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支援者によるガスライティング

近年は、様々な支援が増え福祉が充実し、一見、素晴らしい社会になっているようにも見える。

蓋を開けたらどうだろう?
特定の偏りのある思考を持つ活動家が、新たな社会問題を作り出したり、新たな問題を発見し続けた結果、「支援」は底なしになった。

女性に新たなカテゴリーも増えた。
「困難女性」と呼ばれる人がいるそうだ。

ただ、何が困難なのか、なぜそう呼ぶのか、根拠も定義も曖昧なままそう呼ばれてしまうらしい。

私は、人間をカテゴライズする行為は、反対だ。他人に対し、こいつは○○な人間であると決めつける行為こそが、差別ではないだろうか?

何かと無意味な理由をつけ、手を差し伸べられ過ぎる世の中は、窮屈だと感じる。

私は、支援者と呼ばれる何の資格も持たない人間が、自己流で気軽に他人の人生に入り込めてしまう現状に警鐘を鳴らし続ける。

今回、超絶過保護で、暴力的な支援者達が使うテクニックである、ガスライティングについて書いて行こうと思う。

ガスライティングとは?

ガスライティングとは?

ガスライティングとは、加害者側が些細な嫌がらせを継続的に行ったり、わざと誤った情報を提示し続けたりすることで、被害者が自身の記憶や知覚、正気を疑うよう仕向ける心理的虐待の手法。被害者の現実感覚を狂わせることで、被害者が「自分が間違っている」と自分自身を責めて自尊心をなくし、精神的に追い込まれるよう仕向ける行為を指す。

ガスライティングとは・意味


私が、保護施設で出逢ったRさんも私も、支援者からガスライティングを受けていた。


その結果、施設症となり、多くの方は無気力になり自立が遠のくのです。

これが、適切な支援と呼べるだろうか?
私は不健全だと思う。

ガスライティングは、家族や恋人間などの近しい関係性の中で起こることが多い。また上司と部下、もしくは夫婦・恋人同士などのように「上下のある関係」や、会社や家族、部活、友人関係の輪などの「上下関係のある集団内」で起こる可能性がある。

中略

家庭や社内など、閉鎖された集団内で個人を追い詰めるためにガスライティングが使われることも多く、精神病院の医療スタッフと入院患者の間でガスライティングが発生した事例もある。

ガスライティングとはより引用

ガスライティングを仕掛ける人の特徴

  • ナルシスティックで常に自分が正しいと信じている。

  • 自分に対する批判や疑問を許さないといった傾向がある人。

  • 上記とは反対に、深層心理には強い不安や自己不信を抱えている場合もある。

性差関係なく、傲慢なDV気質の人、自分の意見は絶対的正義だと思い込み、間違いを認めたり、謝罪が出来ない人に多く見られます。

ここで、恐ろしいガスライティングの目的を見ていきましょう。

ガスライティングの目的

ガスライティングは加害者が被害者をコントロールして支配し、精神的な自立を奪ったり、依存させ自己判断ができなくしたり、孤立させたりする目的で行われる。そうすることで、加害者は自分の立場や権力を確保しようとする。

恋人や夫婦の間では、相手を自発的に自分に服従させ、加害者から離れられなくするために行われるケースも多い。

また、ガスライティングの目的は一時的に相手を嫌な気持ちにさせることではなく、(やる側に自覚がなかったとしても)最終的に相手を「破滅」させることにある。ここで言う「破滅」とは、被害者を精神的に追い詰めて自死させることや犯罪に走らせること、また特定のコミュニティや職場で孤立させたり、追い出したりすることをいう。

ガスライティングとはより引用

ガスライティングは、いじめの一種とも言われています。

支援の現場で、こんなことがある訳がない!と思う方もいると思いますが、支援者からの加害、二次被害の殆どは、このガスライティングなのです。

弱っている方が、自分の抱えている問題を支援者に相談したら、支援者に説教されコミュニティ内でいじめにあい、追放されたといった被害は後を絶ちません。

そして、いつも決まって支援者はこう言うのです。

追放された側、いじめられた側に、問題があった。

子供のいじめによる自殺のニュースがながれると、いじめられた方に問題がある!と主張する人もいる。

そのような人へ向けて、支援者は口を揃えて、そんなことはない!と、子供の味方になり、子供を庇い怒っている。

しかし、支援者達は、自分のコミュニティ内のいじめは「いじめられた側が悪い」と主張する。

都合よく、加害者になり被害者にもなり、立場を都度入れ替え語り出す。

ダブルスタンダードな支援者の言うことは、全くもって当てにならない。

自分はいいけど、お前はダメ。
そんな理屈がまかり通るのが支援の現場である。社会は、支援者の発言に耳を傾ける。問題を抱えている人間の話は、信用に値しない。この様に言われる場面にも多々遭遇してきた。

声はデカく主語もデカく、言語化した者勝ちである。

そんな支援者に、立ち向かえる利用者(相談者)は、まず居ない。

利用者が、理不尽な仕打ちを受けても、犯罪行為という程のいじめでは無いので、逮捕されることもなく、弱っている人を徹底的に打ちのめし、徹底的に戦う力をそぎ、無力化していくのだ。

