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室内干しガチ勢による後悔しないランドリールームの考え方

宇佐兎三は戸建てに引っ越してきて元のある間取りから、ランドリールーム未満の乾燥スペース程度のものをつけたんだけど。

関東ではランドリールーム自体はそれほどメジャーなものではなくて、現在のところは作る工務店の認識もまちまちだし、たまたま見た一級建築士のYoutubeの動画があんまりにひどかったというか、おまえんち絶対ランドリールームないか奥さんまかせだろwwwwwってレベルのがあったので、部屋干しガチ勢の宇佐兎三がちょっと記事にしてみようかなと思った。(一級建築士が自分で洗濯してないのはまぁいいけど、テキトーなこと言うなよって思った)

現状からどのレベルでどう乾かしたいのか?

によって、必要なものが変わってくると思う。

具体的には、現在は
・基本外干し、たまに部屋干しなのか
・部屋干しをしていた場合どこに干しているのか
・実家はガス乾燥機があって、一人暮らしのタイミングでどうしようか悩んでるのか

これによって、今乾かすのに何時間かかっててこれからは何時間で乾かしたいのかのかが変わってくるし、

・そのスペースに収納したいのか、別に乾かすだけでいいのか
・乾燥機付きのドラム式であったりガス乾燥機を置く予定があるのか?

これによって必要なスペースが変わってくる。


宇佐兎三の場合

実家には高校時代くらいからガス乾燥機があって、幹太くんを置きたかったけど置けなかったのが一人暮らしのスタートで、一番悩んだのが「あんまり外に干したいとも思わないけどどうしよう」だった。
調べまくった結果が100%風呂干しだけどその乾燥時間を、ガス乾燥機の「40分で乾く」を基準に、とことん詰めるっていうのを賃貸マンション時代にやってて、その結果が2時間半だった。
正直なところそこまで詰める必要があったのかは謎だけど、洗濯含めて3時間半程度だと何か汚してもなんとなく他の何かをやってる間に乾くから。

で、中古物件を買って引っ越すタイミングでは次に住む場所ではガス乾燥機を置く気まんまんだったものの、内見で風呂場の脱衣所の半畳程度の謎の押入れ的収納スペースを見た瞬間に、この収納絶対デットスペースになるし、ここに乾燥スペース作っちゃえば今までの機器そのまま使えるなぁって思ってリフォームしてもらって今に至ってる。
これで乾かないなら幹太くん買おうと思いつつ及第点くらいには乾いとる。

リフォームの際に業者さんに送った希望図
このスペースのみで通常は干してる

このスペースについては、

・乾燥に特化(前の家の風呂でやってたのをそのまま風呂の外に再現しただけw)
・風呂上がりに前日に洗ってかかっているものを直接着ているけれど、それ以外は別でしまってる。
・3〜4時間で乾く(マンションの風呂の方が季節問わず30〜1時間分程度早かったけど許容範囲)

ちなみに4時間で乾かなかったことないんですか?と問われれば、靴下も、もっと分厚いトレーナーは乾いてたのに、そんなに厚くないヒートテックがなぜか湿ってるなぁってことがあった。おそらく位置関係が問題で、半年に1回くらいなぜかまだ湿ってる謎現象起きるけどそれくらい。

この間取りのメリット

・洗濯機の真横に乾燥スペースがあるので、干す時歩く歩数は0歩
→洗濯機の中から拾った洗濯物を体の角度を変えて干すだけ。前の家のときも数歩だったけど0はやっぱいい。洗濯物を2Fのベランダまで持って上がるとか無し寄りの無しでしょ。

・速乾のための蛇腹扉だけど、目隠しにもなる
→うちの洗濯スペースに蛇腹扉があるのは目隠しではなく、あくまでも風呂場の乾燥効率を再現してるからなんだけど、他人が来た時に洗面台で手を洗わせたい場合は、蛇腹扉を閉めたら目隠しに一応なる。
というか、工務店にはあんまり説明なしにやってもらったけど、工務店側は目隠しだと思ったかもしれないと会話の中から思ってる。
ついでにいうと本当はもっとオシャレなのがよかったけど仕方ないねw

