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鈴木会長には91歳でも、勉強してほしかった

自動車メーカーのスズキの鈴木修会長(91)が会長を退くそうである。そして、この退任に関して、少し気になる記事があった。それは、日経新聞が伝えていた内容で、鈴木会長が

「電動化の時代、モーターや電池など新たな技術が皆目分からなくなった。90歳を超えて新たな勉強は今更できない」

と話していたと伝えていることである。

6月に報道されていたようであるが、ぼくは、上記の記事で初めて知った。

この記事について、ぼくは気になった。というか、残念に思った。

ぼくは単純に、鈴木会長のようなカリスマ経営者であれば、90歳を超えても、新しい知識を貪欲に追い求めてほしい、そう思ったのだ。

確かに、新しいことを勉強するのは、歳を取れば取るほど大変だとは思う。でも、今は人生100年時代。あの剛腕の鈴木会長が「新たな勉強は今更できない」とうコメントをするのは、すごく残念なのだ。

もちろん自分は90歳になったこともないし、これほど頑張ってきた経営者に対して「さらに頑張れ」というのは、厳しすぎる意見なのかもしれないけど、鈴木会長ほどの人であれば、他の高齢者の見本となるためにも、「90歳を超えたけど、人の何倍も勉強してEVの技術は完璧にマスターした」といってほしかった。

もしくは、鈴木会長くらいの人だから、別に勉強すべきことがたくさんあって、「EVに構っていられない」ということかもしれない。それならば仕方ない。その別の知識をつけていただき、引き続き世の中の役に立てて欲しい。

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