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【無料コラム】年金の基礎と問題点 ~老後への準備として~

こんにちは。千葉(@michiya1004)です。

今日も無料コラムです。


今日は少し趣向を変えて
【年金について】
簡単にまとめたいと思います。


知ってる内容も多いかもしれませんが、興味ある方はご覧くださいね(*^^*)


1、年金とは

「年金」は誰でも聞いたことがあると思います。

ネットで検索すれば
基礎年金ともいわれ、国民皆年金制度により、20歳以上60歳未満の人は、すべて加入しなければならない公的年金のこと。
一定額の保険料を納めることにより、老齢、障害、死亡によって、その人や家族の生活が脅かされないように保障する社会保障制度の一つ。

と書かれています。


国民が安心して生活するための社会保障のひとつですよね。

ほとんどの人は給料などから毎月支払っていると思います。

そして、多くの人は「老後のため」と思っているはず。


簡単に言えば
「老後のための積み立て金」
と考えて支払っているではないでしょうか。


しかし、実際は大きく異なります!


重要なポイントは
①賦課(ふか)方式
②受け取り年齢
だと思うので下記にまとめていきますね。



①賦課(ふか)方式
まずは年金は積み立て方式ではなくて賦課(ふか)方式です。


年金を毎月払ってますが、自分の将来のため積み立てしてる訳ではありません。
リアルタイムに今の受給者のために支払ってます。


年金を支払ってる人は、今のおじいちゃんに年金としてお金を渡してるイメージです。


自分が受給者になった時には、その時の若い世代からリアルタイムで年金として支えてもらう方式ですね。


こちらのページは年金の基本が分かりやすいですね。


積み立てじゃないので要注意です。


賦課(ふか)方式はインフレに強いというメリットもありますが、日本は少子高齢化へと進むので、賦課方式だと現役世代が少なくなり年金として支えきれないデメリットが出てくるかもしれません。



②受け取り年齢
もうひとつ重要なのは受け取る年齢についてです。

今通常であれば年金は65歳からの受け取りになります。

しかし、希望により受け取り年齢を繰り上げたり、繰り下げたりも出来るようになっています。


年齢を早くもらうようにすれば最短で60歳から受け取れて、年齢を伸ばせば70歳から受け取れるようにできます。


早くもらえばその分受け取り額は減ります。
遅くもらえばその分受け取り額は増えます。


それぞれの生活に合わせて選択することができるようになっています。

平均寿命を考えれば、どちらが良いとは言えません。
強いて言えば女性は長生きする傾向があるので、受け取り年齢は伸ばしてもいいかなーくらいです。



2、今の年金の現状

そして今の年金の現状。

これが重要となります。

年金は少子高齢化によって結構厳しい状況です。

だからこそ昨年、麻生大臣が年金2000万円問題として発言して日本中が大慌てしましたよね。


少子高齢化によって年金の基礎システムはかなり厳しい状況となっています。

それは政府も分かっているので、年金は余ったお金で運用してお金を増やそうとしてます。

年金が足りない時に補うためですね。


その機関のことを
GPIF (年金積立金管理運用独立行政法人)
といいます。

GPIFとは

このGPIFは国債や株で年金を増やそうとしているんですね。



しかし、今年に入ってからの世界中の株価大暴落で大赤字を出してます。
およそ17兆~20兆の赤字と言われていますね。

その後株価回復とともに12兆円の黒字を出しました。


このようにGPIFは世界中の株価の影響を大きく受けて運用をしています。

もし、今後株価が暴落すれば年金の運用は赤字になるし、逆に株価が暴騰すれば黒字になるはずです。

しかし、このGPIFの運用を考慮してもいつかは年金の資本は足りなくなると予想されています。


なので、良く言われているのが今後の年金は
①支払う金額を上げる
②受け取る金額を少なくする
③受け取る年齢を上げる
が実行されると言われてきました。



そうすることで、年金としてのシステムは残していくことになると予想されています。


そして、最近こんなニュースが流れました。

年金受け取り75歳から


もちろん受け取る年齢は選択できるので、全員が75歳からではないのですが、このように徐々に受け取る年齢を上げていくことは予想されています。


そうしないと年金がもたないので。

今の時点ですでに年金は厳しい財政状況なのは知っておくと良いですね。


おそらく今後はさらに切り詰めていくことが予想されます。
少子高齢化は止まらないので。
根本的解決はすでに不可能なレベルとなっています。


まとめると、
1、少子高齢化により賦課(ふか)方式に限界が来てる
2、昨年からすでに年金の財政は厳しい
3、将来的には年金の財政は厳しい
です。


3、そういった背景で千葉としては

ただでさえ、10年後の予想もつかないのに30年後や40年後に生活できるくらいの年金をもらえるとは思わないほうが良いと千葉は思います。

国に頼らない生活の基盤は今のうちから作っておくのが良いはずです。

これもまたリスク分散のひとつ。


年金をもらわなくても良くなるように、
本業で成果を出す
資格を身につける
若いうちに一財産作る
自己投資する
副業を始める
投資や運用をする
などなど

自分でできる範囲で検討し、行動すると良いと思います。

何が正解か答えはありませんが、行動できるうちに行動しておくのが基本的にはオススメですよ(^.^)


それでは、今日はここまでにしておきます。

千葉道哉


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