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シン仮面ライダーみたよの件

特撮ミリしらだけどシン・シリーズって事でライダー見てきたよ。
評価3.5/5。って感じすかね。

コンテンツの感想を出力して、ちゃんと消化しようと思った。
(結局アニメチェンソーマンの感想は書くのやめた。)

以下感想(ネタバレモリモリ)まとめ。









・よかった

①キャラ・メカ造形よかった

シン・シリーズ特有の傾向と言ってもいい、敵も味方も変人ばっかりでよかった。

初っ端のクモオーグとかメフィラスっぽかったし、浜辺美波はかわいいし、浜辺美波曇らせたいハチオーグ、ケイはやる気あんのかって感じだし、チョウオーグは森山未來だし。(イカレを森山未來に演じさせると💯点)

それに対して本郷と一文字は正直埋もれてた(特に本郷)けど、この二人は感情移入しやすいようにカド取ってあるんだろうなと解釈。
超人的な能力を手に入れてどうあるべきか悩み、浜辺美波にベタ惚れする本郷、一人でいるのが気楽だと考える一文字。

あんましメカかっけーってならない自分も、バイク造形や外骨格スーツの造形にはちょっとキュンだった。

②アクションまあよかった

怪人のバリエーションだけアクションも多彩だった。バイクってあんなに飛ぶんすね。
中でも群生バッタオーグ戦がよかったかな。

ただまあ、チョウオーグ戦は森山未來舞踊が別取りみたいになってたし、サソリオーグ戦に関しては何やねんだし、群生バッタ戦暗いんだよとかちょこちょこ引っかかった点はありました。

③浜辺美波かわいすぎ問題

かわいかったね

④現代版仮面ライダーとしての再解釈

ライダーや特撮ミリしらなんだけど、当時の仮面ライダーって藤岡弘が爆裂熱血でショッカー思想の説明も無く、悪即轢って感じでやってたと思うんすよ。(本当に知らんけど)
この温度感をそのまま今やっても古臭いだけだから、現代人の投影として、本郷は最初は超人パワーに怯えるし、ちょっとふわふわしたキャラ(藤岡弘 比)にしてある。

⑤話の結論俺はすき

上の話に続くけど、一文字の「俺は個人で自由にやるぜ」感もまあ現代っ子って感じ。
それが本郷とタッグを組んで、群生バッタと戦って、ライダーの意思を継ぐってのがいいじゃない。

・うーん

①不要なくだり多くねぇ?

サソリオーグとかカメレオンカマキリオーグとかさ。
カメカマは浜辺刺すっていう話の転換だけの存在になってるし、サソリ倒して作った特殊銃弾って、「政府のウルトラ狙撃銃」みたいなので代用できたんじゃない?

ハチオーグにトドメを刺す非情な政府組織って一面も特に活かされる事が無かったのもサソリオーグの存在価値を下げてしまっている。

後で調べたらサソリオーグって綾瀬はるか長澤まさみだったのね、ちょっと庵野に怒っていいと思う。
(3/28 名前タイポミス修正)

②テーマ取っ散らかり問題

テーマ多すぎ!

正義を成すためには超人的な力が必要だが、殺す事でしかショッカーを倒せないのかという葛藤。(本郷・ハチオーグ)
一人でいる事の気楽さ、誰かの意思を継ぐ事。(一文字)
親から愛されていないと思っていた娘は親の事をどう思うのか。(浜辺・浜辺父)
他人は信頼できるのか????(森山未來)
AIが考える人類の幸福とは(アイ・ケイ)
好きな娘曇らせたい(ハチ)裏切りゆるさん(カメカマ)疫病最高(蝙蝠)エクスタシー(サソリ)

上から順に重要テーマとして扱われてたと思う。
明確に結論出されたの一文字くらいだと思うけどどう? 理解力不足かな。

森山未來は初っ端「人間信用できないから魂をしまっちゃおうね~」とかいう謎理論を言い出して良く分からなかった。 浜辺はよく説得できたね。

その点、シンゴジはテーマが一環してて、「ゴジラ」という大災害を人間が一丸になって、どう乗り越えていくか、って内容で分かりやすかった。

んで、今回のシン仮面は主人公側の組織・一体感がすごいうすかった。
本郷と浜辺しかいないんだもの。 斎藤工チームの影の薄さよ。

③結局アイとケイは放ったらかしかーい問題

最後、「終わりかーい!」って大絶叫した。
うそ、してない。盛った。

だから、シン仮面は「ショッカーをやっつける」映画と思いきや、浜辺の「お兄さんを止めて!」という望みを本郷がやり遂げる、って映画だったんだ。
まじか~。


そんな感じ。

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