・脱衣所の中にあるから、乾いた洗濯物を置いておけるしそのまま使える
→バスタオルとかバスマットがわりのフェイスタオルは、基本ここから出さない。脱衣所の中だけで完結してる。
風呂上がりに下着や、部屋着兼パジャマも吊り下がってるのそのまま着てる。

・洗濯するのは夜中でもいい
→外に干すなら、日中がいいのはわかるのよ。でも部屋干しって採光とか関係あるの?ってレベルなんだけど。というか冒頭の建築士だったり、室内でも3Fの方が乾くだろと言ったうちの親だったり理系の頭でもイメージ先行しがちだけど、温度は関係ないとはいいがたいから3Fの件は全否定もしないものの窓とか光とか基本関係ないですから。(ただし換気扇必須)
部屋干しでの速乾に必要なのは風と換気。

・服にシワがつきづらい
→ガス乾燥機に勝る唯一のメリットといっても過言ではない。シャツなんかもハンガーにかけて風をグワァァァッっと当ててると、シワが概ね伸びるんだよね。
がっつりアイロンが必要な服以外って、案外これだけでいけちゃう。

この間取りのデメリット

・大きいものはコインランドリー頼み
乾燥スペースは半畳程度で狭いため、シーツなどの大物は家でまとめて洗ったのを45Lのゴミ袋に入れてコインランドリーの乾燥機を使ってる。

・人数が増えたらやっぱり幹太くん買うw
戸建だけど一人暮らしで、2人くらいならギリいけると思うけど、万が一でも家族増えたら、幹太くん買うと思う。元がそのためのスペースじゃないところにリフォームしてるし、というかそもそも戸建だけどクソ狭い家なので、その前に引っ越すと思うけどねw

っていうのを前提にランドリールームを考えてみる

一口にランドリールームって言っても
・ドラム式やガス乾燥機+収納
・ドラム式+予備で干すスペース
・縦型+がっつり干す
・縦型+がっつり干す+収納

くらいには思い浮かぶわけよ。
個人的に一番おすすめは、縦型洗濯機+ガス乾燥機ですけど、乾燥スペースは洗濯機の上だけの面積をとるだけだし、ガス乾燥機なら乾燥中の部屋の空気も湿気らないから、収納はファミリークローゼットでも好きにしたらいい。
それは揺らがない。

ただ、賃貸はそれができなかった、からの引っ越してもそのままの形式で移行しちゃうのがスマートだったから未だに室内に干してるってだけの話で。

でも今回はあくまでも家の中に毎日干すを前提に考えるわよ。

換気性能について

で、大前提なんですけど、家の中で一番乾燥しやすい構造になってるのって、風呂場なはずなのよ。予期せず他の部屋の方が乾燥してるならドンマイって感じだけど、予期してやってるのはそのはず。カビさせないために。

そして、洗濯物の乾燥時間はその部屋の換気性能に大きく依存すると思ってる。
一番早い40分で乾くガス乾燥機の場合は、外への排気口が必須になっている一方で機械式としてはもうちょっとマイルドなドラム式も含む電気乾燥機の場合は水分を水に変えて排水するみたいなことをしているのもあるみたいだけどそこまで直接外に繋がなきゃいけないほどではないってことなんだろうなって推測してる。

干す場合も、同じ機器を使ってるのに風呂に干していた賃貸時代に比べて今の方が完全に乾くまでの時間が30分〜1時間程度長くなったのはたぶん換気性能が落ちたせいなんだよね。ランドリースペースの換気はトイレにつけるような換気扇だけど、賃貸の風呂場よりも乾くのが遅くなった原因の一つはこの換気扇のパワー不足だからだと思う。
念のためにサーキュレーターを1台増やしたけど、増やした分について、実はあんまり関係ないまで感じるわ。(サーキュレーター1台と衣類乾燥機1台はどちらかをつけ忘れたときのことを考えるとはじめの1台は両方効いてる)

それを踏まえて何時間で乾かしたいのか?ってあたりとご相談って感じがする。
宇佐兎三は4時間以内が最低ラインだとおもってるけれど、なんか動画見てると7時間かかるけどニオイでないけど問題ないよねーみたいな別の工務店さんとかもいらっしゃって、外干しって何時間かかるんだろう思ったけど、それくらいかかっても確実に乾く環境ならまぁいいんじゃないかなって思う。

