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iCARE社が行ってきた採用PR施策をご紹介します。 #ChangeTheTheory

『中野雄介の「雄叫び」』をご覧のみなさま、おはこんばんちは。iCARE社の最高救援責任者Chief RESCUE Officerこと中野雄介(@y0uth_K)です。


なぜChief RESCUE Officerなのかというと、8日金曜に行った社内勉強会「iStudy」で、働くひとの健康を創るために病院を飛び出してきたiCARE社の医療者メンバーたちが、心肺蘇生法とAED講習を行ってくれたからです。

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今回取り組んだのは、下記リンクのCPRトレーニングというもの。心停止で倒れている人を見つけたら、心臓を速く強く絶え間なく胸を押すことがとにかく大切ということで、みんなでペットボトルを使って心臓マッサージの訓練もしました。Chief RESCUE Officerとして、中野雄介は倒れた人を見捨てません。


さて、来たる13日に『低予算でもマッチする人材を採用する方法セミナー』というイベントに登壇するので、共に登壇するもなきさん(@monakix1016)に「書け!」まちがえた「お互い書こう!」と誘ってもらったので、筆を取った次第でございます。

ちなみにもなきさんがすでに書いてるnoteはこちら。

まあいろいろと当日にでもお話したいことはあるのですが、最初このイベントのタイトル『低予算でもマッチする人材を採用する方法』という言葉を聞いた時、中野雄介の頭に真っ先に浮かんだのは、iCARE社としてこれまで行ってきた採用PR施策の数々でした。

思い返せば、昔から続けてきてよかったと思える採用PR施策がいくつかありまして、それらによって50名近くなった組織でも、地に足のついた愛のある組織が出来上がってるなぁという印象があります。そう思えるのは、これまで行ってきた採用が少なからず正しかったという何よりの証拠なのかなと。

てことで、13日のイベントに向けて今回は、iCARE社がこれまで続けてきて良かった採用PR施策をしたためたいと思います。


採用PRをざっくり把握

まず、採用PRってどんなもの?って話から定義していきたいと思うのですが、これは広告との対比をすると認識しやすいのかなと個人的には思っています。

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引用:https://synapse-magazine.jp/marketing/pr171114/
ちなみに上記リンクで紹介されている
『戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則』は採用においても
爆発的にタメになる本なので、ぜひご一読を。

「広告枠を買うか買わないか」というのは、広告は予算をかけるけどPRは予算をかけないって意味ですね。「信頼性が高いか低いか」は掲載されている情報の説得力のことで、広告にはスパムまがいのものも出てくるけど、PRは第三者の視点や感想が入るので情報として確かなことが多い。そして、「コントロールしやすいかどうか」は、広告の方がスピード感が早く、PRの方がスピード感が遅いということを表しています。

つまり採用PRは、予算をかけない&説得力が高い&スピード感が遅く操作性に乏しいといった特性を持っていると言えます。それを理解した上で、採用PRを通してどのようなイメージを持ってもらうか=何を一番伝えたいのかを考える必要があるわけです。


譲れない信念をガッツリ科学

ということで、会社として採用PRの中で何を伝えていくかを科学していきます。これは、会社の中でも唯一普遍的な存在としての信念であるビジョンとミッションを因数分解してみると良いかもしれません。

iCARE社の場合は、「働くひとと組織の健康を創る」というビジョンがあるのですが、実際にこのビジョンを達成したら、価値を届けた働くひとと組織はどんな姿になるのだろうか?と想像したら、きっと笑顔で元気にたのしく働いてるはずだ!というイメージが無意識に湧いたのです。であれば、まず自分たちがその理想像を体現すべきだよねということで、iCARE社のメンバーが笑顔で元気にたのしく働いている様子を外部に発信していくべきだ、と考えました。弊社には「楽しまなければプロじゃない!」という行動規範もあるくらいなので、その観点でも方向性としては外れません。

では、その様子を外部に透過させていくように、ありのままを発信していくとします。これがiCARE社における採用PRの核となる考え方です。


iCARE社の行った3つの施策

採用PRの正体を認識し、それを通して発信する内容が決まったら、あとはその手段です。iCARE社では以下の3つを行ってきました。

社員ブログ

これは中野雄介が入社した2015年11月から始めたものなのですが、社員一人ひとりが持ち回りで会社ブログを書くという文化があります。今でも、各部署で2人以上は毎月ブログを書くことを義務付けていて、毎週の全体定例会議でもその進捗を追っています。

「確実に将来の資産になるから!」と当時始めた記憶がありますが、間違いなく続けてきて良かった施策のひとつだなと感じています。
というのも、ほとんどの採用応募者さんが面接・面談前にこのブログを読んできていて、iCARE社に対する印象を持ってきてくれているのです。「誰のブログが印象に残りましたか?」などの質問をするのですが、「みんな楽しそう!」とか「この人こんな感じなんですね!」といった感想をよくいただきます。

ちなみに中野雄介の初投稿はこちらです。2015年12月2日、今から4年前。ちょとはずかちい。


イベント実行委員会

イベント実行委員会は、10名を過ぎたくらいの規模から「文化づくりは絶対必要だから!」と、社内部署を横断して行う社内プロジェクトとして、iCARE社のモヒカンCTO兼人事部長が始めたものです。イベント実行委員会の目的は「組織の文化づくり」なのですが、採用PRとしても絶大なる好影響があって、これも継続してきて間違いなく良かった施策のひとつです。

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採用PR観点で肝心なのは、写真と動画を撮りまくることです。撮って撮って撮りまくる。下手でも構わないので、とにかくしつこいくらい撮る。iCARE社には社内の交流イベントとして、毎月のiStudyや2ヶ月ごとに行うTGiF(Thanks God, iCARE Friday)、半期のiCARE合宿があるのですが、すべてが採用PRネタのオンパレードです。定期的にネタが生まれてくる行事が組織に根付いていると、採用PRはやりやすくなりますね。

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もなきさんのnoteにも「SNSを活用した発信を継続的に続けるカルチャーを作ることが大事」と書いてありましたが、社内メンバーが思わず発信してしまいたくなるようなネタを創ることが採用PRでは大切だと思ってます。


SNS発信

ネタが準備できたら、FacebookやTwitterなどのSNSで発信していきます。どこのどなたが考えついたのか知りませんが、TikTok採用もSNSを使った発信の手段ですね。

ちなみにTwitterに至っては、iCARE社のメンバーであることを標榜して発信している人が今現在で18名と、社内の50%くらいの割合にまで及んでます。無論、SNSで発信することを強制したことは会社として一度もなく、発信ルールというのも特に設けていません。各人が思ったことや気づいたことを思い思いにたのしく発信してもらうことが、ありのままを表す一番の採用PRになると考えてます。


というわけで、iCARE社の採用PR施策をお届けしました。採用PRとは何かを把握し、外部に感じてもらいたいメッセージを科学し、それに見合ったネタが生まれる施策を創り出し、SNSで発信し続けることが、iCARE流の『低予算でもマッチする人材を採用する方法』です。

言い換えるならば、組織という心臓から出てくる、メッセージのこもったネタという血液を送り続けること、そのために採用PR施策という心臓マッサージを速く強く絶え間なく行い続けることが大切だと言えますね。言えませんね、ハイ。


以上をもちまして、中野雄介のイベント登壇は終了となります。うそです。
iCARE社の採用PRをもっと知りたいとか、低予算でもマッチする人材を採用するその他の方法について相談したいとか、中野雄介がイケメンなので会って話したいという方は、13日にギロッポンの会場でお待ちしております。


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