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奥入瀬旅日記。

メインの行事は法事だったんだけど、寺で叔母さんに渡されたコンビニの袋いっぱいに入った銘菓的なお菓子を、お昼前の小腹が空く時間だったから車で20分程度の距離のお墓までの道中みんなでおいしく頂いたら、お墓で拝む時に置くようだったらしく、

「うさちゃん、さっきのお菓子は?」
「え、みんなでおいしく食べちゃった」

なんて言いながら叔母が手に持ってた同じお菓子をお供え棚においた瞬間、カラスがばっと降りてきて持ち去られて、ない話になった。宇佐兎三でございます。

一応言い訳をすると、墓参りとかお盆も含めて距離の関係で自転車で行ける距離の母方の方にいくことが圧倒的に多かったんだけど、お墓にお菓子を一旦お供えして持って帰るってやってる人を見た事なくて、父も含めてうちの車の誰もその発想自体なかったのよね。
うちの家族だけでここに墓参りする場合も、お供えなんてしてなかったし。

ただ、カラスの行動を見てるとあの台に乗せられてるのはお菓子(全面プリントの個装で中身が見えてないものだった)で、人間が去るタイミングでは回収されるって知ってるから、あのタイミングで持ち去ってるわけで、こっちの人は割とお供えしてから拝んでるんだろうなぁ。文化の違いだね。

戦犯はメガネ。

今回の旅の足はレンタカーだったわけなんだけれども。
旅行会社経由で予約をしていて妹の子供のチャイルドシートが2つあらかじめつけられていたわけだけれども、なんか両方とも小さかった。
で、小学4年生の方はギリギリチャイルドシートなしでも大丈夫かなくらいだったので、妹の旦那は
「パンフレットに乗ってるこのサイズは目安なんでしょ?キャンセルしたいんですが」と食い下がるが、
「決まりですので」の一点張りで外してくれないメガネ若い店員。
と妹の旦那がやりとりしていたわけなんだけれども、1つ目は仕方ないからつけててもいいとおもったが、2つ目の未就学児用もなんか小さい。
この時点で15分以上経ってたわけだけれども、2つ目の方は担当が変わって

「このパンフレットに乗ってるサイズ見てもこれうちの子の年齢は小さすぎるんだけど、大きい方1個でいいんだけど」

前のやりとりを何も知らないベテラン店員は
「表示は目安ですので」

という言葉に、このパターンは父がキレちゃうのかなぁと思ったら、妹の旦那の方がすごい剣幕でどなりはじめて、むしろ父もびびって「まぁまぁまぁ」って方に回る。

1人目のときに「目安」を理由にこちらが1つキャンセルしようとしてたのに、何もしらない2人目は「目安」を理由に逃げようとしたからね。

甥っ子たち的にはなんかツボにはまってたらしくずっと「戦犯はメガネ」を道中言っていた。

なお、返すときは新幹線を別の駅からのる都合違う支店へ行ったのだけれども、何らかの申し送りがされていたのか、びっくりするくらいにノーチェックだったらしい。

宇佐兎三、カヌーに乗る。

たぶん、宇佐兎三の記事をそこそこ読んでる方的にはお察しだと思うのだけれども、ワタクシ思いっきりインドア派なのですよぉぉぉぉぉぉぉ。

自発的には絶対にそんなことしない。

ただ、思い返してみれば大昔アメリカのウォルトディズニーワールドに妹と行ったとき、いちばんはじめにカヌーっぽいの乗ってた気がするし、なんなら東京ディズニーランドでもカヌーに毎回乗っているらしい。
ちなみに、宇佐兎三もディズニーランドでなんちゃってのに乗る分にはいいのよ。

途中の道はまだ雪残ってるし(゚Д゚..)
この時期の十和田湖なんて水温10度以下でしょ?
確か落ちたけどなかなか助けが来なかった場合の生死の境の水温が17度だから、転覆したらたぶん死ぬだが。