築30年前後の関東の家にしか住んだことのない私にとって(実家も賃貸も今の家もだいたいそれくらい)、最新の家の構造ってあんまりしっかりわかってないし、乾燥室がデフォになってる地域の構造も知らないけど、関東のランドリールーム作り慣れてない注文住宅で考える場合、乾かす時間にもこだわりたいなら、風呂場にしている換気がどんなものかというのを聞いた上で、同じような換気機構をランドリールームにしたい部屋にも入れてもらうっていうのがどの年代にしても正解じゃないかと思ってる。風呂と全くおなじものは難しくても近い換気性能を目指すだけならいうほど値段も高くない気がしてて。

ちなみにビルトイン浴室暖房乾燥機がついてる物件に住んだことないけど、温風がでるだけじゃなくてがっつり換気して湿度下げるんだろうなって推測してる。洗濯物だけを考えるなら基本的には換気だけでいい気がするけど、お金がある人はそれも検討してみていいよね。

広さと窓について

基本は風呂と同じ広さまでが早く乾かす前提だったら現実的じゃないかなって思ってる。

お風呂の構造的に換気効率を高めるには通気口がない扉の場合は、5cm程度だけ残して閉めるというのは一番床とか壁とかが早く乾くようになってる。
直感的なイメージとは裏腹に窓は開けない方がよく乾く
(風呂の扉も窓も閉めた方がよく乾く話は、検索すればいくらでも出てくるからそっちを見てくれw)
風呂の扉を上がったと閉め忘れた日は、次の日も床に水が残っててビビったりするので、お風呂上がりは普通に扉を閉めるべきなんだけど、洗濯乾燥も考え方は同じなんだよね。

乾燥スペースについてもうっかり蛇腹扉を開けっぱなしにしてしまったときはそろそろ乾いている時間なのに、全然乾いてなかったなんてことがあったんだよね。

宇佐兎三の場合ガス乾燥機まではいかなくても、ドラム式電気乾燥機並みのスピードで乾かそうとしてるから、換気扇が必須なのは間違いないもあるんだけどサキューレーターつけてても蛇腹扉を開けっぱなしだと乾かなかったのと、そもそも賃貸時代に浴室に干してた時より今の方が時間かかってるから、換気性能そのものも乾くスピードに関係すると思う。(元々アイデア商品で有名なサンコーの商品を元に構成考えてて、それは布で狭い空間作ってそこに風流すものだったりする)

で、窓については、乾燥中は開けるべきではないと思うけど、採光したいならあってもいいんじゃない?でもうちの乾燥スペース窓どころか閉めちゃえば照明すらないけど関係ないよね。光で乾くくらいなら、乾燥機は煌々としているはずだけどだって光らないだろw
だいぶ質の違うものを書くのは気がひけるけど電子レンジのランプだって別に温めるためについてるわけじゃないよねwwwwwwwwwwww

私がみたYoutubeの建築士は窓のあたりは乾くけどーっていってて、窓はあるけど換気扇がないランドリールーム作ってるの?頭大丈夫?って思ったし、その人の客がランドリールーム使わなくなるのは「わかる〜」ってなったわよwwwww話と写真みただけでも一晩で乾かないのがわかっちゃうw
子供時代の家に幹太くんがなかったころ居間に母が干してたけど一晩干しても靴下が乾いてないことあったけどそんな感じしかしなかった

室内で干すっていうことは、どこまでいっても換気扇の換気だのみの乾燥になるから、そこそこ狭いところでがっつり換気できて湿度下げれるのが乾くと思う。
なぜか広い方が乾くと思ってる人もいるんだけど、換気しない前提だったらそうかもだけど、それって空気中の水分が室内に広がるだけで、換気するなら全体の空気を抜くにはより多くの体積分を排気しなきゃダメって結果になっちゃう。でも、30畳くらいあるとかなら洗濯物の水分なんて微々たるものになる可能性があって、また別の話になってくるかもしれないけど、脱衣所の分2〜3畳くらいだと換気効率を下げるだけの結果になるのは、風呂の扉問題と同じ考え方でいいはず。
風呂の扉の話はわかってる工務店系Youtuberの人が広い方が乾くって言ってたのは本当に謎。

