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生きる希望を見つけた ③


INI初のアリーナツアーBREAK THE CODE
東京一日目昼講演 の感想です🙇🏻‍♂️

①では曲ごとの感想、②ではメンバーひとりひとりの感想、③は全体を通して思ったことを書いています。


(何の脈略もなく思ったことをポンポン書いていますので読みにくいかと思います、)

いつもと違ったり、“ここでしか味わえない”を感じるたびに胸が大きく鳴った。
匠海くんのアレンジすごい良かったなあ。
なんか普通にずっと楽しかったです。


ライブの感想を書いている中で、「温かい、まっすぐ、力強い」って言葉をたくさん使ったと思います。私の語彙力がないからだと言ってしまえばそれまでなのですが、私の見た彼らには、この言葉にぴったりで。
彼らといえば温かくてまっすぐだし、温かくてまっすぐといえば彼らなんです。

私はいつもブレブレで、、人に流されずに自分の意思を貫ける人になりたいなと思った次の日には、人に合わせて柔軟に動ける人間になりたいなと思っていたり。

でもそこには常に、「まっすぐで温かい人」というぶれない軸があったのかなって彼らを見ていて思ったんです。そして、わたしの憧れる人物像ってINIにものすごく近い気がして。

彼らを見ていると元気がもらえるだとか幸せになれるってだけではなくて、
こうなりたい、こういうふうに生きたい、というような目標をもらえるんです。
それもまたわたしの生きる活力になったりして。




夢を与えられるアーティストになりたいと語っていた彼らですが、もうすでにそんなアーティストだなあと。


全然話が変わるんですが、
あの一日は、夜明けの空みたいだったなって。
真っ暗な夜が徐々に明けて、苦しい感情を一掃してくれるぐらい幻想的な空に一変するのを見たときの、あの感じに、変に似ている気がして。何がどう似ているのかは自分でもよく分からないし説明できないのですが…。



このライブに参戦するまで、わたしの中で“推し”は、非現実的な存在でした。それこそ魔法のような。あったらいいなと思うけれど、それを肌で感じるようなことはできないだろうなと。

それがちがった。彼らはこの世界に存在していて、間違いなくあの時あの場所で同じ時間を過ごしていた。彼らの生の感情まで届いてきて。
魔法よりずっと身近で、私を直接的に救ってくれるような存在でした。
この感動って言葉にできるのものなのかな、
言葉にするとしたらどんなものになるんだろう。




これから先INIの歌を聴くたびにこの思い出が蘇って幸せな気持ちになれるんだろうなあと。
今までもINIの歌はたくさんの力をくれたけど、今回でより一層力をくれるものになった。



わたしがINIを好きな気持ちは、ただINIがいてくれれば十分なものだと思った。

INIが社会的にどんな立ち位置だろうと、人気があろうがなかろうが、関係ない。
もちろん彼らの成功を願う気持ちは強くあるし、日本のみならず世界でも認められて活躍するようになったらきっとものすごく嬉しい。
ただ、そういうことが言いたいんじゃなくて、
私が彼らを応援する理由、彼らを好きな理由には、他人の評価なんて関係ないしそれは気にする必要がないと思ったってことなんです。

私はあの11人が好きだし、彼らが全身全霊で作り出した音楽なら何でも好きだと言えると思ったから。それで十分だと思った。



ライブ後にすごく感じたのが、わたしにとって大切なのは、彼らに気づいてもらえることじゃなくて、彼らの言葉を生で聴いてその瞬間の彼らを目に焼き付けて、彼らの伝えたいものを受けとることだな、ということでして。
もちろん彼らにはたくさんの愛を届けたいし、あなたのことを大好きな人間がここにいるよってことを伝えたい気持ちはあるけど、それってファンサをもらうことが目的じゃなくて。
ファンサをもらってる人を見て、つい良いなあ羨ましいなあなんて落ち込んでしまうことがあって、結構それにとらわれてしまったりする。
いやでもそれって別に落ち込むようなことじゃないかって冷静になると思えるんですけど。ファンサをもらうことを目的にライブに行くようにはなりたくなくて。ライブを見れる幸せを蔑ろにしたくないから。そして何より、推しの幸せを一番に思えるファンでいたいから。京ちゃんのファンサしている時の温かい表情の尊さをそのまま真っ直ぐ受け止められる自分でいたいし、それを見て幸せだと感じられる自分でいたい。推しを見る時だけでも綺麗な感情でいたい。まっすぐな彼らをまっすぐな気持ちで応援していたい。
(いろんな応援の形があると思うし、これが正解だとか素敵だとか思ってるわけではなくて、自分のなかで大切にしたいと思う考えがこうだってことが言いたいだけです。価値観を押し付ける気はさらさらない)

いくら彼らに夢中になって彼らしか見えなくなってしまったとしても、このことだけは忘れたくないなと。




たくさんの感謝を感じました。
MINIに限らず、スタッフさんや家族、支えてくださる方全員に対して、INI全員が感謝しているのが伝わってきた。
個性豊かで全員が本当に全く違った良さを持っていて、考え方も価値観も違う11人だと思うけれど、大事な部分ではみんなの気持ちがひとつに見えるのが本当に素敵で、すごいことだなと思いました。
そこだけは変わらないでいてほしいな、なんて、これも単なるオタクのエゴですが、思ってしまいました。



あれだけ完成されたパフォーマンスを見せるためには本当に、相当、頑張ったんだろうなあって純粋に思って。頑張ることって大変だしそれを続けるってもっと難しいしつらいこともあるはずなのに、11人もいるINIの全員が、それをしているのがすごいと思った。頑張ってるのが伝わってくることもすごいと思った。アプローチの仕方だったり各々の課題だとかはきっと全然違うけれど、目標に向かって努力する姿勢はみんな一緒なんじゃないかなと。これまたすごいグループだと思った。
普段何気ない日常的なメールをくれるけど、そんな日常の中に大変なこともいっぱいあったんだろうなって思って。メールのひとつひとつがより大切で温かく感じられるようになりました。

