樹奈々さんやWake Up Girls!ファンでアニソンを追っていた自分にこれをお勧めするのは愚問というものです。でもありがとうございます。
WUGではかやたん(奥野香耶さん)推しだったので彼女が参加しているこの曲も勿論発売当時よりチェックしています。

自分は「あからさまに転調する曲」も嫌いではないのですが、露骨すぎるのも引いちゃうケがありまして。この曲みたいな「何も考えずに聴けるけど紐解いたらすげぇことやってる」ほうが好みではあるんですよ。

この曲に関して言うと、サビ始まりは(A♭)な訳ですがA,Bメロ挟んで次のサビはメロディ一緒なのに(E♭)な訳ですね。しれっと属調で転調してるんすよ。それでいて王道進行かつキャッチーなメロなので気持ちよく聴けるという。あと半音で平行移動するBメロもおちゃめで好きです。
(音楽理論的な話をすると沼が深いのと自分が大してそっちの知識ないのがバレるので程々にしときます)

そして単純に使ってるコード自体がおされ(この曲に関してはIV△7の響き推し)。編曲も軸はバンドサウンドだけどピアノやSEが綺麗な音出してて品があるトラック。

秀和、俺は待ってるから罪を償ってまた良い曲書いてくれ…


Back To The Funk / BRADIO
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

BRADIO、バンド自体は存じておりますが実際に曲を聴いたことは少なく。けっこう前、学生時代か社会人なりたてくらいの時に一度なんかで観た時の「ブチ上げパリピ感」が苦手であえて今まで触れてなかったんですがこの曲はアダルティ寄りなのもあり程よいテンション感でとっつきやすいですね。

というかこのバンドめっちゃ上手いですね。音作りも綺麗。上品にまとまったサウンドなのにそれぞれの楽器がクリアに聴こえる。そしてボーカルめっちゃ歌うまい。

思いの外サウンドが刺さったのでほかの曲もざっと漁ってみたんですが良い曲多いですね。歳をとって自分の感性が変わったのか、それとも当時の出会い方がクリティカルに悪かったのか。順当に「Flyers」好きです。この曲含め音源近いうち手に入れます。



SHOWDOWN / ヒプノシスマイク
(好き度:☆☆☆☆)

ヒプマイは前回の記事でも取り上げましたね。

クレジット見てDragon Ash提供と聴いてラテンロック系かな?と思ってたら思いの外エモ路線のロックバラードですね。

というか…これモロにLinkin Parkじゃないですか…?
この「SHOWDOWN」自体が悪いとは全く思わないですがサンプリングかと思うくらいリンキンのNumbに似てないですか…?ごめんなさい、それ一つでラップ諸々が入ってこなかった、
ラップもサンプリング文化ですし、DAも公開処刑とか色々あったけどそういうこと…考えすぎ…?

ごめんなさい自分はこっち聴くっす。


Kiss me 愛してる / ℃-ute
(好き度:☆☆☆☆)

来たか…ハロプロが…(当方つんく曲が苦手すぎてほぼハロプロを追っていないのです)(Buono!はつんくがあまり関わってないのとロックサウンドで聴きやすいのもあり追ってました)

いや、このジャンルとして相当クオリティが高いことは分かります。認めます。ただこのバブルっぽいクラブ・ディスコサウンドに昭和歌謡っぽいいじらしい湿っぽい詞、ハロプロ特有の鼻にかかって語尾を上げる歌唱法が本当に受け付けないのです。これはもう生理的な反応なので理屈じゃないのです…

鈴木愛理はマジで歌い手として好きなのでこんな感想でごめん。ハロプロ苦手でごめん。


水恋 / 河野万里奈
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

化物語の曲歌ってた方ですよね。お名前は存じております。なぜか野球女子路線にシフトしててびっくりしました。ニーアの曲も歌ってましたね。
歌声が実力派系統なのがいまいちアニオタにハマらず数年で…みたいな記憶があったのですが再デビューしてたのですね。この曲みたいなシリアスなロック調はマッチしてますね。

おしゃれなコード進行じゃないですかぁ…と聴いてたら作曲者:田中秀和じゃないですか!!気付かなかった。どっちかというとキメの入れ方がschool food punishmentっぽくない?
でもそう言われて聴くと黒鍵の使い方というか、随所にaugコードやら小難しい音入れてくる感じがそうとしか聴こえなくなるので不思議。


くちづけキボンヌ / でんぱ組.inc
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

でんぱ組は映画オタクだった時代に「渇き。」きっかけで楽曲聴き始めベスト盤出た辺りまでは追ってた気がする(りさちーが一番すきです)。過去曲も一通りはさらった気がするのだけど…タイトル以外記憶になかった。なのでお勧めいただき良い機会をもらいました。

電波なのはタイトルだけで完全にシティポップですね。メンバーもアイドルに振りすぎずナチュラルに歌ってるし、ウィスパー気味のラップも曲に合ってる。アイドルソングとして素晴らしい出来だと思いました。
この2A以降の温度感でガールズラップやってるのすごい好きなんですけど今のアーティストでこの系統やってるのってフィロソフィーのダンスとか?ましのみとかまで行くとエレクトロすぎるんだよな。春ねむりはロック色強いし。お勧め待ってます。

ちなみに一番自分が好きなのはモロにけいおん!!なこの曲です。


DANCING SHOES / Mr.Children
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ミスチルの新譜より。もちろん存じております。
なんならこのアルバムで一番好きな楽曲です。バンドサウンドの生感低音が素晴らしい。彼らがロックバンドであることを改めて実感する曲。というかこのアルバムほんと音がいいんだよな。

退廃的な導入から開けたサビで「無様でも前へ」を歌う。テーマとしての帰結も大好きです。


・ポケットモンスター ボタン戦BGM
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

なぜかゲーソンのリクエストが来たのでこちらを。
ちなみに当方、ポケモンは赤緑(初代)しかやったことない弱者です。

…なのでポケモンBGMの通常営業がどんなんか知らんのですが、これはなかなかのトランス、ユーロビートミュージックですね。調べてたら音ゲー界隈がこの曲で結構ザワついてるそうな。ハードコアテクノ、ガバキックと言うらしいです。そこらへん疎くてすみません。

最初はそこまでだったんですが、1ループ終わった辺り(2分40秒過ぎ)の「デーテーテーwwwデーテーテーテーwww」のでんでんぱっしょんみたいなシンセで笑ってしまいました。そこからの展開がすごい好きです。というかそもそもベースがオクターブで動くの好きなんですよね。

ただ個人的には同じ系統であればこれくらいキック重いほうが好きではあります。



以上、こんな忖度なし右脳直結の感想でよければ当アカウントにおすすめ送っていいただけたらnote記事で取り上げたりします。ラグは長くて一か月くらいあるかも。気長にお待ちしております。

それでは、また次の記事で。

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