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なぜクソみたいな出来のリメイクアニメを作ってしまうのか

はい、どうもこんにちわこんばんわうさまるです。


まず前提として、「リメイクアニメ」と言うのは何かと言うと

漫画がアニメ化するじゃないですか。で、その後10年とかたってまた同じ漫画がまた話の最初からアニメ化することです。続編作るのはリメイクじゃないです。



で、何が言いたいのかと言うと

「なんで揃いも揃ってアニメのリメイクの出来がクソばっかなんだよ!」

ということです。

リメイクの方が10年も後に作ってんだから技術的にも上じゃなきゃおかしいだろ、何で戦闘シーンが紙芝居レベルなんだよ。セル画に負けんな。(※特定のアニメの批判をしているわけではないです)

「つーか、オリジナルより出来の悪いリメイクとか存在意義あんの?」

元のアニメは昔作られたもので古いから、新しくして新規ファンを獲得したいんです。

うん、分かるよ。でも低予算で声優だけ豪華にしてゴミBGMと紙芝居アニメーションで1話目から原作の大事なシーン削るみたいなクソみてぇなことしたら新規どころか原作ファンも逃げ出すわ。やるならちゃんと作れ。(※特定のアニメを批判しているわけではないです)

「だいたいリメイクアニメって円盤売れてんの?」

まずリメイクアニメで売れてるやつ挙げろって言われて1個も思いつかねぇ。リメイクアニメ作りましたってニュースは聞くけどその後音沙汰ないよね。だいたい爆死じゃねぇの?売れてる奴ある?円盤300枚の奴は知ってるけど。(だいたい円盤1000枚以下が爆死ライン(製作費回収できない)で、5000枚以上売れたら成功ラインです)

閑話休題。何の話してたっけ。あ、そうそうリメイクアニメの成功例だしてくれやって話だった。

「おそ松さん、ひぐらし業はリメイクアニメだけど成功してんじゃん」

うん、おそ松さん1期しか見てないけどおもしろかったよ。ひぐらし業見てる。キャラデザ好き嫌い別れそうだけど僕は好きだよ。声優も一緒でいいね…って

「それリメイクじゃなくて新作だから!!」

じゃあ、改めて考えよう。

出来の悪い・売れない製作費の回収できないリメイクアニメは何でつくられるか考えよう。普通、適当にリメイクアニメ作っても爆死するんだったら別の作ると思うんだよな。アニメ会社も馬鹿じゃないだろうし。

「じゃあ、何でクソみてぇな出来のリメイクアニメを作るのか?」

そんなの決まってる。作ることにメリットがあるからだ。え、でも爆死して製作費回収できなかったら意味がないんじゃ…。違う。「アニメを作ること自体に意味がある」のではないか。そこで気づいた。そう、ソシャゲだ。

「ソシャゲとコラボするために低予算でとりあえずアニメを作る」

アニメって基本原作を最後までやらない。例えばグリードアイランド編までアニメ化したとする。その状態でソシャゲとコラボしたらグリードアイランド編までのキャラしか出せない。でも10年後にリメイクアニメを作って選挙編までやる。そうすると選挙編までのキャラを出せる。たくさんキャラを出せばソシャゲなんてキャラゲーなんだから儲かる。アニメを作ったほうが得なのである!

普通に続編を作ればいいじゃないか?と思った貴方、当時のスタッフを確保するのが大変だったり(アニメーターが移籍してたり、声優が死んだり)、権利問題で続編を作るのが困難だったりするのだ。

でもリメイクすれば新しいスタッフで作るからこれらの問題はすべて解決!有名版権なら、低予算クソアニメでもばんばんソシャゲとコラボしてもう一回稼げるドン!なのである。




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