だいぶハードそうなセトリだったのに私が見る限り誰一人苦しそうな顔をしていなかったのもすごいなと思って。しかも曲の間が短くてVCRもMCもそこまで長くなくて、つぎつぎパフォーマンスをしていく感じで。いっぱい見れて私は嬉しかったけどだいぶハードだったろうなって。
体力が相当ないと一公演やり切るのも大変だろうし、一日二公演こなす日もあって、短いスパンで各地をまわっているし、なんかもう本当にすごいな、と。

どの曲も精度が上がっていて、それを感じるたびにこのツアーのためにどれだけ頑張って準備してきてくれたんだろうってすごい感動してしまいました。



これだけ幸せでいてほしいと願えるのはINIだけ。

人の幸せを素直に喜べない本当に小さい人間なのに、彼らの幸せだけは常に願っている。
自分の心がどれだけ荒んでいても、彼らの幸せを願う心だけは綺麗でいられるような気がして、そんなことでもまた救われてる。
それだけの魅力、大きな愛、力、を彼らはもっている。本当に出会えて良かったなって。



私はこのライブ自体にめちゃくちゃ思い入れがあって。
ツアーが発表された日からこの日だけをひたすら楽しみに、希望として生きていた。
ものすごく大きな価値をここに置いていました。だというのに、その大きすぎる期待に見合うほど、または期待以上とも言えるものを見せてくれた。それは心をうんと軽くしてくれるもので。
わたしが思っているよりこの世界は悪くないな、なんて馬鹿みたいなことすら考えてしまった。
生まれて来れてよかった、とすら思ったし、産んでくれてここまで育ててくれてありがとうとまで思った。ライブに行かせてくれてありがとう、と両親に何度も伝えた。感謝の気持ちが溢れるほど湧き上がってきて、伝えないと気が済まなくて。こんなの初めてだった。もちろん、彼らへの感謝もとめどなく溢れて仕方なかった。

いつか、ライブひとつに、ここまで強い思い入れを感じることは無くなってしまうのかもしれない。彼らに会える新鮮さとか薄れちゃうのかな、なんて。
だけどこの日の、この新鮮さと、それしか見えなくなるぐらい夢中だった思いを、ずっと忘れないでいたい。
そしてできることなら毎度毎度こんな気持ちでライブに参戦したい。
どの光景も否が応でも目に焼き付いて、幸せで頭がパンクしそうになるあの感覚をこれから先もずっと味わいたい。



人を自信を持って好きだといえたことがなかった。

人を好きだと言うのには自信が必要だと自分は思っていて。今まで私にはそれがありませんでした。
自分の好きだと言う感情にも自信がなかったし、好きだと思ったものに対してもなんだか自信がもてなくて、周りにどう思われるかばかり気にしてしまって。

そのことが自分を苦しめていた部分があった。
でも今はINIが好きだと自信をもって言える。INIを応援できている自分が誇らしいと思えるほど。
そのことが本当に嬉しいし自分を強くしてくれる。
なんというか、生きている実感を持たせてくれます。



アイドルとかアーティストって、当たり前だけど生きていく上で必要不可欠なものでは無いじゃないですか。
全員が全員それを必要としているわけじゃないし、無くてもきっと生きていける。
だけど私にはどうしようもなく大切で、必要不可欠なもののように感じられて。

例えるとすれば、
生活に欠かせないものが道だとして、
彼らの存在が、光だったりその世界の彩りで。

道さえあれば歩めないわけではないけれど、暗闇では前に進めない。光が自分の進むべき道を照らしてくれることで、見えなかった道が見えるようになったり、それが希望になったり。
その世界に彩りがなければ、途方もなく続くだけの道に嫌気がさしていつかきっと絶望してしまう。彩りがその道をより素敵なものにして、まっすぐに進んでいく力をくれる。

彼らの存在と
あのライブという空間が、
私の人生の光で、私の世界の彩りだなと。



“アイドルなんて興味がない”と言っていた数年前のわたしでは想像もつかないぐらい彼らの存在に救われている自分がいます。
人生いつなにがあるかわからないんだなあと、INIに出会えて好きになれたことを思うたびに感じる。
出会えてよかったと心から思う。
INIのファンでいることが誇らしくなった。そう感じさせてくれてありがとうって気持ちになりました。

ものすごく頑張っている彼らを見て、彼らを応援するのに恥じない自分でいたいと思ったし、頑張っている自分でいたいなと。




12/25 有明レポ 京ちゃんの挨拶 
野沢菜 @Fjmktteiuna_INI さんのTwitterより


これを読んで本当に涙が止まらなくて。
自分が幸せを感じた空間を、彼も幸せだと感じていてそれを言葉にしてくれたのが嬉しかったし、それさえあればやっていける、とすら言ってくれたのが嬉しかった。嬉しかった、だけでは足りなくて、うーーーーーーーーーん、本当に、この気持ちはどうしたら言葉という形に変えられるのか分からない。自分と推しがあの場所を同じように捉えているのが何にも変え難い大切なもののように感じたんですよね。

一生この幸せが続いてほしいと思わずにはいられなくて。
彼の幸せがある空間を、私も幸せな気持ちで見続けたいと思った。



この人たちがいてくれる限り、私は生きていられるなと思ったんです。この幸せな思い出がわたしを強くしてくれると思ったし、このために頑張って生きようと思えるなと。
どんなことも、この幸せがあればきっと大丈夫だ、乗り越えられるなって思わせてくれる力があった。

生きる希望を見つけた。

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