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トリミングの話

noteの記事を書き始めてからも日が浅いですが、昨日初めて写真を付けてみました。この表紙の写真、4/24とたった数日前から初めて位置やトリミング調整ができるようになったみたいですね。嬉しい機能です。無かったらストレスできっと写真入れる気にならないな…


この枠、けっこう細長です。 webの使用用途ではポピュラーなトリミングのされ方です。
ストックフォトをやってて、売れないと悩んでる方、特にカメラマンの仕事経験の無い方。
自分の写真がこの枠に美しくはまるか。そういう写真が自分のポートフォリオの中にどれくらいあるか、是非試してみてください。
すごくお勧めの作業です。アカウント作るのは無料で簡単に試せます。


この枠にキレイにはまる写真が撮影のシーン毎に1カットはあって欲しいですが、全然無いようでしたら、売れない理由の一つはそれだと思います。これ、ストックフォトでとても大事な要素のひとつです。



私の強みは、10年以上、細かい色々なジャンルのカメラマンの仕事を大量にやってきた上でピクスタを撮っている事。
カメラのファインダーの中の構図の完成度ではなく、トリミングのしやすさを考えて撮るのが大事な仕事をいっぱいしてきた事。
これは一口にプロのカメラマンだからと言っても、やっている仕事のジャンルによって馴染みのない場合もあります。

ちなみにこの表紙の写真はこの記事を書いている最中に売れたので選んでみましたが…
https://pixta.jp/photo/22893704
この写真、上にずらしても下にずらしても、拡大して動かしてもこの細長い枠に美しくはまります。けっこうトリミングしても、何の写真だかわからなくなりません。デザイナーにとっていい素材だと思います。
構図がそうでないと、いくらモデルさんが良くてライティングが美しくても、購入候補に上がりません。
素材を探す時のデザイナーさんは、この枠にはまるか?という目線でまず探してる事も多いはず。

この枠はほんの一例で、私の頭の中にはこんな枠が何パターンもあって、撮影時にどの枠にはめるにもなるべく選択肢があるように…と頑張りながらバリエーション撮影しています。これがまた難しくてしんどいんですが。
作品数が少ないのに良く売れているクリエイターさんはこれがすごくできています。
逆に、サムネイルで見る構図は美しく、かっこいい写真ばかりだけど、このバリエーションだけしかないとそんなにたくさんは売れないんじゃないかな…と思うクリエイターさんもいます。


偉そうに書きましたが、私自身、できてたつもりがこの枠に入れる写真の選出に意外と苦戦しています。56000点の中から選べるというのに。入ればいいってもんじゃありません。気に入った写真じゃないと。
何だかこのnoteの表紙写真の事だけでも自分の写真に足りないものが色々見えた気がします。もっと頑張らなくては!

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