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私が絵を描き始めたきっかけの話

ushiwakaです。今年で高校2年生で、主にTwitterで趣味でお絵描きをしています。

週2投稿で頑張るとか言ってたくせに、初投稿から時間が結構経ってしまいました。

この間(かん)、「絵の視線誘導について」とか「成長日記」とか色々テーマを考えてましたが、まだまだ私は絵描き歴1年のど素人。経歴や技術的な何かを語るにはまだまだ早すぎると感じたので、「今完結していること」を喋ろうと思います。

本題

先に結論を言ってしまうと、絵を描き始めたきっかけは「何か新しいものを始めてみたかった」からです。この考えに辿り着いた明確なきっかけは別にあるのでそこから話します。


小学校を卒業して、自宅に友達を呼んで連日ゲーム三昧だった春休みに、母親から突然こんなことを言われました。

あんたってなんでも全部平均以上できるよねー。

母は「できないものがない」とポジティブに伝えたつもりだったそうなのですが、私にはそれが「突出したものがない」とあまり良くない方向に聞こえました。

私は生まれた時から言語能力や記憶能力が基準を大きく上回っている「ギフテット」と診断され、自分のことを「他のみんなとは違う存在」と勝手に認識していました。しばらくして生まれ持った才能が努力しているみんなに追いつかれてしまった時、私の突出したアイデンティティが全く薄れていたことに気づきました。

なので私は中学校に入ってからは「何か新しい自分の特技を身につけよう」と思い、やったことがなかった剣道部に入部しました。

入学してしばらくして、私は当時別クラスだった異性のことを好きになりました。友達経由でLINEを教えてもらい、自分からチャットを積極的に送っていました。彼女に好意はなかったようですが…

彼女は小学校が同じで、卒業文集など大体の行事で使う絵は彼女が担当してたので、上手なのはもちろん日頃から絵を描くことが好きな子なんだなあと認識していました。

そして彼女に
「絵を見てもらってちょっとでも距離を縮めれたら良いな〜。とりあえずやってみよか
くらいの気持ちで、慣れないネットで「女の子 イラスト」で検索をかけて良さそうなイラストを模写して、何時間も書き直して鉛筆の跡が残ったぐちゃぐちゃのイラストを彼女に見せてみました。

すると、彼女は「え?めちゃくちゃうまいやん!!!」と今までで一番勢いのあるメッセージで私を褒めてくれました。それが本当に嬉しくて、学校から家に帰ってきて絵を模写する生活を半年続けることに。

画材もある程度揃えスランプも経験し、抜け出した頃に今まででも一番上手く描けたと感じた模写が完成しました。その出来に自分で感動して親に絵を描いていることを初めて話しました。この絵を見せて、同時に彼女に告白してみよう!と決意。

翌日、彼女にイラストを見せます。「今までで一番うまい!すっご!!!」といつもよりベタ褒めてもらった後に、「ちょっと話があるんだけど」

しばらく会話が止まって、私は萎縮して「〇〇(彼女)のことは嫌いじゃないよ」と告白(?)か微妙なラインで告白。彼女は告白サインと受け取ってくれたみたいで、「ありがとう、ごめん厳しい」と一言。

私が送ったメッセージには全部反応してくれていましたが、彼女から私に送ってくれたことは一度もなかったので、前からある程度予測してましたが私の初恋は淡く儚いものになってしまいました。

その後いつも通り彼女に絵を見せることも億劫になり、彼女とは話さなくなりました。絵を見せる人がいなくなり絵を描く理由がなくなったので、そこからぱったりと絵を描くことがなくなりました。剣道部も退部し、一度自分について考える期間を作ることに。

中学入学して初めて年越しをした頃、去年の自分を振り返ってみることにしました。
新しい自分の特技を身につけようと決めていたので、剣道の他にもあやとり、謎解き、将棋、オセロ…

色々手当たり次第に始めてみましたが、途中で半端に終わってしまったものばかり。手当たり次第やったものは全て楽しいと感じたのは最初だけで、次第に楽しくなくなってしまいました。

では、とりあえずやってみて楽しかったものは何だろう?と考えてみると、その中からあの子の興味を引くためだけに始めた絵を描くことだけが残りました。しかも、私は彼女に振られて見せる人がいなくなり絵を描かなくなっても、絵を描きたい情熱は冷めやらぬままでした。

それは絵を描く目的が「彼女に見せるため」だったのが、だんだんと「自分が描いてて楽しいため」になっていたからだと気づいたからでした。

というわけで絵を描き始めたきっかけはこんな感じです。

それから私は母のアカウントを借りてインスタグラムに絵を投稿することになるのですが、区切りもいいのでその話は今度しようと思います。

↓↓告白の時に見せた絵

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