見出し画像

【旅行記】船で行く1泊2日の旅【伊豆大島】

【1日目】

こちらの記事でも↓↓↓
最後にちらっと出てきましたが、伊豆大島1泊2日の旅行へ行ってまいりました!!!

今回は辞めた職場の後輩(といってもすっかりお友達の)Kさんと、パートナーと3人での旅行。
普段からよく遊んだり、ご飯を食べたり、旅行に行ったりする仲。
なんとなく「行ってみたいね」で決めた伊豆大島行きでしたが、1泊じゃ全然足りない!!そんな旅行となりました。

久里浜港から、高速船に乗っていざ伊豆大島へ。
私は朝起きた時から花粉にやられてしまい、目も痒ければ顔も痒くて頭も痛けりゃ鼻水も出るという大地獄。薬も効かない…うへえ。若干グロッキーになりながら乗船窓口へ。
久里浜から大島まではたったの1時間で着くので、一眠りしたらあっという間に着いてしまう距離。
眠っている間にようやく薬も効いてきて、なんとか元気を取り戻す私。(しかしこのあと鼻水地獄は旅の終わりまで続く)

今回は民泊に宿泊することにしたのだが、予約の電話で女将さんにこんなことを言われた。

「あら大島は初めて?ちょーうど椿まつりの時期ですからね、もうお船はとってあるのかしら、レンタカーも必要だったら急いだ方がいいわね」

椿まつり。
全然知らなかったが、伊豆大島は椿が有名らしい。更に、偶然その「椿まつり」とやらに日程が重なっているので、早めに手配しなければ船やらレンタカーやらなくなってしまうという。
ほんとか?と半分疑いつつレンタカー屋さんに連絡したら、1軒目はほんとに「椿まつりで繁忙期」を理由に断られた。
慌てて他のレンタカー屋さんに連絡して車を手配したり、船のチケットを取ったり。
まさかそんなに「椿まつり」が伊豆大島を盛り上げてるとは…

さて伊豆大島に到着した我々一行、レンタカーに乗り込んでさっそく椿まつりが開催されている「大島公園椿園」へ。

マダムたちが広場で踊っていた

椿園には、自生している椿が5,000本もあるらしい。どこを見ても椿。ここに来るまでの大島一周道路の脇にも椿がたくさん。

たくさんの椿を見て癒されたあとは、すぐ近くの「大島公園動物園」へ。無料で入れるし人は少ないしラマから爆レス貰えて最高。

爆レス
レッサーパンダ独り占め
絶対にそこから動かないラクダ

ぼちぼちお腹が空いてきたのでどこかでお昼ご飯を食べることに。
と、ここで「え、島のランチって14時くらいに終わっちゃうんじゃない?」というパートナーの気づき。
確かに。後部座席に並ぶ2人にランチ探しを任せてとりあえず車を走らせる。

近くに通しで営業していそうな素敵なカレー屋さんを見つけたのでそこに向かうことに。
到着した時点からスパイスのいい香りが漂ってくる。
「こんにちは〜」
中には1組のお客さんと、カウンターの奥にご婦人。レスポンスがなくて「???」となっていると、「前日までのご予約の方しか入れないよ」と言われてしまう…
まじかーーーと項垂れて踵を返そうとする我々があまりに可哀想に思えたのか「チキンカレーセットならお出しできますけどいいかしら」と引き留めてくださった…やさしい。

大島の塩で味付けしたサラダ
甘い舌触りなのにスパイシーな濃厚カレー

とっても美味しいカレーだったし、お店の中も可愛くて暖炉の横でナンの生地を寝かせてるのも素敵だった。予約しておくと豪華なカレーセットが食べられるらしいのでオススメ。

お昼を食べたあとは、ひとまず民宿へチェックイン!予約の電話通りの感じ良い女将さんで、明るくて人が良さそう。「今日はどちらに行って来たの?」という問いかけにKさんが元気よく「動物園行って来ました〜♪」と答えていた。
荷物を置いて、伊豆大島といえば!
車で向かった先は「地層大切断面」!!

