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エンジニアの僕が社内イベントの全社方針キックオフの司会をやりました

こんにちは。Salesforceの開発をしている髙橋です。

昨年度末のある日、在宅ワーク中の僕に部長からとあるチャットが。

部長「USE KICKOFFの司会の話きてますけどやります?」

いやいいんだけど、
なんか、こういうのってもっと、
”司会っぽい”人がやらなくていいの?!

そんなことを思いつつも(笑)引き受けた全社方針キックオフ大会の司会。
少し間が空いてしまいましたが、キックオフの裏側でどんなことをしていたのか、その後日談をお話していきたいと思います。

▼登場人物
 髙橋:この記事の執筆者。人と会話する時間よりも猫に話かける時間の方が長いらしい
 チバチャン:髙橋の同期。司会チームのボス
 ぐんじー:司会チームの軍曹

”USE KICKOFF”って何?

キックオフとは、プロジェクトのスタートや年度初めの全社方針を共有する際に開催されるイベントのことを言いますよね。
USE KICKOFFも同じで、今年度の方針を全社員に共有するため毎年年度末に開催されているイベントです。

昨年度の事業報告、今年度方針、特に活躍したプロジェクトや個人の表彰、永年勤続表彰といったプログラムを中心に、過去にはゲストを呼んで講演をしたり、各部活が部活紹介をしたり(高校の新歓みたいな 笑)したこともありました。

長年「●年度全社方針キックオフ大会」って名前でしたが、昨今は「USE KICKOFF 2022」と、イマドキっぽくシンプルな名前になりました。でも社内で話をするときは今も昔も結局”キックオフ”と言うので、名称が変わったことに気付いていない人もいます(笑)

ちなみに2019年以前は有楽町にある大きなホールで開催していたんです。

うちの会社は業務柄お客様先に常駐しているメンバーもいるので、唯一全社員が集まるこのイベントでは、前のプロジェクトのメンバーや同期に久しぶりに会える機会でもあったのです。

髙橋「うわー懐かしいなー。」
チバチャン「そういえば郡司さんはオフラインのキックオフを知らないんだ?」
ぐんじー「そうなんですよ!私が入社した時はすでにオンラインでした。」
髙橋「ウーン時の流れを感じる」

司会の仕事って?

さて、そんなイベントの司会をすることになったわけですが、まずは司会チームの顔合わせをしました。
今回の司会チームはチバチャン、ぐんじー、僕の3人で、
2人は台本作りや僕のサポートをしてくれます。よろしくね。

社内イベントとはいえ、約800名もの全社員が参加するイベントなので、運営体制もそれなりの規模になります。オフラインでやっていたときは、舞台の配置換えや誘導もあってこれよりもさらに多かったらしい。

司会の役割を改めておさらいすると、
イベントの趣旨を参加者に説明し、会が滞りなく進むようにすること

・・・重要な役割ですね

そんな重要な役割を任され僕の頭をよぎったのは


「当日のスーツどうしよう」(いやもっと他にあるだろ)

髙橋「オフィスカジュアルが導入されてからスーツを殆ど処分してしまった‥」
ぐんじー「たしかに高橋さん、スーツを着てるイメージがあんまりないですね」
チバチャン「そうだよね」
髙橋「着れるスーツあったかな‥」


台本読み合わせ

顔合わせから数日後、台本の第一稿が渡され、全体の流れを確認しながら3人で読み合わせをします。

毎年参加しているとはいえ、これまでは参加者側。
自分が司会として台本を読んでみると、あーこんな順番でやっていたんだ。司会の方でこういった誘導をしてるんだ。と気づくことが多々ありました。

あと台本は黙読して気づかないようなことも、実際に声に出して読み上げてみると違和感に気付いたりするんですよね。ここなんか言い回しがくどいな、とか、もっと柔らかい言い方の方が良いよね、とか。

ここはもっとこういう言い回しの方が良いんじゃない?とコメントし合いながら進めていきます。


リハ

リハは最終リハを含めると全部で3回。この日は機材周りを担当するチームと司会チームのリハーサル。

今回は、会場でオフライン参加する人、配信越しでオンライン参加する人の両方がいるハイブリッド形式での開催だったので、カメラや画面の切り替わるタイミング等を確認します。

髙橋「いやーカメラを見ながら話すのって慣れないね」
チバチャン「でも髙橋くん上手いよね?」
ぐんじー「はい。あとはTiktokerになりきればいいんですよ!」
髙橋「ティッ、ティックトッカー‥?そこはYoutuberじゃなくて‥?」


ちなみに機材チームのメンバーも社員なんです、もちろん普段は全く違う別の業務をしている皆さんです。
これだけの機材のセッティングを自分たちでやってしまうのってパワフルですよね。

余談ですが僕は大学時代にライブイベント運営のアルバイトをしていたので、この大変さがよく分かる・・


最終リハ

最終リハは社長や事業部長などなど登壇者も勢ぞろいで、頭から本番を想定して流していきます。

髙橋「もう明日本番か・・早いね」
ぐんじー「もうあとは本番に備えるだけですね」

髙橋「・・・・・!!!!スーツ!!!!!」

オフィスカジュアルが導入されてほとんどスーツを捨ててしまっていた僕の当日のスーツどうする問題は、唯一残していた一着で臨むことに。(クリーニングが間に合って良かった)

いざ本番


始まった・・!

司会をしている僕

いざ目の前に人がたくさんいると少し緊張・・

したものの、
最前列に見慣れた事業部長の顔を見たら緊張が解れました(笑)

途中小さなトラブルも起こったものの、チバチャンやぐんじーがカンペを出してくれたりして、なんとか乗り切ることができました。


ハイブリッド形式のイベントの司会をやってみて思ったのは、オフラインとオンラインの両方にいる視聴者に対して、分かりやすいように伝えるのが難しかったです。これは司会はもちろんですが、カメラワークやプログラムの構成、進行など全体を通して考えられると、さらに見ごたえのあるコンテンツができるかも!来年に期待高まる、ですね。


でも僕たちエンジニアは、こうやって壇上に上がって大勢の前で発表する機会って普段なかなかないじゃないですか。現場で仕事をしているだけだと基本的には同じチームの人としか話す機会がなくて、どうしても視野がそれ以上には広がらないなと思うんですが、キックオフに限らず、こういう機会で普段と違う仕事を、普段と違うメンバーでするのはすごく良い経験ができたと思います。

どうやらキックオフの司会は若手社員から選ばれているようなんですが良い文化ですよね。もし興味がある人は自ら声を上げてみると選ばれるチャンスが高まるかも。

ぐんじー(若手社員‥?)


おまけ

キックオフが無事に終わって司会チームでお肉を食べに行きました。(飯テロすいません)

これが司会をやり遂げた達成感の味かーーーークゥーー

キックオフは今後も毎年何かしらの形であると思うので、この記事を読んで興味を持った若手社員の皆さんはぜひ挑戦してみると良いと思います(若手社員と言っていいのか際どい髙橋より)


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