湯wire19、スタッフ参加&DJ出演しておりました。ご来場いただいた皆様、出演者、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

蒲田温泉さんでの2回目の開催でした。前売り制を導入したことで、前回と比べてかなり混雑が緩和され、スタッフ側としては場を把握しやすくなりました。一方でチケットが手に入らず遊びに行けなかった、という方もやはりいて、そのあたりは会場のキャパシティ的に難しいところです・・・。

サウンド面では今回、サブウーファーを初めて導入しました。
個人的にはハードウェアでライブを行うXassoさんやnumaituさんの出音の迫力が今までと全然違うというか、顕著に良くなった印象があります。キックの低域感がきっちり出るようになって、相対的に高域や中域の抜けもよくなったというか、そんな感じ。
ただサブウーファーを追加したことによる問題もいろいろ出てきたので、そのへんは（あれば）次回の課題になってきそう。
とはいえ割と革命が起こったぐらいにサウンド面は変化したように思います。リハ中から「やべー」とみんなで言っていました。

以下、個人的な出演者の皆様の感想など。

Xassoさん、numaituさんは上述したとおり、今までと全然違うというか、ハードウェア本来の音が強力に出ている感じがしました。キックやベースラインが心地よく、スペーシーな上モノが入ってきたり、アシッドだったり・・・。
あと、Xassoさんが最初に京アニさんへの寄付金の件について触れてくださっていたのがとても嬉しかった。

Yebisuさんは今回DJだったのですが、いきなりS.O.S. BandのTell Me If You Still Careから始まったのが意表を突かれた。「Yebisuさんがこういうのかけるのすごい珍しいね」とXassoさんと話したり。往年のディスコ/ブギーのクラシックや、サカナクションやエスペシアなんかもかかって楽しかった。

gokkiさんはDJというかプリキュアなんですが（語弊がある）、今回は4つ打ち目な曲を多くかけていて、とても好みでした。プリキュアの曲、結構ディスコ寄りというかファンキーなのが多いんですよね・・・キュアミルキーのキャラソンが可愛かった。
最後に新しい映画の曲をかけていたのですが、かけた本人が感無量になっていて解脱を果たした坊さんみたいな感じになっていました。

ふぃるさんの湯wireでのDJはいつもいい感じのダブや浮遊感のあるトラックをかけてくれるのですが、今回はいつにも増していいダブ夢気分な感じでした。gokkiさんからの流れをいったんクールダウンさせてからmamorukさんへの流れを巧みに作っていました。

そしてmamoru kさん。
オファーしてよかった！と心から思う素晴らしいプレイでした。ディープ・ハウスの中にハウスの文脈でかけられるNu Disco寄りなトラックをミックスしたりしていて（私的には2、3曲目あたりで CRAZY P / NEVER GONNA REACH ME (HOT TODDY MIX) がかかってガッツポーズした）、個人的にも最高～となっていました。
自然と立って踊りだす人も出てきて、とてもいい塩梅の空間に。

自分のDJは後述します。

TAKU INOUEさんのプレイは圧巻でした。みんなが欲しているものを全部やってくださったという感じ。この蒲田温泉のシチュエーションで果たしてどんなDJになるんだろうと思っていたのですが、お座敷が一気に（熱狂で）カオスになりました。
オファーをご快諾頂いて本当にありがとうございました。ご本人も楽しそうでよかった。
ご結婚のお祝いとばかりに「友人の沼倉愛美に捧げます」と沼倉さんの曲をかけていらっしゃったり。

トリは湯wireをいつも締めてくださるYasuo Satoさん。
今回はギター、フルート、キーボードが入ったバンド編成で、Do meやスペランカー（！）のBGMをフュージョン感あふれる演奏でカバーしていました。とても爽やかで、みんな和やかに楽しんでいたのがいい光景だった。
最後はバンドメンバーが抜けて、ヤスオさんのライブにて〆。

そして毎回ですが、長時間のVJを勤めてくださっているおるごんさんと和田秋穂さんによるDESCO GRAPHICSの映像もいい湯加減でした。
今回、実はお座敷にスクリーンがあるということが判明して、使う？みたいな話に一度はなったのですが、「屏風に写すのがいいんだよ」とおるごんさんが言っていて、たしかに湯wire的にはそうだよなーと。
しかしお二人とも毎回機材の量が半端ではなく、なんか次からちょっとでも移動の負担を軽くできないかなと思った。

自分のDJは以下のような感じでした。

同録
https://www.mixcloud.com/ushiwaka/191103-湯wire19-蒲田温泉-live-rec/

レコーダーの設定をミスってしまい、盛大に音割れしているのですが、ぐちゃぐちゃな音質のままでさらにエア録りを混ぜてアップしました。お客さんの歓声が宴会感出ています。

ゲストとゲストの間だったので、mamoru kさんの流れを引き継ぎつつ、TAKU INOUEさんまでに場を温められれば、という感じでやらせて頂きました。ハウス～ガラージのエディットもの～ディスコ～な感じ。打ち込みではなくて生音のディスコを結構混ぜてみたり。
かなりアッパー目で大ネタもいっぱいかけちゃったんですが、この日の流れ的にはいけるんじゃないかなーと思ってかけていました。
ただまあ、とにかくイノタクさんにいい感じでお渡しできれば・・・と思ってやってましたが、終わって冷静になって同録を聴いているともうちょっと工夫できたやろ、ということしきりで。まあ毎回ですがこれで良かったのかどうか・・・。
でもお客さんとして遊びに来てくれていた犬重さんととりでさんがいい感じに温めてたね、と言ってくれてとても嬉しかったです。

そんなわけで毎度のごとく次回開催は未定ですが、やるとしたらいろいろと課題もあるので、クリアしなきゃなという気持ちでおります。
自分のDJも次は機会があったら思い切りメロウな感じでやったりしてみたい。