まさに、対処法に書いてある灰色の岩になるしかない。

「有害な相手から身を守るための行動として、”灰色の岩”のようにできる限り相手の行為に反応しないコミュニケーション方法を指す「グレイロック・メソッド」が有効とされている」

ガスライティングの手口

ガスライティングの加害者は、被害者を惑わせるような嘘や言動を繰り返したり、継続的に不自然な事象を引き起こしたり、わざと被害者本人にしか分からないような嫌がらせをしたりと、あらゆる方法で被害者を精神的に追い詰めようとする。

ガスライティングとはより引用


言動によるガスライティングの手口

  • 露骨な嘘をつく

  • チグハグな言動をする

  • 過去の発言や嫌がらせの事実をわざと否定する

  • 身に覚えのないミスを指摘する

  • 被害者の発言を毎回否定する

  • 誉めた後に、突然けなす

加えて、被害者の物を勝手に移動させたり、パソコンの設定を勝手に変更したりといった嫌がらせをしたうえで、それらについて知らないふりをするといった行為もガスライティングのよくある手口である。
これに対し被害者が加害者に説明を求めると、加害者は被害者に対し、「頭がおかしい」「普通じゃない」「お前の記憶が間違っている」といった言葉をあびせ続ける。

ガスライティングとはより引用

小さな迷惑行為を繰り返すこともガスライティングの手口

  • 物事を何かと被害者のせいにする

  • 被害者の日用品の中身を入れ換える

  • 家や職場にある物の配置を移動させる

  • 日常生活に不自然なことが頻繁に起きているように見せかける

  • 音や臭いで不快感を与え続ける

  • 被害者が「勘違いだった」と思うようなことを頻発させる

  • 偶然を装って何度も道で被害者と遭遇する

  • 被害者の移動や行動の邪魔をする

ガスライティングは、この様に、周囲の人を利用したり、巻き込むケースもあります。

この記事は、被害者は女性が多いと書かれていますが、私は、日本では性別を強調する必要はないと思っている。なぜなら、男女共に、誰もが日常生活で経験するような話だからだ。

支援者が、自己保身に走り全てを利用者のせいにするといった光景を、私は数え切れない程見てきました。

児童養護施設内で、大人である職員が子供に虐待をし怪我をさせた場合、自分が怪我を負わせたのに、「子供が遊んで転んだ」等と、怪我は子供のせいだと病院に虚偽の申告することは日常的に「よく」あります。

DVシェルターで、他人の物を盗んだ人は罰せられず、盗まれた方が管理が悪いからだと罰を与えられることもあります。

保護施設内で、嘘をついた人間を庇い、騙された人を「お前がバカなんだ」と罵ることもありました。

自助グループやオンラインのミーティングで、皆の前で、ある特定の利用者ばかりを批判し「恥」をかかせ楽しむ支援者もいました。

利用者は、面前DVを受けたかのような、過去の虐待を再体験しているような気持ちになり、そのコミュニティ内に混乱を招く支援者もいました。

LINE相談に、気軽に相談してね!と呼びかけておきながら、いざ相談したら、支援者の好みだけで(好きか嫌いか)冷たい対応をされた等もある。

ガスライティングへの対処法

ガスライティングに対処するためにまず必要なことは、ガスライティングについて認識し、被害の実態に気づくことである。自分自身や親しい人に、以下のような感覚や症状がみられる場合は、ガスライティング被害を受けている可能性を検討する必要がある。

ガスライティングとはより引用
  • いつも謝りたいという衝動に駆られる

  • いつも自分が間違っている気がする

  • 自分には何もできないと思っている

  • 思考や意思が支配されている気がする

  • 神経質、不安、心配などの感情が頻繁に起こる

  • 自分は繊細すぎるのではないか、と常に考えている

  • 自分らしさを失っているような、自分らしさとの乖離を感じる

  • 物事がうまくいかないとき、自分が悪いと思い込む

  • 何が問題なのかはっきりしないが、何かがおかしいという感覚が続く

  • 絶望感、焦燥感、感情麻痺が続く

ガスライティングの被害にあっていることがわかったら?

まず第一に、それが起きている集団や加害コミュニティをできる限り早く抜け、避ける、その場から逃げる。

どうしても避けられない場合は、弁護士や信頼できる人へ相談し、酷い場合は法的措置も効果的。その場合、身の回りで起きた不自然な出来事や、ガスライティングの証拠となる情報を記録しておく。

支援現場では、「あなたのためを思って」「良かれと思って」利用者に対し、マインドコントロールを行う場合がある。

やめて欲しいと伝えれば「そんなつもりは無かった」といった答えがかえってくる。

無意識の加害が、時に「支援」という名に変換され、行われている事もある。

無自覚な加害者ほど厄介なものはない。

自分には必要ないと思っている支援者や経営者、トップに立つ人間こそ、積極的に自分の人脈には無関係の人のカウンセリングを受けるべきだと私は思う。

もしも、身近で、ガスライティングで困っている人を見かけたら、共依存になるまえに、早急にそのコミュニティから離れることをおすすめして欲しい。

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