追加機材について

ビルトインだったらスマートだろうなぁとは思うんだけれども。元の賃貸で使ってたものをそのまま持ってきたので、うちはサーキュレーターx2+アナログタイマーと、衣類乾燥除湿機。サーキュレーターのうち1つは今の家に引っ越してきてから乾く時間が遅くなったから追加したけど換気が負けてるだけな気がするから1台でもいいかも。若干は早くなった気がするけど微々たる差な気がする。
風自体は空気を動かさないとだからあった方がいいけど。

機器代は3台合わせて3万程度というかサーキュレーターは2000円くらいで、衣類乾燥機は25000円くらいだったと思う。サーキュレーターは色の都合で居室に持って行きたくて別の色のを買ったものの一番高い衣類乾燥機は5年使ってるけど、どれかが壊れてもかかる費用がタカが知れてるのは◎

でもたとえビルトインだとしても1台サーキュレーターあるだけで空気の流れを作れるからたぶんコンセントはあった方がいいよね。
蛇足的に、今回の話とは関係ないけど、7000円くらいのファンヒーターも今シーズン買ってて、コンセントあれば必要に応じて増やせるよね。

リフォームの際に業者さんに送った希望図

宇佐兎三んちは、換気扇の下にコンセントを増設してもらってる。

洗濯棒について

現在は半畳で2本だけど、1畳の広さなら、180〜190cmくらい高さにクローゼット用の棒を4本〜6本くらいつけてもらうと思う。昇降式のにしてもいいけれど、強度どうなのって思わなくも無いし。情報も調べずにクローゼット用のやつつけてもらったけど割といいけど、ここはあんまりちゃんと調べてないからもっといいのあるかも。
今のうちの場合、1本目が土台で上がった分の高さが足りなかったものの、1本目も残したまま2本目をちょっと上の位置につけてもらってるんだけど(使い始めてから前の家で使ってた洗濯物用突っ張り棒の位置をそのままつけてもらった)

乾燥スペースに照明なんて高等なものはない

2本あるなら2本あるで割と使いやすいんだよね。ハンガーは基本下の方につけてるけど、フードがある場合は洗濯バサミでフードの先を上にあげてると、フードの下が乾かないってことも無いw

干すスペースと他は分けるべきか?

個人的に干す場所は干す場所で作っちゃうのがいいんじゃないかなって思うんだよね。乾きかけの湿度やばいし。あとここまで読んでもらったらわかると思うんだけど、干すところは換気性能を上げるために、換気扇がある上である程度狭い方が乾くのよ。
家が湿度をガンガン抜く構造になってるとかなら、話は別になってくるとおもうけどねー。

干しっぱなしにしてても専用スペースだからどのタイミングも目障りなことがないし、来客などのいざってときも速乾用の扉は目隠しにもなる。それをいいことに、次の洗濯タイミングまで丸1日干しっぱなしなんですけど。(それなのに速乾の必要あるんですか?という疑問は自分でも多少残るw)

宇佐兎三は注文住宅建てる段階では、今度こそはガス乾燥機を置いた上で、トイレの換気扇よりはもうちょい強いのつけて今よりは広い1〜2畳程度の乾燥専用スペースが欲しいなって思うけど、それはどんな家事動線が理想なのかによるのかな?って思う。でも1畳くらいの話なら、どっか削ればすぐできそうだよね。

その上で、ランドリー収納的なものをどこにつくるのか?って考えるとその隣にファミリークローゼットかなぁって思うんだけれども。

もっと時間がかかっても乾くならいいって考え方ならばもうちょっと広いスペースをとってみるのもいいのかもしれない。

全部が経験則の話で、乾かない方向での検証はあんまりしたくなくてただ単につけ忘れたから失敗したくらいの感じになっているから専門家からみたら怪しい話もあるかもしれないけれども、ノーヒントで今まで外干しだった人がいきなり室内干しをしようとすると結局使わないってことになりかねないので、ぜひご参考まで。

本当は、注文する前に一度今の風呂場で試してみたらいいと思うけどね。


このあたりの記事の焼き直しだよ▼
もっと具体的な話はぜひみてね。


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