ついでにいうと、十和田湖ってもっと小さいとおもってたんだけどめっちゃでかくて車窓からみえる景色の時点でかなりドン引きするワタクシ。

これは車窓ではないけど、普通にでかい

って思いながらも、出発日の前日の夕方にカヌー乗りたい!なんて言われて急遽上着もバッグも当初持って行こうとおもっていたものと違うものにしたんだよね。
なんならトレンチコートのクリーニング屋さんのタグも全部外したわけだけれどもボツにしてもっと汚れても泣かないものにした。

父は落ちたら死ぬから乗らないとあっさり断ってたんだけど。(なんなら何故嫌かの理屈も宇佐兎三と一緒だったよw)宇佐兎三も乗りたくないんだけどぉぉぉぉ!って思いつつ参加することにもう決まってた(´・ω・`)

結果から言うと、10分で降りたくなったし、ものすごく嫌だったんだけど、転覆したくない、無駄に漕ぎたくない諸々で、一番下の甥っ子がした組み分けで、妹の旦那と甥(中)とのグループだったんだけど、妹の旦那が思いっきり漕ぐのに合わせてたら(合わせないと進行方向が曲がる)ぶっちぎりでうちのカヌーが早かったし、おやつあげるからインストラクターさんの船にきてっていわれたときも、ぶつかるのとかも嫌すぎてこれでもかってくらいコントロールしてきれいに横付けしたから、インストラクターの人には力加減もコントロールもパーフェクトだねって言われたが、

次はモーターついてるのがいいんですけど。

一人で乗ってるのがインストラクターさん

妹夫婦と一番上の甥っ子はこの後山道サイクリングに行ってたけど電動マウンテンバイクだったらしいとはいえ、体力オバケすぎてちょっと引きながら、宇佐兎三はまだ明るかったけどさっさと寝た。

星野リゾートいいよね

妹は星野リゾートが好きらしく、今回行った宿だけで3回目。
「癒される」って理由で旅行のうち2回に1回は奮発して星野リゾートにしているらしいのだけれども。
宇佐兎三自分で選ぶと、寝るところなんてなんでもいいじゃんってなりがちだけれども、確かにいいんだよね。

めっちゃ落ち着く。

部屋自体も和室だけど1段高くなったところにベッドのマットレス。縁側には全面ソファ。

なんなら宇佐兎三的にいいなとおもったのはコレ。

見るポイント細かすぎる?

厚地カーテンのレールがきっちり重なるようになってる。
天井付けじゃなきゃだめだし、寸法もオリジナルで作ってるんだろうなって思いつつ、コレどこで買えるんだろうか。

つか、ちょっと良いホテルとか見てコレ良いなって思うの、どう発注したらやってくれるんだろうなってめっちゃ気になっちゃう。

ロビーとは別の宿泊客用ラウンジにはズドーンと岡本太郎。

バブル期とは違う形の高級路線なんだろうなぁと思う。
ハイソかといえば割とカジュアルっぽさはあるけれど、自分でとったことないからなんとなくの値段しかしらないけどお値段それなり以上なので客層も良いし、ゆったりしてる。

1泊目の別のホテルもそんなに悪くなかったんだけど、比べちゃうとホテルと旅館のいいとこどりすぎてね。
日常を忘れるには良い感じ。

食堂もそこそこ遠いし、いちいち全部広いなぁって思うけどそれすら良いって思えちゃう。

法事に伴う旅行って、その昔は母が仕切ってて、今はママな妹が仕切ってるのに乗っかってるかんじだけど、他人の文脈にのっかる旅行ってそれはそれで楽しいよね。

死ぬほど疲れて、昨日は全身に疲労物質が駆け巡ってる感じで魂抜けてたし、今日はホテルから送った荷物がさっきついたから遅れてきた筋肉痛に白目を向きながら洗濯しなきゃだけど。


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