ストリートファイター5の思い出


一番大好きなミカちゃんの絵


~まえがき~

僕の一番古い記憶は多分きっと4歳位の頃、ディズニーランドに向かう飛行機の中。
トイレに行きたくなって、飛行機のトイレでおしっこをしたのだけど「ひどくゆれてやりずらいなぁ」と思ったことを覚えている。
トイレから戻ると父に「ひとりでちゃんとできたか?」と言われて「うん」と答えた。

その次は幼稚園に入る前。同居していたおばあちゃんにゲームで遊んでもらっていて、そのゲームがスト2だった。
内容は「おばあちゃんのザンギエフに勝てなくて癇癪を起こして大泣きした」という内容。
敗北の印象が強烈過ぎて自分がどのキャラを使っていたかなどは覚えていない。
とにかく、幼いことから格闘ゲームに触れてきたのだ。

ストリートファイター5を初めた頃

3rdのまことの恐ろしい一発逆転力をまとめた動画の虜になっていた僕は、スト4にまことが登場したときから格闘ゲームをぼちぼち遊ぶようになっていた。

その流れで確かスト5も発売日に購入したのだが、発売から半年もしない頃に人生で良くないことが起きて、すべてを投げ出して地元から東京に引越をしたりしていた。
その時にほぼ全ての趣味をやめてしまったので、僕のスト5人生はここで終わった。

それからなんやかんや働いて生き延びていた僕は、好きなゲーム実況者の方が初心者向けにイベントを開催しているのを見かけたのだった。
内容は「みんなで道場に入って格ゲーの面白さを知ろう!」みたいなものだったと思ってる。

心のどこかでもう一度格ゲーを始めるきっかけを探していた僕は速攻で飛びついた。
しばらくの後、チーム対抗戦が開催された。
勇気を出して参加してみたが、試合になると緊張で両手がガタガタ震えていた。
このままじゃ操作が出来ないんじゃないかと思ったが、なぜだか操作はスムーズに行えて、何試合か勝って、その後に負けた。
この体験は強烈で、緊張と歓喜が全身を満たしていく満足感が僕をスト5にのめり込ませたと思う。

楽しいランクマッチ

スト5は最初から最後まで苦しみもあったけどずっとランクマは楽しかった。
対戦自体を楽しめるのは僕の数少ない格ゲーアドバンテージであったと思う。
勝てなかったり、ポイントが下がって悔しい思いもしたけどコンボがキマったり、考えていた連携が出来たことに刹那的に一喜一憂して、気がついたらこのゲームを1500時間以上やってしまっていた。

しかし、思えばスト4をやっていた頃はめちゃくちゃ癇癪を起こしていた。
恥ずかしながら、アケコン2台、PS3 1台、 ドア 1枚の破壊実績がある。

今思えばあの頃は「人生上手く行ってない感」に襲われて余裕がなかった。
格闘ゲームを憂さ晴らしでやってもあまり良くないのかもな、と今は思う。
それと「自分はちゃんとやっているのに相手は適当にプレイしている」という妄想に囚われるのも良くない。ただ、苛つきを助長させるだけだと思う。
そもそも、たいがい自分もちゃんとやっていない。

ルーキー ~ プラチナ帯の頃

覚えてない。もうほんとに覚えてない。
格ゲーを割と長くやって、このnoteを書いて一番思うのは、プレイした感想をしっかり記録したほうが良いと思った。
自分も楽しいし、誰かの役に立つかもしれないのに…

プラチナ ~ ダイアモンド帯の頃

このあたりからランクアップに苦労しだした。
しかし、僕の努力の方向は変で、行き詰まるたびにモニタを変えたり、PCに移行したり、レバーレスにしたりすることでなんとなくランクアップしていった。
※多分新しい環境になってモチベが上がって試合数が増えて上達したんだと思ってるけど結局のところ謎

マスター  ~ グラマス帯の頃

出来ないことの解消や新しい連携の習得など、基本的に自己研鑽で乗り切った。
一番嬉しかったのは「前ステを止めれるようになった」ことと、「差し替えしが出来るようになった」こと。
この2つの技術は、格ゲーを初めた当初に一部の上手い人が出来る技術で、自分には関係ないと思っていものだったので特に嬉しかった。

一番驚いているのは自分だけど、なんかやってみたら出来たのだ。
これは僕が特別反応速度が優れているとかじゃないと思う。
PC環境に移行したことも大いに影響していると思われるが、なんでも無理だと思わずにチャレンジしてみることが一番大事だなと、身をもって実感できた。

余生

グラマス到達後はランクマッチはお休みして、なにか格ゲー界に貢献するようなことがしたいなと思っていた。

正直自分がどうやって強くなったかもわからない人間が、人にがっつり格ゲーを教えることはあまり良くない気がして、動画をいっぱい作ることにした。
自分も格ゲーの動画きっかけでゲームを初めた口なので、目に止まって、興味を持ってもらえたら嬉しい。

~あとがき~

約2年半のスト5人生。総評すっごく楽しかった!
格闘ゲームがきっかけで知り合えた方々が何人もいて、苦楽をともにした仲間のように思えて日々励みになっています。

それでは、ストリートファイター6でまたお会いしましょう!
 
おやすみなさい。




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