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「最高」を探し続けることは大事なこと

セブに来てからもう3日が経とうとしている。フィリピンは夏真っ只中で、気温は常に30度以上。汗がとめどなく、身体から溢れる。フィリピンの気候になれるのにはもう少し時間がかかりそうだ。

さて、唐突だが、自分の考えを書き留めておきたいと思ったので、noteを始めることにした。最近は色々と意思決定をする中で、自分の考え方みたいなのがいくつか確立されてきた気がするので、それを書き留めておきたいと思ったのだ。

「論理的思考力」

インターンをしている人や就活生なら一度は耳にしたことがあると思う。僕は去年の夏に、サマーインターンで色々な人から「君には論理的思考力がない」と言われた記憶がある。その当時、僕は「論理的思考力=能力の高さ」と思い込んでいた。そのため、「自分自身の能力は低いのだ」と思い、非常に絶望していた。

それから、僕は論理的思考力に関するインプットとアウトプットを繰り返した。本をたくさん読み、知識を吸収したのちに、それをインターン等で実践した。その結果、半年後には、自分がいるコミュニティーの中では「地頭良い」と評されるまでに至った。気づけば上司からは「君は論理的思考力が高い」だとか、知人からは「コンサルに向いてそう」とか言われるようになっていた。

だけど、自分的に一貫して感じていたことは「そんなことはない」である。なぜなら、自分より地頭が良い人たちを何人も知っていたからである。サマーインターンで一緒のチームだった友人、優秀な社会人、大学の友人etc。自分の周りには幸運にも、自分より頭の良い人たちが何人もいた。故に、いわゆる「井の中の蛙」になることはなかった。

「自分より上のレベルを知ること」は非常に重要なことであると僕は考える。常に最高を探し続けること。この努力を怠ってはいけない。

最高を知っていれば、自分の能力とそことの差分がわかる。差分がわかれば、それを埋めるための対策を打つことができる。対策を実行すれば、自分はまた一つ上のステップに進むことができる。こうやって人は成長するのだと思う。

言うまでもないが、自分より上の存在を知らない人間は、差分すら知ることができない。その結果、努力をしたとしても誤った方向に進むことになったり、もしくは自分が一番と思い込み、努力すらしなくなる。

最高は探し続けなければいけないのだ。ではどうやって?

この問いに対する解の一つとして、「収束」と「拡散」のバランスをうまく取ることをあげたい。人生を大きく分けると、「収束期」と「拡散期」に分かれる。前者は何か一つのことに打ち込む時間、後者は色々な物事を吸収し、自分の考えを相対化する時間である。この後者の時間にこそ、「最高」を知るチャンスが多く現れる。

要はどんなに忙しくても、「拡散」することを忘れてはいけないのだ。最高を見つける機会がそこにはある。拡散をバランスよく続けて、最高を探し続けることを忘れなければ、人生は少し豊かなものになるだろう。


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