別名バウムクーヘン

す、すげえ〜〜〜

ちらっと見えた瞬間から、ずっと向こうまでこの断層が続いている壮大な景色。
噴火の噴出物が折り重なって出来た縞模様らしいんだけど、これが道路を作る時に偶然発見されたっていうのもまたすごい。
3月でも北風が吹くとすっごく寒いので(真横は海)しばらく断層脇を歩いているうちに体が冷えてきて、寒い寒い!と騒ぎながら車に乗り込む。

とはいえ宿に戻るにはまだ早いし名残惜しいので
「弘法浜」という浜に立ち寄ることに。

ごつごつした岩と真っ黒い砂浜

「5分寝かせてくれ…」というお眠なパートナーを車内に残して、Kさんと2人で浜に降りて行く。さらさらの黒い砂浜を歩くと、奥には溶岩!って感じのごっつごつの岩がたくさん。
島はどこを見ても海があって、振り向けば山がそびえたっていて、空気がすっきりしていて、
自然〜〜〜〜〜〜〜〜ありがてえ〜〜〜〜〜
って気持ちになるよね。
パートナーも10分くらい寝たらすっかり元気を取り戻したらしく、浜に降りて来て岩場でしばらく遊んでおりました。

スーパーでちょこっと買い出ししたあと民宿に戻って、楽しみにしていたお夕飯!!!
(夕飯までの時間、KさんとパートナーはiPadでお絵描きして遊んでました)

最高…

島の周りの海は水温が上がった影響で昔ほどお魚がとれなくなっているらしい。
明日葉は夏冬はないのでちょうどいい季節だったとのこと。ほろ苦くて美味しかった。

ご飯を食べたら、自分たちで食器を下げて、自分たちでお布団敷いて、順番にお風呂に入るスタイル。なんか修学旅行みたいで楽しかったな。
宿泊客が我々以外に1組だけだったので、それも気楽で良かったかも。

【2日目】

さあ2日目のメインはやっぱり「三原山」と「裏砂漠」に!行きたい!!
のは山々。でもやっぱり早起きできない。
ということで8時に朝食を食べて、チェックアウトぎりぎりの9時半に出発。

三原山はとにかく眺めが良くて景色がぶわーっと広がる
噴石から身を守るためのシェルター
この下はすごい下り坂
ゴジラ岩
カルデラが近すぎる
あちこちでたちのぼる湯気

岩場を縦方向に登っていくような登山ではないのでそこまで大変ではないけど、かなりごつごつした岩が転がる道や、砂利で滑りやすい道が続いたりするので、普通のランニングシューズだとちょいと危ないシーンも。
でも景色が凄く綺麗だし、伊豆大島に行ったら絶対行くべき場所だなあ。
ちなみにこの辺りたっくさん「ヤシャブシ」という木が生えてるのだけど、多分こいつが私の天敵みたいで、鼻水とくしゃみがピークに達していた…ポケットティッシュ使い果たした。

茶屋で島海苔ラーメン

そして残念なお知らせ。
朝が遅すぎたことと、山をゆっくり楽しみすぎたことで、船の時間の関係もあって「裏砂漠」に行く時間はない!!!
時間ギリギリを攻めて「裏砂漠」に車を走らせることもできたけど、疲れた足を休めて冷えた体を温めたかった我々は、御神火温泉に入って、大島牛乳飲んで、アイス食べて、最後にちらっと海を見た。

岡田港でレンタカーを返したらあっという間に帰る時間。
伊豆大島には二つ港があって、元町港と岡田港があって海面状況によってどちらに停泊するかは当日にならないとわからないらしい。
民宿の女将さんいわく、元町港の桟橋はすぐ波がかかってしまうのでここ数年はほとんど岡田港を使ってるとのこと。もしレンタカーなしで観光するなら、港の場所にも注意かも。

ジェット船ほとんど揺れなくて快適

現地滞在時間が大体29時間くらい。
正直1泊2日では足りません!!!
「裏砂漠」行けなかったし…
「泉津の切通し」も見られなかったし…
寒かったから海で遊び足りなかったし…
島の居酒屋も行ってみたかったし…
今度は緑が青々としたちょっと汗ばむ季節なんて良いかも。
東京、神奈川辺りからなら本当にあっという間にいける場所だし、もっと早く遊びに行けば良かったと思うくらい。
東京の喧騒に疲れたひとが癒しを求めにやって来やすい場所だ…
私はいま無職なんで全然疲れてないんだけど。
でも気軽な逃避行にとってもおすすめ。
伊豆大島、また必ず行きます!

帰って来たら鼻水もくしゃみも止まったから、やっぱりあの地獄のような花粉症の症状はヤシャブシのせい…???

【合計歩数】

1日目9,500歩+2日目17,140歩→26,640歩

【合計支出(1名分)】

往復高速船代8,960
宿泊費(朝夕付き和室)9,500
レンタカー代3,200+ガソリン650
カレーセット1,800
ラーメン860
御神火温泉710
その他600

★2日間総支出…26,280円

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?