逆噴射的裏話。

先月チマチマ書いてエントリーしたエピソードが、素人なりに書いてて楽しかったので裏話とか。
ちなみに逆噴射文体とかメキシコ的な世界観など全くわかってないってのをお断りしておく。

◼️ON YOUR MARK
1本目。
限られた分量でツカまなきゃいけない→緊迫感のある出だしにしよう→それなら追われてる状況だ…ってな感じ。
追われてる理由を謎にしておけば、そこを説明する手間が省ける。
でも、ただ逃げてるだけじゃ散漫になるのでヒントと言うカタチでその後のストーリーに1本スジを通す。
タイトルはもちろん陸上のスターティングの掛け声だけど、MARKの部分をヒントの文字にかけてもみた。あと「何故追われてるのかわからない」状況で「位置について〜」と言われる意地の悪さってのもある。

◼️〈古塔の魔術師〉
2本目。
拙者、“ヒロイックファンタジーで冒険の準備の為に細々した道具を並べて確認してるシーンが大好き”侍。もしくは“気心の知れた相棒と皮肉っぽい軽口を叩くシーンが大好き”左衛門。まぁファファグレ。
「悪い魔術師が篭るところ=地下迷宮」って世代なので、捻って塔にしたけど捻りが捻りとして成立してるか不明。
あと書いててコレ系の「冒頭で止める」文章ってオイラの中で、富士見ファンタジアのファンタジーファイルシリーズの影響がデカい事に気付いた。

◼️大豪寺勉の孤独な戦い
3本目。
緊迫感溢れるヤツ再び。メキシコの荒野とか真の男がどうとか全く気にせず、とにかく馬鹿馬鹿しいお話を書きたかった。
実際にバイト先まで住宅街を2キロ歩いて通ってるので、その経験も含めて。
銃や血が出なくとも男の戦いは書けるのです。…ウンコは出るけどな。

◼️ふんどし問答
4本目。
ちゃんとしたお笑いとしてオリジナルの落語とか小噺がやりたかったが、冒頭400字だけだとギャグとして成立しないor企画が成立しない。
苦肉の策として「存在しない落語のマクラ」の部分のみで1本。
実際のマクラは本編絡めたうえに「その時の客席の雰囲気」「季節」「時事ネタ」「会の特徴」etc…毎回毎回変わったりするのでコレだけ抜き出すのは本来ナシなんでしょうけど。

◼️〈黒い砂漠の地下迷宮〉
5本目。
超反則技のゲームブック。
「冒頭だけ読んで続きを読みたくさせる」ってレギュレーションとしてはアリなんだろうけど、そもそもお話として成立してない。

◼️石の壁の向こうから
6本目。
一応ミステリー…のつもりで始めたんだけど。
「ミステリ百科事典」で“他殺に見せかけた自殺”とか“致命傷を負わせた相手にあらかじめ暗示をかけておいて移動させる”みたいな「なんじゃそりゃ!」な密室トリックの解説を読んで、それなら絶対に出入りできない状況でやってやれ…と。
ただでさえ出入りするのに手間のかかる状況で、更に手間のかかる殺し方をしてみたら軽くホラーの雰囲気になってしまった。

◼️日記帳
7本目。
せっかくならちゃんとホラー…とゆーか何かキモチワルイ話。
全く意味のわからない単語を自分の身近な人が使ってる気持ち悪さ。
そして最後にその言葉が自分に関係あるのか?…って気持ち悪さ。
とにかく何か気持ちが悪い感じを出したかった。

#逆噴射アフター

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北浜勇介

逆噴射のアレコレ

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