定番アニメと言えばやっぱり「サザエさん」。「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」を挙げる人も多いだろうが、サザエさんは別格。「んがんん」を聞けば「ああ、また一週間が始まる」となるのは、もはや日本人のＮＤＡに組み込まれている。（ただし昭和世代限定）

現在は「じゃんけんぽん」に変わっているが、子供が真似をして食べものをのどに詰まらせないように・・・といった配慮からであろう。

（注）ガンダムシリーズやワンピース、最近だと鬼滅の刃などもあるけど、これらは「定番」というよりは「人気作品」「ヒット作品」の部類になるので今回は候補から外しました。

では「アメリカの定番アニメ」といえば？「トムとジェリー」「チキチキマシン猛レース（原題 Wacky Races）」など いろいろあるけど、webmasterは以下の２作品をノミネートしたい。

「the simpsons」

ブラックユーモア満載で、オープニングアニメも毎回のように変わるので見ていて飽きない。子供向けではないが、「サウスパーク」ほど「下品」ではないので家族で楽しめる・・・と思う。
別名は「黄色い人」。サントリーのCMにも使われたことがあるので、知っている人も多いのでは？

「king of the hill」

テキサスの親父4人の日常生活を描くアニメ。事件なんかはほとんど起きない。ホントに何も起きない。あったとしてもご近所トラブル程度。でも風刺が効いていて、アメリカ南部の生活が仮想体験できる秀作。ステレオタイプだが、これぞまさしく「保守的で、共和党を支持する平均的テキサス人家族の日常」といえる。

4人組の1人・ブームハウアー（左端の金髪男）の台詞は早口で南部なまりが激しく、ネイティブのアメリカ人でも何をいっているのかわからないらしい。「テキサスあるある」を狙った製作者サイドの演出と思われる。日本でもCATVなんかで放送されていたが・・・知っている人は少ないだろうなぁ。おもしろいのに。

(1:30～)(4:50～) (6:15～) (7:10～) あたりで、ブームハウアーの台詞が聞けます。何を言っているのかさっぱりわかりません。

ザ・シンプソンズは主人公のホーマーが原発勤務で「原発から垂れ流された放射性廃棄物が環境破壊を引き起こしている」といったメッセージ（皮肉？）が根底にあるので、今の日本の地上波ではおそらくスポンサーがつかない。キング・オブ・ザ・ヒルは人畜無題だけど、視聴率が見込めそうにないからなぁ・・・